身体感覚の目覚め。

スポーツと武術の身体はどう違う?武術を9年やってきて分かった、身体感覚の秘密。

そうそう、久々のバドミントン(笑)

2011-08-19 00:05:55 | ■バドミントン

珍しく仕事が空いたので、夜に練習に行ってみた。

震災後、今年の試合も全て中止となり、バドの事忘れていたかも(笑)

7月上旬に1回練習に行ったけど、この時は道場稽古の後に行ったので

ヘロヘロになっててよく覚えてない


さて、久々のバドであるので、感覚を思い出す事に終始して終わった・・

結果、感覚的な事と体の動きの質って、密接に関係してると改めて感じた。


スポーツの世界でも、近年は身体遣いについても研究されてきている。

でも、そこはやはり日が浅く。

武術の様に、身体の動きを追求する練習方法というものがまだ確立していないのが正直なところ。

身体を練る、といった発想が元々無い、という事であろう。


だから、スポーツにおいて上達していくという事は、筋力体力重視、それをベースにした身体の使い方・・・

多くの場合、これが上達していくことを指す。

でも、一部のセンスを備えているトップ選手は、同じ競技であっても全く違う身体使いをしていたりする。

このトップ選手の身体使い、これが他の選手にもできるか?

あるいは出来るようなカリキュラムが組めるか?

答えは、出来ない。

再現性は、ない。

同じようなトレーニングをこなしても、決してトップ選手の身体使いは手に入らない。


この再現性を保たせるための練習に欠かせない事。

それが、筋力体力とは別の「身体を練る」という発想だ。


本来、人間が体を使って動きを行うのだから、「動きの質を上げる」という発想はスポーツにもあったと思う。

バドミントンを例に挙げると、昔(30年以上前か?)のトップ選手の練習でも、単調な反復練習といったものを重視していた部分がある。

おそらく、気が遠くなるような厳しい反復練習を課すことで、その中から自然に「身体の使い方」を覚えていったのだと思う。


でも、スポーツの世界は、筋トレ全盛になった。

筋力を付ければ、スマッシュは速くなり、フットワークも華麗になり、素早い動きでコートをカバーして・・・

そんなことを本気で考えていた時代。

高校時代の自分がまさにそれ(笑)

でも、いくら筋トレして筋肉付けても、身体の使い方は元のまま。

質がそのままだから、いつか限界となる・・・



・・・・・長くなった


何が言いたいのかというと、スポーツには無い、「身体を練る」という発想を持って、

套路という型をそのツールとして兼ね備え、だれでも身体使いの質を向上させていける可能性を持っている。

そんな巧妙なものを、ちゃんと伝えられるように残している武術って・・・とても人間業とは思えない

武術の長い歴史がなせる業なのだろう。


スポーツの世界は、まだせいぜい100年あるかないか。

身体の細分化や、骨格で動くとか脱力といった言葉が聞かれるようになった。

でも、それだけでは、部分だけバラして練習しても決して動きは変わらないのだ。

身体を練る方法がなければ再現性は無い。

スポーツやトレーニング界も、そのうち身体を練るという発想に行き着くのだろうか??

そんな事を考えながら、帰路に着いた


放置ブログにタイトル変更!?

2011-08-18 23:59:24 | その他

更新する時間もなく、けっこう更新が遅いこのブログ(笑)

それなのに、

なぜかここ一ヶ月、アクセス数が増加。

先月は、900PV越えの日があったり、1日のPV数の最高記録を更新


いったい、だれがこのマニアックなブログを見ているのか・・・

どこが面白いのか??

書いてる本人が、一番不思議だったりする

酔拳基本練習に挑戦~その2~

2011-08-09 00:00:18 |   ∟トレーニング・鍛錬法

足底部でのつま先立ち・・・

なかなか安定して立てなかったのだが


シャワーを浴びながら何気にやっていたら

ちょっとコツを発見


つま先立ちだと思ってつま先を伸ばして立とうとしていた。

これだとふくろはぎの筋肉も張るし、安定して立っていられない。

ところが、「踵を骨盤に引きつける様に」挙げて、つま先立ちになると・・・

安定するのだこれが


つま先で立つから踵が挙がる、普通はそういう感覚では?

でも、踵を挙げる(というか引きつける)から、つま先立ちになるという一寸した視点の変更で

違う結果が現れる


この感じで、第二段階の基本練習(足底部立ちのまま馬歩)をやってみる・・・


おお、いい感じ

でも、踵を引きつける感覚を安定して維持出来ない。ついつい、つま先を伸ばす方に意識が・・・

そうなると、不安定になってしまう。


馬歩については、引き続き練習してみよう。