教室風景と作品

久しぶりの教室風景です


初めは生徒Ｆさん

初めてのラウンドファスナー式の財布製作です。

ラウンドファスナー式のお財布は
極端に言うと　ファスナー付けがメインの作品です。

お財布の中身（カード段やコインケース部）は
いつもの流れ作業で製作できますが
ファスナー付けは見本を見ながらでもとても難しいと思います。
いかに綺麗にファスナーを回せるが肝です。
頑張って下さいね






続いては生徒Ｓさん。
お財布やメガネケース等、普段、必要な小物を
収納できるショルダーバッグです。

牛ヌメ革を使用した　通しマチ仕様です。
中にはポケット（仕切り）もついています。

デザインや金具も自分で決めたＳさんオリジナルの
カッコいいバッグが出来上がりました

ヌメ革の１番やっかいな事は製作中に革を汚してしまう
って事だと思います。

常に手を綺麗しておくとか革が汚れないようにコートする
とか気を使わないと簡単に汚れていまします。
もちろん、工程的にも難しい所はありますが
綺麗に作れても革が汚れてしまったら台無しですからね。
ヌメ革を触る時はそんな事を念頭にいれておくと
良いかも知れませんね。
お疲れ様でした





続いて生徒Ｔさん
今回イタリア製の牛革を使用しました。

オイルのしっとり感とシボシボ感が堪りませんね
また、牛脂１００％なので革を広げただけで革の
いい香りに包まれます。

革をカットしてから縫っていきます。



実はＴさん、途中でスイッチが入ってしまい
まさかの１日２コマ



ジャーン！（←古い？）
素敵なトートバッグが完成しました
男は『渋い』って表現しますが
女性が表現すると『可愛い』ってなります
何が可愛いのか私には分かりませんが、、、、
素敵なバッグという事は間違いありません
お疲れ様でした。









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住所　　　千葉県柏市南柏1-2-6　南柏ビル　605
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メール tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp

トイガンと遊ぶ ②

前回の続き、、と言うか、、、
PART ②　です。

と、言ってもバッグではありません。
最近の趣味のひとつでもあるトイガン
元々はスチームパンク的な物をチョイスしてましたが
今回は普通の銃の形の物を本物っぽく色を塗ります。

んで、前回のが

これね。


お気に入りポイントは

ここの地金が出てる感じね


ワタクシ、革を扱っているので

ここまでで完成となります。
ま、こういうのやったことがないので
ガンホルダーも何が正解か分かりませんが
目指す所はその銃しか入らないホルダーね





そして、今回のＰＡＲＴ　②は

私がこういうのをやってると知っている方からの
差し入れです
ありがと～～～～


写真を忘れましたが、まず、こいつを
全体的にアクリルのシルバーで塗りました。

乾いてから今度は水性のブラックで塗りました。

今まではアクリルのカラーを使ってましたが
突然、水性でもいい～んじゃないかと試すつもりで
水性に変えましたが、結果、アクリルが効いてる感じです＾＾
新しい使い方を発見できました


全体的にブラックで塗った所までが準備工程で
ここからが本番です




こんか感じで塗り終えた所を



目の細かいヤスリで強弱をつけてヤスっていきます。


すると

こんな感じになります。

ただ、やみくもにヤスるんではなく
熱が加わる所や物や指が当たる所等を念頭に入れて
１番下のシルバーが出るようにヤスっていきます。




なかなかいい感じです



その後、更に汚し加工をします。

折角、時間をかけて綺麗に塗った所を
削ったり、汚したりともったいない気がしますが
こんな風合いが大好きです



自分が満足する位の汚しを終えてから
更に金属チックにする為にクリアを縫っていきます。

単体で、しかも、写真だと分かりずらいですが、

手をつけてないのと比べると

大分、変わりました。
実物はもっと重そうな感じが出てます

こうなるとちょっと本当の重量感が欲しくなります。
ん～、もうちょっとだけ高いの買っちゃう









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製作途中と私の遊び

ショルダーバッグのセミオーダーを頂いたので
作り方を交えてちょこっとご紹介しますね




持ち込まれた帆布で製作します。
各フロントにポケットつけますので



長さ調整したファスナーを用意。




そこに布を合わせて縫っていきます。
今回使用した布は播州織りです。




各、顔が出来上がりました
型崩れしないようにマチに心材を仕込んでいます。




続いては内装の準備です。
ポケットはＳとＷが欲しいとの事で
それらも準備します。




こんな感じです。



出来上がった物を上から除くと

残す工程は
〇ショルダーベルトを付けるカクカンをつける
〇天ファスナー部を作る
〇本体と内装を縫い合わせる
〇ファスナーの引手部を作る　　　です。







私の趣味？と言うか遊びも進んでます
先日購入した巷で噂の（）

中国製のトイガン

このトイガン、面白いんですよ
モーゼルＣ９６をイメージした物で
マガジンキャッチボタンを押してマガジンが取り外せます。
そこにプラスチィック製の弾を込める事ができます。

