㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

第23回、山吹天伯峡ほたる祭り3.

2012年06月23日 | 日記








子供達が頑張って練習をしてきた龍神の舞が披露されました。



グレーの親龍と、子供達が操る朱色の子龍が月を見立てた金色の珠を探し追いかける。



大人でも長時間龍を操るのは体力的にきつい様子で、子供達は真剣な面持ちで頑張って舞いました。



龍ノ口地区は子供達の数が少なく、5年生はお兄ちゃん1人だけで、2年生も次男坊の1人だけ。
有無を言わさず参加して頑張るしか交換要員さえ居ない実情だった様です。



そこに今回、中学生の野球の大会が重なり、何人か参加出来なく成った様子で、次男坊は一番身長が低い中で
力強く棒を振り回し、人一倍短い足で遅れまいとバタバタ飛んで回って付いて行って居ました。



実は次男坊、昨夜の練習で失敗をしてきたらしく、自信が無いし怒られるから今日は行きたくないと
朝から神妙な面持ちで居たのです。私とじっくり話し合い、頑張らなくても良いから楽しんで来ようよ!
怒られたらご免なさいって言いながら、僕は小さいしスピードに付いて行けんし、こんな時はどうするのか分からんって
自分が迷っていること、不安に思っていることをちゃんと口に出して話して見ようよっとアドバイス。
何とか説得に応じ、楽しんで来るねっと言いながらも、出番直前まで心配そうにしてました。



そんな中で年齢も身長も、一番小さな参加者として共演している様は誇らしげで感動を与えてくれました。



出演後、あそこでちょっと失敗したとか気にしている様子では有りましたが、私の率直な感想を聞くと
嬉しそうな自慢気な態度に変わって居ました。



お兄ちゃんは、龍がくぐるときに一番動きが集中する部署を任されて居たようで、途中から限界に近く成ったとか
爆竹が足に当たって痛かったとか、余裕さえ感じさせる話しぶりでした。



来年にはお兄ちゃんが最上級生1人だけと成ります。龍頭か月を持つのかのどちらかをしなくては成らなく成ります。
重いし重要な役割を今から分かって居る様で、たくましさを感じさせてくれました。



子供達2人ともに真剣に悩み、責任を感じ、達成感を味わうと言うとても良い経験が出来た事と思います。
こうして少しずつ色んな経験が自信につながり、段々と大人に近付いて行くんだなぁ~っと成長を感じさせてもらいました。


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