なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

第7回京都・観光文化検定試験合否結果+テレビ・デビュー(o^^o)

2011-01-30 16:58:46 | 京都検定
京都・観光文化検定試験―公式テキストブック
京都商工会議所
淡交社

 昨年12月12日に第7回京都・観光文化検定試験2級を受験したのであるが、今月26日に合否結果のお葉書が我が家に届きました。

 出題数100問を四択のマークシート方式で回答していき、70%以上が正解なら「合格」なのだ。

 てことは30問も間違ってもOKなのである。京都検定をなめきっていたオイラは、まったく勉強することなく試験に臨んだのであった。

                    ○

 受験者数1890名  合格者数1193名  合格率63.1%

 平均点は72.9点で、オイラは堂々の62点であった。

 試験結果「合格まであと8点です」とお葉書に記載されておった。1点、2点の差で不合格なら忸怩たる思いがジクジクと湧いてくるのであろうが、8点差もあるので「受験をしたあの時の手応え的には想定の範囲内」であるな、と。逆に、しっかり受験対策すりゃ合格射程圏内ではあるまいか、と冷静に思うのである。

 今年の末は「時間はあるがお金がない」という状況がすんごく未来予想されるので、次回も(当ブログのネタ捻出のために)受験するかは未定であります。


 ここからの文章は当ブログの主旨から逸脱してしまうので、内心忸怩たる思いがジクジクと湧いているのであるが、今回だけということで読者諸君お許しあれ。(^^ゞ


  本日、地元大阪で第30回記念大阪国際女子マラソンが開催された。

 過去数回沿道での応援に馳せ参じているオイラであったが、なぜかしらテレビ中継の際、オイラが立っているところでCMになったり、カメラのフレームからはずれていたりして残念無念な結果に甘んじていたのであったが、本日堂々のテレビ・デビュー(フジテレビ系列全国ネット)を果たすことができたのだ!\(^_^)/

 走ってくるランナーを写真に撮るのは難しいです~。(家に帰ってからコンデジの取説を読むと「連写機能」ってのがちゃんとあったんだが、それに気付くのが時すでに遅し、なのであった)

 日本を代表するトップ・ランナーたちを数メートルの間近に見れるなんて、嗚呼なんて幸福なこと哉。

 今日は晴れてはいたものの、風が強く、時には小雪が舞うほどの寒さ。そんな悪いコンディションをはね除けての赤羽有紀子選手、フルマラソン初優勝おめでとうございます。他の選手のみなさんもお疲れさまでございました。

 風さえなければもっと早いタイムでゴールができたでしょう。残念です。赤羽選手、次回はロンドンでお会いましょうね(笑)。\(^_^)/


『美女と竹林』 森見登美彦

2011-01-25 06:02:30 | 
美女と竹林 (光文社文庫)
森見 登美彦
光文社

 先週風邪を引いたときにヌクヌクのお布団の中で読み始めた一冊。読破しました。

                    ○

 二〇〇六年、晩夏の夕暮れ。「これからは竹林の時代であるな!」登美彦氏は呟いた。

 職場の先輩・鍵屋さんの実家が所有する洛西、桂の荒れた竹林の手入れを取っ掛かりに、竹林成金への道を一歩踏み出した登美彦氏。ゆくゆくはMBC(モリミ・バンブー・カンパニー)のカリスマ経営者としてTIME誌の表紙を飾り、自家用セグウェイで琵琶湖一周視察し、たまには小説も書く社長という華麗なる転身を妄想する。

 この本は、そんな登美彦氏の竹林伐採に悪戦苦闘するぐたぐたな日々を描いた虚々実々の記録集でありました。

                    ○

 森見ワールドの生みの親とも噂される明石氏の活躍。新キャラ(?)締切次郎登場。桂駅の阪急蕎麦。美女と竹林の等価交換関係。机上の竹林リグニン、おそるべし! 

 これらの言葉が気になる方はご一読を。

諸君、竹林の夜明けぜよ!

