NEVER TOO LATE

この年齢になって、チェロを始めた、、、、、

ホルトの木 永眠

2013年07月19日 | チェロ
 物心ついた時にはこの姿でいたからはたして樹齢何年やら。
変わった名前の木ですがポルトガルから来た木という意味らしい。
それがこの春先から葉が枯れ始めついに植木屋さんから臨終を宣言された。
そして昨日伐採となった次第。

 さて、続きです。
いよてつ高島屋9階 ローズホールで開かれた演奏会は
長原幸太(ヴァイオリン)、
佐久間聡一(ヴァイオリン)
鈴木康浩(ヴィオラ)
と山本裕康(チェロ)
というメンバー
プログラムを見て
チェロ以外さして興味のない小生は不覚にも大したことはあるまいと思っていたのですが
大したものでした。
皆さん今をときめくトップランナーと言える方々だったのです。
それを山本さんが見事な手綱さばきでまとめてしまった。

 曲は
モーツアルト:アイネクライネ
ハイドン:ひばり
ドヴォルザーク:アメリカ
なんか、もう聴き飽きたような曲ばかりでわざわざ行くまでもないかと思ったりしていました。
しかし
山本さんいわく
「名曲はやはり名曲であるわけで演奏者にとっては天敵でもある」と。
また
「1年間このメンバーで合宿しても到底完璧には弾けないが、
いきなり初めてやっても大差ない演奏になる」
とまたまた禅問答のような解説をされたとおり
やっぱり名曲は名曲だと再認識しました。
それにしても彼ら、丁々発止、実に楽しそうでまさに音楽がそこにありました。

ちなみに
アンコールは
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
ルロイ・アンダーソン:プリンク・プランク・プルンク



551蓬莱?

2013年07月18日 | チェロ
 厳しい暑さの中
葉焼けしてもなおみずみずしいきゅうりが
実をつけてくれています。
 
 さて、このところ大阪へ行く機会が増えているのですが、
蓬莱の豚まんはお土産に最適。
で、この551の由来ですが、
諸説ある中
「社長さんがモーツアルト大好きで交響曲第41番ジュピターの
ケッヘル番号をつけた」らしい。
これは昨夜行われた山本裕康先生を中心としたカルテットの演奏会で
山本さんが
「どうでもいい話ですけど」と前置きして教えてくれたわけです。
もっとも、この日の曲は525のアイネ・クライネ・ナハトムジークから
始まったわけですが・・・
で「関西ではアイクラ、関東ではアイネクと呼ぶんです、なぜか・・・」
と、相変わらずひょうひょうとしたトークを繰り広げていました。
ということで、
演奏内容は次回に・・・

砥部オーベルジュリゾート2

2013年07月13日 | チェロ
 演奏が行われたチャペルです。
私が座った席(かぶりつき)からチェロの椅子とバイオリン、チェロの譜面台。
右端に噴水が見えます。

プログラムは
ボッケリー二:バイオリンとチェロのためのソナタ?
バッハ:インヴェンション、フランス組曲から数曲

ソロで
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番からサラバンド
クライスラー:前奏曲とアレグロからアレグロ

場所をホールに移して
ラベル:バイオリンとチェロのためのソナタ
ヘンデル=ハルボルセン:パッサカリア

アンコールは
バッハ:G線上のアリア

いやはや
じつに魅力的な構成で堪能させていただきました。
松田さんは途中から裸足で舞踏のごとく、
辻本くんは終始どっしり構え
ストラディバリウスをズンズンと鳴らしていました。

砥部オーベルジュリゾート1

2013年07月12日 | チェロ
 昨年の家庭画報特集「オーベルジュの贅沢」で
トップを飾ったのがこの施設。
ここで行われるディナーコンサートは
すでに何回かこのブログでもご紹介しました。
美しい池を背景にしたガラス張りのチャペルは音響もよく
供される料理も季節感あふれるもので
出演したアーティストにも好評のようです。

 今回は五嶋みどりさん絶賛の若手チェリスト辻本玲君と
才能輝くばかりのヴァイオリニスト松田理奈さんによるデュオコンサート。
何しろ辻本くんのチェロは1724年のストラディヴァリウスですから、
聴き逃すわけには・・・・・続く