NEVER TOO LATE

この年齢になって、チェロを始めた、、、、、

おくりびと

2009年02月24日 | チェロ
 映画「おくりびと」のことは昨年秋にちょっと書きました。
その「おくりびと」が外国語映画部門でアカデミー賞を受賞したことで、
日頃冷静な?私もちょっと興奮気味。
素直に嬉しいことがなかなかない日々ですが、とても喜んでいます。
ただ、この主人公、チェリストなのですが、
オーケストラが解散してしまい、
納棺夫に転職したところから物語は始まるわけです。
で、映画では、特訓を受けたというチェロ演奏シーンもあり、
久石譲のテーマミュージックはまさにチェロに、そしてこの映画に
ぴたっとはまったしっとり美しい曲です。
ところが、メディアはその事にほとんど触れずちょっと残念です。
生と死、日本固有の文化、いろいろ言われますが
チェロなくしてこの映画は成り立たないと思います。
ま、観客急増だそうで、
これを機に、チェロの音色を愛してくれる方が増えますね。
いずれにせよ、この春、この曲を二回弾く機会があります。
一生懸命練習します。


本格始動

2009年02月19日 | チェロ
 ついこないだまで、雪で練習に出かけられないといった状況が続きましたが、
立春も過ぎ、車窓からはあちこちに菜の花が見られるようになりました。

 8日には軍団練習、4月に予定されているミニ演奏会用に、
2ndに変わった「小フーガ」とビバルディの「春」を合わせましたが
まずまず。
その後、不覚にもインフルエンザに罹患、
まる1週間弾けませんでしたが、
18日は、久々の個人レッスンで、シュレーダー71,72を「高得点」でクリアしました。
「左手がバタバタしなくなって、様になってきた」と甘いお言葉。
ミニ演奏会用のソロ曲はバッハ4番のアルマンドを予定していましたが、
なんと「おくりびと」に変更しました。
まぁ、この時期、
その他いろいろスケジュールもありしんどいので内心ほっとしています。
で、先生の伴奏でテンポなどを確認し、
「CDに近づいてきたよ」というお言葉をいただきました。
いよいよ、シーズン到来ですね。

詩の朗読ー谷川俊太郎

2009年02月02日 | 聴く
 この所、日曜日というと雪にたたられていましたが、
この日は透き通るような空気と真っ青な空に恵まれました。
合同練習のない日でしたし、かねてから気になっていたイベントへ出かけました。

 詩の朗読とジャジーなピアノ演奏というのは初めての体験でしたが、
結果としてはとてもよかった。
詩という分野は実はあまり興味がなく、迷っていたのですが、
一人でチェロの練習していてもどうせ長くは続かないし、
なんとなくテレビでマラソンを見たりクイズ番組なんぞを見てしまい、
あああという時を過ごしてしまいそうでした。
で、澄みきった青空に誘われ腰を上げたというわけです。

 谷川俊太郎さんはその辺で会ったら近くの農家のおじいちゃん?といった感じですが、
さすが人気があるらしく、会場は満席、知事夫妻までこられていました。
77才だそうですが1時間半近く朗読、息子さんとの掛け合い漫談?
鉄腕アトムの詩も彼の作品だそうで「知らなかったでしょう?」と
軽妙に歌われもしました。

77才、、、こんなに元気にチェロを弾いていられるかしら、、、、、、