                    ○

↓ 2010年1月24日 嵐山にて


第8回深草文化交流 in つじあやの+藤森神社(ふじのもりじんじゃ)

2011-01-16 08:18:39 | 音楽

 奈良県生駒市在住の○土也さん、いつも見て下さってありがとうございます。(>_<)

                    ○

 最近とある情報筋から、このブログに一部熱狂的なフォロアーがいると聞いた(笑)。ならばネタ投入をしなくてはと、サービス精神が横溢しているオイラは夜勤明けの疲れた眠い身体を引きずって、伏見区深草で行われた文化交流のイベントに行ってきましたよ。

 「新年の午後、「わがまち深草」の興味深いお話と、優雅で軽やかな音楽に耳を傾けてみませんか」というコンセプトで毎年行われているイベントのようです。今年はつじあやのさんがライブをするというし、入場無料だというし、先着200名には竹炭グッズまたはエコバッグをプレゼントだというし、で行ってみたのでした。

                    ○

13:20 深草総合庁舎へ到着。

 1階のエレベーター前で町内の婦人会と思しきシルバーな団体に囲まれた。オイラ的には「かなり場違いなところへ来てしまった……(泣)」感が非常に高まったのであるが、ここまで来ちまったらもう引き返せない。一緒にエレベーターに乗り4階の会場へと向かった。

 会場である会議室前のフロアーでプレゼントの引換券とプログラムをもらい、いざ会場内へ。13:00から開場されてたのでキャパ250人ぐらい(?)の座席の3分の2が人で埋まっていた(13:30過ぎには満員御礼状態)。シルバー世代の比率が圧倒的に多かったが、老若男女ほぼすべての世代がいたのでナウなヤングのオイラも一安心。中央よりやや後方に陣取り眠ることにする。

 13:30 深草ふれあい事業実行委員会会長の開会挨拶があり、深草在住で京都SKY観光ガイド協会所属の伊藤英夫さんによる第一部の講演が始まった。演題は「知れば知るほど面白い! ぐるり深草歴史探訪」で、深草の気候風土、歴史、伏見稲荷と藤森神社、深草と天皇家との関わりなどのお話でした。

 かなり地元密着型のお話で、「○○何丁目のとこの~」「○○橋は~」「~が今は○○小学校になってまして~」なんて言われても、土地勘のない門外漢のオイラはさっぱり分からなかったよ~。隣に座ってたご婦人方は「あそこは昔そうやったんやー」と感心して頷いておられました。この場は「深草の、深草による、深草のためのイベント」であったと痛感(T_T)。

 休憩10分をはさんで15:05から第二部、つじあやのさんのウクレレ弾き語りライブになりました。

                    ○

深草総合庁舎4階会議室

2011年1月15日(土)

1.クローバー
2.結婚しようよ
3.お世話になりました
4.丘を越えて
5.風になる
6.陽のあたる教室

                    ○

 シルバー世代が過半数を占める客層を事前にリサーチして、セットリストの半分をオールディーズなカバー曲にしておりましたな。つじさんにとっては自分のことを知らない人たちにも歌わねばならないキンチョー感漂うアウエーな場所だったのでありましょうが、「丘を越えて」では客に合唱させて手拍子を打たさせるという匠の技が披露されました。(笑)

 斜め前に座ってた、近所からちょっと寄せてもらいました的いでたちの、つじあやのというよりも演歌が似合いそうなオッチャン。後ろから見ていると、歌の最中、身体をコクリコクリさせていたので船漕いで寝てるんやろなと思っていた。最後つじさんが「みなさん、今日はありがとうございました」と言ったら、ものすごく律儀な感じでお辞儀をされていたので、オッチャンはオッチャンなりにノリノリだったのかな? 失礼しました。(^^ゞ

 自身が通っていた深草にある龍谷大学の想い出を綴った歌「陽のあたる教室」で終演。あっという間の30分でありました。

                    ○

 15:35 伏見区役所深草支所担当区長の岡田秀人さんの閉会挨拶をもって、本日の文化交流イベントは終わりました。

                    ○

 公演とライブのほかにも、4階フロアーでは「NPO法人京都深草ふれあい隊 竹と緑」の竹行灯や竹炭アートなどの展示と、深草管内の小中学校生徒による絵画作品展があり、1階では「深草まちかどアルバム~よみがえれ「まち」の記憶」と題された深草に関する古写真展が催されておりましたな。

