身体感覚の目覚め。

スポーツと武術の身体はどう違う?武術を9年やってきて分かった、身体感覚の秘密。

身に付くまでには…

2014-06-29 17:35:20 |   ∟武術
身に付くまでには…


武術のイメージ。

身に付くまでには時間がかかる。

同じような練習の反復に耐えなければいけない。

実際に使うのは、難しい…などなど。

武術を実際に学ぶ前のイメージ、こんなのが多いんじゃないでしょうか?


武術を独学時代から、8年やってみて言うと、

イメージ先行だな、と感じます。

身に付くまでには、時間がかかる。

これは、武術にかぎらず、何だって時間かかります。

大体、身に付くってのは「どのレベルで身に付いたとするか」もあるし。

套路の順番おぼえて、ある程度の型ができるまでなら、

一年間もあれば覚えられますし。


同じような反復、ていうのは、確かに同じ套路を、日々練っていくのが武術の特徴かもしれません。

が、やればわかりますが、毎日同じ套路やっても、感じ方は毎日違うんです。

練度が上がれば、同じ套路が全く別のモノになるというか。

一つの型から、いろんな事が繋がったりする。だから、以外と飽きません^_^


実際に使うのは、難しい。

これ、全くの偏見だと思います(^^;;

套路を習って、型の外側だけ見ると、

「これって、どうやって使うんだろうか?」とか、

「全く使い途がわからない」

動作まであったりします。

が、型はあくまで型なわけで、伝える手段、練るための定規なんだと。

それが何と無く、感じられるようになる頃には、

実際に使えないなんて、自分が未熟だっただけだった…と気が付きます^_^;

少なくとも、お世話になっている八大武館では、

師範が武術の理を熟知ているため、

普通のワンツーパンチでさえも、武術の理の上で打つんだ、

という事を伝えています。


スポーツでいう、上手な選手が得ているコツみたいなものを、

武術では套路という型に、圧縮して伝えているんだと思います。


身に付くまでには…と迷ってるくらいなら、

独学からでもいいから、やってみるとイイと思う。

やってみないと、分からないこと気付かないことが沢山ありますから~(^-^)/



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武術から教えてもらったもの

2014-06-26 11:59:48 | その他
武術から教えてもらったもの


自分の身体が元々持ってる能力。

武術やる前のスポーツ的な発想は、

「足りないから、トレーニングして付ける」

トレーニングの効果もすぐ出やすい。

反面、落ちるのも早い。

元々、自分に合わない筋肉をつけたりもするので、

逆に怪我を誘発することもあった。

武術を始めてから、練習の発想が変わった。

「元々、持ってる身体の能力を引き出す」

そして、「後から付けた不要なものは、捨てる」


身体は、後付けしなくとも、

元々、すごい能力を秘めている。

それを信じられるようになったこと。

それが、武術から学んだことの、一番大事なもの。



今月、会社を設立しました。

名前は、合同会社ティージャス。

サンスクリット語で、輝きという意味があります。

今後、この会社を通じて、

自分が武術で学んだこと、身体の潜在能力を引き出すためのメソッドを、

皆さんにお伝えしたいなと思っています^_^

詳細が決まりましたら、近日中に記事をアップします。


本日は晴天なり~(^○^)





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内側の試行錯誤

2014-06-18 00:15:18 |   ∟身体感覚
内側の試行錯誤


新しい型を習う。

形は、教えの通りに。

細部にわたって入念に繰り返し。

でも、なかなか上手く行かない。

しっくりこない(いずい。)

アタマや背骨は立てて、肘を落とし、

肩も緩め落とし、背中は少し張り、

胸は緩める(含胸抜背)。

身体の要求はまだまだあり、

これらをいっぺんに満たすのはなかなか難しい。

そのうち、自分の内側で試行錯誤がはじまる。

自分の内側の何かに沿って合わせれば、複数の身体要求が満たせるのではと。

あ、これかも。と思っては

道場で師範に修正いただき、

その修正を守ると、最初に感じた「あ、これかも」は

ちょっと違う「これかも」に変わる。

それを繰り返してるうちに、

気がついたら、最初に四苦八苦していた身体の要求が、

満たされるようになっていた。

型を練るって、

ただ型を繰り返してるわけじゃない。

それぞれの、内側の試行錯誤があって、良き指導者の的確なアドバイスがあって始めて、

何かが変化していく。

昨夜の自主稽古で、そんなことを思ったのでした。


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両手を使うことで ~続き~

2014-06-09 23:06:59 |   ∟身体の繋がり
両手を使うことで ~続き~


両手を使う稽古の利点は、他にもあり。

それは、体幹の使い方の理解が深まる事かと。


たとえば十二形拳。

両手で打つ動作は、一見、腕の動きが制限されていて、いずい。(←仙台弁!)

でも、いずいから、体幹と腕が繋がることを理解しやすい。

いずくても、大きな力が出せる。



一本物の長さある武器術では、もっとハッキリする。

例えば、棒術。

左右は全く違う動きを要求されるけど、

棒の先は、目的の動きをする。

目的の動きをしない時は、左右の動きと体幹がしっかり調和していない証拠。



両手を使うことを、トレーニングとして取り入れたら、

スポーツの技術向上に著しく貢献するのでは?




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両手を使うことで

2014-06-07 01:42:55 |   ∟身体の繋がり
両手を使うことで


武術では、両手を使って打つ動作がいくつもある。

形意拳の十二形だったり、

八卦掌にも、太極拳にもある。


例えばバドミントンでは、ラケットを持つ手と持たない手。

持たない手は、バランスを取るために巧く使う

・・・くらいの理解だったりする。


でも、ある意味、ラケットを持たない手の使い方が、

とても重要だったりする。


身体は、繋がっているのだ。

たった一つの動作でも、一つの部位であっても、良きも悪くも全身に影響を及ぼしている。

それが片手一本の影響といったら、そりゃあ、どんなに大きいか(^_^;)


その理解があるか無いかで、運動の質はきっと全然別物になる。




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この季節、夜の稽古は…

2014-06-03 22:18:07 | その他
この季節、夜の稽古は…


昨夜は、外で自主稽古。

武器術もしっかり稽古、満足(≧∇≦)

と思って、シャワーを浴びに行き、

脚を見ると、虫刺され?の後が。

何に刺されたのか?よく分からないけど、

大して痛くもないし、気にもせず、寝た。

朝。

あれ?なんか腫れて来てる?

そして、昼間になるころには、

ズキズキ疼く、鈍痛が(^^;;

あぁ、思い出した。


昔、夏に畑作業して、

おんなじ様な虫に刺されたこと。

あのときは、数日間、腫れが引かなかったっけ(ー ー;)


みなさん、暑い日の夜は、

外稽古は長ズボンで稽古しましょう^_^;


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