千葉の松戸から柏へと続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

ぺスドクさんのおうち製作 ②

2022-07-31 08:00:00 | ぺスドクさんの世界
ぺスドクさんのお家製作の続きです。





前回のブログでは、2部屋あるうちの
1部屋の壁と床を作りましたので
今回はもう1部屋の方の壁と床を
作って行きます。












3mmの板を1cm幅でカットして












4cmの長さにひたすらカットします。
合計80枚位カットしてそれぞれに色を
塗っていきます。
そして、それらを1つ1つ床の板に
貼っていきます。












今回の床は【ヘリンボーン】にしました
ブラウン、ウォールナット、ブラックで
塗った板を45度で貼り合わせていきます。
初めてやるので不安だらけのスタート
ですが、なかなかいい感じに進んでます。
板は手切りですので、全てがピッタリ合う
事はなかったのですが、、、、












隙間を埋め尽くしました












軽くヤスリをかけてニスを塗り、を2回
繰り返しました。
壁は星空のようにキラキラしている
スエードを使用。












拡大するとこんな感じです。
写真だとニス感がないですね。。
ここにかかった時間は4時間位です。
次は扉の装飾を考えていきます。
そして、扉ができたら外装と内装を製作
していきます


















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住所   千葉県柏市南柏1-2-6 
     南柏ビル 605
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営業時間 AM 11:30~PM 20:00
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レザー教室風景

2022-07-28 08:00:00 | レザー教室
先日のレザー教室生徒さんはSさん。

作品にする為に大きさや仕様等を考えて
それぞれを数値化し、型紙を製作して
いきます。

正確な作品を製作する為にはこの型紙
製作が欠かせませんが、この型紙製作が
とても、難しいのです。
慣れるまでは、私が製作していますが
Sさんは少し前からご自分で製作を初め
今回、バッグの型紙に挑戦です。








型紙が出来上がったらその型紙を使い
革を切り出していきます。
数値化した型紙が綺麗にできていると
立体になった時、各パーツがピッタリ合い
気持ちよく作れます。
Sさんの型紙も綺麗に製作できていて
作品製作もスムーズに進めましたね
次回、完成予定ですので、引き続き
頑張りましょうね
お疲れ様でした














続いては生徒Oさんです。
Oさんはヌメ革を使用したメガネケースを
製作します。

こちらは私が製作している型紙を使用。
直線がないので全てフリーハンドで硬い
革をカットしていきます。
カットが終ったら、床磨き、コバ磨きを
して、縫い合わせていきます。










このメガネケースは縫う箇所が少ないので
下処理が終れば、比較的早く完成しますが
その後のコバ磨きによって完成度が
変わります。
ヌメ革を使用した時はやはり、コバ磨きが
命ですので、綺麗に仕上げたいですね。
ただ、初心者ですと何が綺麗なのか?
どうなればいいのか? が
なかなか分からず、戸惑ってしまいます。
当教室では根本的な事から化学反応の事
等も説明させて頂いてますので、より
理解できるかと思っています。
難しい話にはなりますが、こういう事が
理解できるとスピードや力が不要だと
いう事も分かると思います。
Oさんは引き続き、自宅でコバ磨きをして
くるとの事でしたので、出来上がりを
楽しみにしてますね
お疲れ様でした














最後は生徒Sさんです。
Sさんは今回から基本コースに入って頂き
ましたが、初めての作品はヌメ革を使用
した、コインケースです。

まずは、なるべく、直線的な形をご希望
でしたのでこの形をチョイスしてみました。

直線が多いと革でも定規を使って真っ直ぐ
切る事ができます。
もちろん、革を切るコツはありますが
フリーハンドではなく、定規を使う事が
できるので誰でも綺麗な作品に仕上げ
られる率があがります。










手縫いが少しあって、直線的な形をご希望
でしたので、手縫い部も直線のみです。
完成写真を忘れましたが、、
『ちゃんとした作品になりました』と
笑顔で言われていましたので
私も嬉しいです