 オイラはレアな(?)エコバッグをゲットしたぞ。

                    ○

 深草合同庁舎から歩いて5分ぐらい南下したところに藤森神社(ふじのもりじんじゃ)があるので行ってみました。文化交流第一部の伊藤さんの解説によると「その歴史は半端じゃない、なんと1800年の歴史あり。ご祭神が12柱も!」なのである。

 この神社へ来るのは2回目。町中にひっそりとある神社ではあるものの、競馬関係者の中では超有名な神社で、武豊さんをはじめとする超一流ジョッキーから知人のトボケた馬主さんまでもが参拝しているのだ。

 もう眠すぎなので、すぐさま大阪へ帰りました。。。。タタタッ。ヘ(;・・)ノ


御室の切り通し→源光庵→今宮神社

2011-01-10 17:34:20 | 社寺

 奈良市登美ヶ丘在住のお喋り男こと木黄○さん、いつも応援ありがとうございます。(+_+)          

                    ○

 京都府南部の天気予報は「くもり」だったはずなのですが、現地に着くと雪がパラパラと降っていたのです。車窓から見える京都の街は、昨夜から降っている雪のせいで、屋根、駐車中の車、空き地、公園等に積雪が見えました。JR京都駅から山陰本線に乗り換えたオイラは、下車する花園駅まで黒髪の乙女と合い席なのでありました。

 07:31 花園駅下車。

↓ 左側に雪化粧の双ヶ丘(ならびがおか)を見ながら緩やかな坂道を北上したのです。

 途中、住宅街の公園の中に「オムロン発祥の地」と刻まれた記念碑がありました。更に北に上リますと仁和寺(にんなじ)とのドンツキにあたります。

 仁和寺の裏手に回ってみます。四国八十八ヶ所巡りができない人のために、現地の砂を埋めたお堂を巡る御室八十八ヶ所霊場がありました。

 山道を3キロ程度歩いて御利益が得られるというのは、なんと魅力的なことでありましょうか。ですがオイラの今回の目的は、その更に奥に位置する御室(おむろ)の切り通しと呼ばれる道なのでした。

怖いこわい京都 (新潮文庫)
入江 敦彦
新潮社

【知名度は低いけれど、どうやらそこがホンモノらしいことは霊感ゼロの私ですら信じられる道だ】【人を不安にさせる道……】【ここを歩けば誰もが、あなたを追い抜いてゆく”気配”を感じるはずだ】 と入江さんの本に書かれているのです。

↓ 写真では分かりづらいですが本格的に雪が降ってきました。「くもり」の天気予報を信じたため、雨具を持っていません。歩いていると上着に雪が積もってゆくのでした。

↓ 左の道を行くよりも、右の石段を登る方が短距離で行けるのです。

↓ 石段を登り詰めると宇多天皇陵へと続く階段があるのですが、今度は左のアスファルト道を登ってゆきます。

 8:20 ようやく問題の道に到着したのでした。

 今朝は枯れた木々に雪化粧が施されていてとても美しく、目を奪われ、そんな”気配”などという薄気味の悪さは微塵も感じられなかったのでありました。それに、まったく交通量がないとは言えず、車、バイク、徒歩の老人、ママチャリで坂道を疾走する強者の中学生とすれ違いました。

 切り通しの中間辺りが今回のコースのピークで標高190メートルなのです。年末年始に2キロ太った鈍った身体の試運転には手頃なトレッキング・ルートなのでありました。

 あとは道を下るだけです。5分も歩くと灰谷という住宅街に出ました。

↓ 月極駐車場に「リストラ」さん?

