横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

鋸のような

2017-09-04 05:58:07 | 旅行



今回のツアーは飛行機で千歳・利尻を往復した。
B737-500はエンジンにイルカのイラストがありスーパードルフィンと呼ばれている。






1泊目は利尻島、2泊目は礼文島で利尻・礼文の往復はフェリーを利用した。
シーズンを少し過ぎたか空いていた。






利尻では姫沼、南浜湿原、富士野園地、礼文ではスカイ岬、江戸屋山道、桃岩展望台など、
主に季節の花が見られるところをバスで回った。

利尻、礼文ともに多く見られたのがキタノコギリソウだ。






キタノコギリソウ(キク科)
近所で見るノコギリソウと同様に細長い葉に多数の切れ込みがある。






周囲の舌状花と中心の筒状花からなり、舌状花の色は白と薄紅色とがある。






エゾノコギリソウ(キク科)
礼文の桃岩展望台近くではエゾノコギリソウが咲いていた。
花は白く2cmぐらいでキタノコギリソウに比べると一回り大きい。






キタノコギリソウとの違いは花の大きさ以外に、葉の切れ込みがかなり細かいところだ。
例えれば金鋸といったところか。






ヤマハハコ(キク科)
ヤマハハコも細長い葉だけれど鋸歯はない。
雌雄異株。花の白い部分は舌状花ではなくて総苞で、中心に多数の筒状花がつく。


ところで今回はエゾのほかチシマとかレブンとかリシリとかが頭に付く花が多かった。
ノコギリソウ以外の花もいずれまた・・・

コメント
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