これからも様々な作品が生まれていくと
思いますので、共に頑張りましょうね
お疲れ様でした













































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ぺスドクさんのおうち製作 ①

2022-07-25 08:00:00 | ぺスドクさんの世界
前々からやりたかったぺスドクさんの
おうち製作。
所謂、ドールハウスです。
何となくの構想は浮かんでいるのですが
具体には決まっていないので、とりあえず
流れの中でアイデアが出てくるのを期待
しながら進めます













まずは、外壁作り。
初めてのドールハウス作りは左側に扉を
つけて、そこから出入りでき、部屋の中に
入り、中が見れる設定です。












床に使用する木材を2cm×2cmで
切っていきます。
赤と黒で色を塗り、交互に貼り、ニスで
仕上げたらいい感じになるんじゃないかと
思い、やってみます。














こんな感じ
手切りで木を切る技術が甘々ですが、、
ガタガタな感じも味だと。。。
最終的には全体的に汚し加工をして
ヴィンテージ感を出しますので、こんな
感じが逆にいいかもしれません














小さい方の部屋の壁もはりました。
使用したのは箔押しスエードです。
薔薇?の花がゴールドの箔で描かれていて
何となくヴィクトリア調な雰囲気で
お気に入りのスエードです












もう一部屋の壁にはキラキラブルーの
スエード。
こちらは、星空のイメージ。
貼ってからブラックにすれば良かった
かなぁと思いつつも押し切ります
ここからが問題です。
イメージして材料を切っては却下。
切っては却下、、を繰り返しての現在
ゴミだけが増えていく始末です。

扉をどうするか、、、
床をどうするか、、、
難しすぎる、、、、、、























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傘が盗まれたお話 ②

2022-07-22 07:24:04 | クリビツ天仰シリーズ
前回の続きです。

警察官との話の中、何処に責任が
あるのかは警察官も『う~~ん』と説明に
困っていた様子でしたが

『大事な傘なら持ってないと!』と
言われました。
なので、私は『傘用の袋が置いてなかった
から店内が濡れちゃうじゃないですか!
それによって、店員と言い合いなったら
面倒ですよね?』と返すと

『ちゃんと説明すれば、それは
ないでしょ!』と言われましたが
こっちとしては、そのやり取りが面倒
なのです。

しかし、ここで【占有権】という単語が
警察官の口から出てきました。

【占有権】とは
物を支配する権利の事とあります。
土地等の所有に良く出てくる言葉ですね。













ここで問題と状況を解説します。

〇 お店で用意したであろう傘立てが
  お店の外にあります。

この時、傘立てには【傘はこの中へ】
みたいな貼り紙等はありませんし、お店
の人からの指示はありませんでした。

この傘立てはお店で用意した傘立てだと
私が勝手に思った訳です。
また、『店内が濡れちゃうだろうと』と
私の親切心から傘立てを利用しました。
そして、傘立てはお店の外にありました。
















【結論】
100均の傘みたいに誰でも持っていて
私以外の人に一目で見わけがつかない
物には【占有権】が発生します。
先述しましたが、占有権とは
物を支配する権利です。
この場合の占有権は私が傘を手に
持っている場合に発生します。
つまり、私が持っている傘だから私の物
という事です。

そして、傘立てはお店が用意した物なので
傘立て自体はお店の物です。
なので、傘立て自体が盗まれた場合は
窃盗になります。

これらを踏まえて、、、
お店が用意した傘立て(物)に私が
持っていた傘(物)を傘立てに入れた時
この傘は誰の物?