 灰谷の町をを抜けると、また左右に山があるだけの一本道をひたすらを直進しました。紙屋川にかかる小さな橋を渡ると東海自然歩道の案内板があります。右の玄琢(げんたく)方面へ進みます。

 しばらく行くとY字路に来ました。

 左の坂道は傾斜25%以上あったような気がします。

 この坂を登り切ったら鷹峯(たかがみね)の町に出ました。

 9:00 源光庵へ行きました。(拝観時間9:00~17:00 拝観料400円)

↓ 悟りの窓(左)と迷いの窓(右)

 昨年、紅葉中継された『報道ステーション』での宇賀なつみアナウンサーの説明によりますと、悟りの窓の角のない丸い形は大宇宙を表し、清らかで偏見のない悟りの境地を表しており、迷いの窓の四つの角は、「生きること」「老いること」「病むこと」「死ぬこと」という、人の一生のうち避けることのできない四つの苦しみを表しているそうです。

「みなさんにはどう見えますか?」

「頭の上には戦国時代、伏見城で切腹した400人近い侍の血の跡がくっきり残っている血天井があるんです」

 すでに伏見城の戦いから400年以上経過しているで、血天井に生々しさはまったくありません。何も知らされていなかったら、雨漏りの染みにしか見えないのでした。探せば足跡が残っているそうなのですが、わかりませんでした。

 ひと月半で紅葉の庭から雪の庭になっていたのです。

 30分間、源光庵でまったりした後、今宮神社へ向かったのです。

 もう京都の街中なので歩いていても面白みがありません。すると御土居の遺構が住宅街の中にありました。

 9:45 今宮神社、到着。(『けいおん!』7話で主人公たちが初詣に来た場所なのです)

 10:07 北大路ビブレ、到着で本日のトレッキングはお終いであります。

                    ○

↓ 出町橋西詰から見た大文字山方面 11:20頃

                    ○

 京阪電車・出町柳駅から京橋駅までの特急車内で、またもや黒髪の乙女と合い席になったのです。今日は寺と神社をはしごしているので、仏と神の御利益により美人が寄ってきても仕方がないのでした。

                    ○

 今回の歩行距離=13.4キロメートル


Live to sing

2011-01-02 08:46:35 | 音楽

 みなさん、あけおめ!(←関西では微妙なニュアンスが含まれているので、口頭で言う場合には相手の性別、趣味、嗜好を把握していないといけませんので要注意ですぞ)

 ことよろ! 

                    ○

 去年の大晦日、紅白歌合戦の桑田佳祐さんを視ながらパンを食べてたら、口の中でヤバい、ヤバい、ヤバいんでないかい? という雰囲気が漂いだして、あれよあれよという間に差し歯がポロリと抜けちゃったのであります。\(^_^)/ お正月早々開業している歯科が近所にあるはずもなく、歯抜けのまま元旦を迎えました関係上、気分はそのままブルーになってしまい、お正月一発目にと画策していた京都某所への凸レポはキャンセルさせていただきました。

 で、代わりにお正月更新の第一発目はまたもや音楽ネタ。今回は明るい曲調でいきたいと思います。

                    ○

Live to Sing
SANISAI,有賀啓雄
Aer-born

 京都在住の3人組コーラスポップユニット、SANISAIです。オイラは3年ぐらい前に『谷夜』のPV紹介コーナーで知りました。

 ♪立ち止まることなく

  胸張って生きる人生を

  Live to sing, Sing to live

  プライベート・ビデオ風に撮られたPVの京都の風景を見ていると、またぶらりと鴨川あたりへ行きたくなってしまいます。

 ♪笑われても 馬鹿にされたとしても

  自分に誇れる人であれ

  教えてくれた 父や母や友達そして

  愛するあなたへ

                    ○

 ここからは一般論(SANISAIとは一切関係なしです\(^_^)/)。

 我が道を行くMy way的な生き方も良いのですが……常識的な部分を持ち合わせていないと、この世知辛い世の中、すぐさま変人・阿呆のカテゴリーに入れられてしまいますよ。

 そんな生き方の人が身近にいたら迷惑この上ないですよ、ホンマに。もうちょっとは周囲に興味を持て! 気をつかえ! 自分本位で行動すんな! 他人に対する迷惑を考えろ! と私は声を大にして言いたい、のでありました。

 あゝ、すっきりした。\(^_^)/

 去年はそんな人たちに振り回された1年だったので、さて今年はどうだろう……? もう考えないことにします。 (((((((・・;)サササッ