マガジンをセットしてブローバッグして撃つ事ができる
結構、本格的なオモチャです。
何となくカッコいい
弾の飛距離が２Ｍ弱なショボイ感じがたまりません
もちろん、弾に当たっても痛くも痒くもありません


そして

カラーリングも＾＾

最初は黒光りする感じで進めていたのですが
いつものように調子に乗っちゃいました。。。

敢えて言うなら【古くて錆びてるけど　まだ、使えるよ！】
ってやつです

超～カッコいい


あっ！弾もブラスカラーで塗りました














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レザー教室風景と変な奴

急に上着が必要な位、寒くなってきましたね。
これが普通な感じなのかもしれませんが
今までが暑すぎたので　ホントに急にって感じがします。
やっと色々な物を被れる季節になったので
私的には嬉しいのですが



さて、久しぶりにレザー教室風景です。
生徒Ｙさんは

イタリアの革を使用してのお財布製作です。
この手の革は広げるだけで良い香りがします。
牛脂１００％の香りですね

イタリアの革は基本オイルレザーですので
床処理やコバ磨きが比較的簡単にできるのも
特徴ですね。
そして、なんといっても見た目の高級感がたまりません
皆さんも機会があったらぜひ、使ってみて下さいね




続いては生徒Ｆさん
ご自分で使用しているボディバッグを革で
作りたいという事で

型取りしています。

こういうのは立体から平面にしていくので　
なかなか難しいのです。

構造が分かってるとまた、違うのですが
見た目のままコピーしていくと　違う物が出来上がります

多分、この形が気に入っていると思いますので
要点を押さえて　その形になるように頑張りましょうね




お次は生徒Ａさん
イエロー＆ブルーのポシェットが完成しました。

口元はファスナーで内装付きです。
こういう作りは様々な物に応用できるので
覚えておくと便利ですね。

アクセントのブルーがとても可愛い
素敵な作品になりましたね
お疲れ様でした





最後は生徒Ｉさん
ラウンドファスナー式の小さなコインケースを
製作中です。

最後のラウンドファスナーに大分、苦戦しています。

ラウンドファスナー的な物を作る時に
私が良くいう言葉ですが
【Ｒが大きい程ファスナーは付けやすい】

なるべく直線に近い方がファスナーはつけやすいのですが
形がダサくなってしまいます。
でも、Ｒが小さいとファスナーが付けづらい、、、
そこのせめぎ合いです

コツは教えられますが、後は慣れるしかないので
何回も何回もやり直しながら
理想の形に近づけて下さいね。
綺麗に出来上がるように応援してますね






オマケです！
真空管を使ってこんなのを作ってみました

革が関係なくなってしまいそうなので
辛うじて革の帽子を被せました

帽子をアクセントにして行こうかなぁ～って思いながら
種類を増やしていく予定です













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オーダー品と実験

お久しぶりです
前回の更新から間が空いてしまいました。。

風邪を引いて寝込んだのもありますが
色々、ありまして・・・・


１０月も半分、過ぎましたね。
少しずつ寒くなってきてますので
皆さんも体調には気をつけて下さいね




少し前ですが、オーダーでバッグを製作しました。
オーダーと言っても形は決まっていたのですが、、、
少しだけですが製作写真を載せますね。


完成品です。
口元は両開きの天ファスナー式です。



持ち手は８ｍｍの芯を使いました。

仕込みはこんな感じです。
２４ｍｍの美錠を使用したのでそのサイズになるように
型紙を製作し、伸び止めテープを貼り
穴を空けてからの手縫いです。
丸持ち手だけはミシン構造上、縫えません。。。



今回使用した革はシボが多い山羊革です。
依頼者が女性という事で大きくても軽くしたかったのと
女性はシボが好きなので

山羊革はしなやかなので　このままでは自立しません。
なので

本体に心材を入れました。



底は

パイピング＆底鋲です。


内装の写真を忘れましたが、このバッグは内装ポケットに
楽譜が入るようにとの事でしたので
実は内装からスタートしました。
内装ができあがってから　それに合わせて
本体を仕上げていきました。

ご依頼頂き、有難うございました








先日、毎年行われる【スチームパーク】に行く予定でしたが
風邪で寝込んでしまいました。

作品にも興味があったのですが、今回はもう１つ興味があり
それは、クロムの革にも載せられるメタリック染料という物でしたが
当然、見る事も触れる事ができなかったので
そこからヒントを頂き、実験してみました。

クロムの革は無理なのでタンニンです。

黒のクロコ型押しに左はブロンズ、右はシルバーを
それぞれ擦り込んで、コート剤＆磨きにて仕上げました。
色落ちがどうなのか？暫く様子をみますが
試作１号です。


いい感じに胴褐色になりました＾＾
もうちょっと金属っぽい感じになるといいのですが
とりあえず、満足
有難うございました









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