答えは
【誰の物でもなくなります!】
実際には私の物ですが、法律的には
私の物と主張できるのは私だけで
他の人からは私の物だという証拠はないし
断定できません。

そして、傘立ては傘立て自体は物ですので
お店の物ですが、傘立ての中(マス目)
は空間ですので、誰の物でもありません。

従って、傘立ての中に入れた時点で
占有権がなくなります。
そして、ただの空間に傘を入れたので
お店にも責任がありません。
これが、店内に設置されていた場合は
お店側の責任が発生します。
また、貼り紙等で指示があれば、お店側の
責任が発生します。

私とお店側、お互いの親切心と考え方で
暗黙のルールが発生し、こんなおかしな事
が起きた訳です。

こういう占有権が発生しそうな大事な物
は手を離さず、死守するという事を勉強
しました。
今後はなるべく傘の水滴を落として
店内に持ち込もうと思います。

最後に【占有権】という単語と意味を
改めて理解させて頂き、お忙しい中
丁寧に説明をしてくれた警察官には感謝と
お礼を言いたいと思います。
有難うございました!
























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傘が盗まれたお話 ①

2022-07-20 08:00:00 | クリビツ天仰シリーズ
このお話は先日、私に起こった
実体験です。
長くなりそうなので、2部構成です。












物語はこんな感じです。
先日の土砂降り雨の中、傘をさして買い物
に行きました。
お店の中に入ろうと、お店の外に置いて
ある傘立てに傘を入れました。
因みに私は普段、傘立ては利用しません。
多少の水滴でしたら傘を振って水滴を
落とし、持ち歩きます。
しかし、この日の雨はそんな事では水滴が
落とせない位の大雨でしたので
『店内が濡れちゃうなぁ~』と思い
傘立てを利用しました。

買い物を済ませ表に出ると、お察しの通り
傘がありません。
間違えて持っていかれたのか?
盗まれたのか?
いずれにしても、自分の傘がなくなって
いたのです。
もちろん、外は大雨です。

私は店員さんに『傘が盗まれたんですけど』
と言うと店員さんは
『すみません。先日もお客さんに言われた
事があって、、、、すみません。』

私『まぁ~いいけど、、、』と会話が
終わりました。














この時、疑問が生まれました。
店内で万引きを(窃盗)をすると
警察沙汰になり、大騒ぎになります。
しかし、店内で買い物をしているお客さん
の傘が盗まれると笑い話しで終わるか
一応、『すみません』と謝罪されて
終わります。
傘の代替えがあったり、弁償したりは
ありませんね。
盗まれた私だけが悔しい思いをして
終ります。

問題を整理します。
〇私はお店の中が濡れちゃうと思います。
〇お店の外にお店側が用意したであろう
 傘立てが置いてありました。
〇お店の傘立てだと思い、傘立てを
 利用しました。
という様な、普通の自然な流れです。


私【何処に責任があるんだろう、、】と
疑問が生まれました。
もちろん、盗んだ奴が悪いのですが
お店側が用意した傘立てに入れた結果
盗まれたのです。
しかも、私の心情としてはお店の中が
濡れちゃうと思った親切心からです。
多分ですが、お店側も店内が濡れちゃう
から傘立てを用意したんだと思います。
その結果、盗まれたのです。

普通に考えるとお店側が用意した傘立てに
入れて盗まれたのだからお店側に責任が
あるんじゃないのかと思いませんか?


疑問に思った事は解決できないと気が
済まない私は近くの交番に行きました。
『お忙しい所、すみません。。。。
 くだらない質問があるんですけど、、』
と一連の流れを説明しました。
盗難届を出すとかではなく、素朴な疑問を
法を守る警察官に聞いたのです。


以下、私とのやり取りです。
私は(w)警察官は(K)とします。

W:ネットで調べたことも含め、一連の
  流れを説明します。
K:『まぁ~良くある話ですよね。
   私にも経験があります。』 
W:『例えば、100円の傘を盗難届を
   出しても探さないですよね?』
K:『探すことはありませんね。』
w:『犯人も見つからないですよね?』
k:『見つからないと思います。』

という内容でした。



しかし、この後
お忙しい中、丁寧に対応して頂いた警察官
から衝撃的なお話と聞きなれない単語を
聞く事になりました。
長くなりましたので、続きは次回

























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