身体感覚の目覚め。

スポーツと武術の身体はどう違う?武術を9年やってきて分かった、身体感覚の秘密。

八卦掌、やればやるほど

2011-07-28 01:52:43 |   ∟稽古記録

八卦掌の走圏も、老八掌も。

じっくり突き詰めてみると、わからない事が次々と

どうにも、納得いかない。

これでいいのでは?と思うと同時に、これは違う!が見えてきて

気づくと小一時間も経っていたり


ああ・・・時間が足りない


酔拳基本練習に挑戦~その1~

2011-07-22 00:17:26 |   ∟トレーニング・鍛錬法

酔拳の基本練習やってみた。


まずは中足でのつま先立ち。

何分直立状態で立てるか??







・・・1分持たなかった




なぜって、直立状態を保つこと自体、難しい。


普段、足裏で体を支えているわけだけど、

中足だけだと、接地面積が足裏全体の3分の1位?になる・・・


いかに普段の足裏感覚が、大雑把な感覚で立っているのかが分かる


中足立ちの次は、中足のままで馬歩なのだけど・・・



直立がまともに出来るようになったらにしよう





ゆっくり練習2 形意拳の場合

2011-07-13 00:00:40 |   ∟トレーニング・鍛錬法

五行拳をゆっくりやってみた。

ゆっくり動く中で、普通の速度でやるよりはっきり見えて来たのが、重心移動。

打ち終わったと同時に、重心はどこにあるか?

完全に前足に重心が移動していないと、体を前に倒さないと後ろ足は浮かない(前足に引き寄せられない)

完全に重心が前足に移動してれば、体を垂直に保ったまま、後ろ足を引き寄せることができる。

ゆっくりやると、この辺が明確になる。

まだ、重心移動が甘い事に気がつく。


さらに数日、ゆっくり練習を続けてるうちに気がついたこと。

形意拳はひたすら直線の動きだと思ってしまうが(見た目の運動線は、直線だけど)

その直線運動の根本は、「螺旋運動」の集まりで形成されているではないか!?


膝の内転、股関節の内旋、骨盤の回転(プラス上下動?)、背骨の捻り、肩胛骨の開き、肩の内旋、肘の内転・・・

とにかく全身のパーツを精密に、タイミング良く螺旋状に連動させる・・・

同時に力のベクトルが一致し、肩と肘が所定の位置(強い位置!)になることで、大きな力が生まれる(伝達される)のでは?


あと、「八卦掌の走圏」と「五行拳」で感じる体の繋がりがとてもよく似ている・・・

五行拳の時の「強い形」のまま体を捻り上げたら、ほとんど走圏の時の構えと一緒じゃないですか?


形意拳と八卦掌は見た目の動きは違うけど、根っこは近い??

そんな事を感じながら練習していると、また新たな発見があるかもしれない



ゆっくり練習1 八卦掌でやってみた

2011-07-12 01:06:09 |   ∟トレーニング・鍛錬法

まずは、走圏をゆっくり。

ゆっくり動くと、明らかにバランスをとるために「力」で形を維持してる時がある事に気づく。

ある程度、勢いで動いてると気がつかないけど・・・

ゆっくり動くと、動きの質が荒いのがバレバレだ

ゆっくりでもうまく走圏するためには、膝の締めと股関節の弛み、捻りがいつもそろってないとダメみたいだ。

あと、上半身の状態。弛みに加えいつも言われる「強い形」を保っていると、下半身との一体感?という感じが出てくる。

最終的には、八卦掌特有の「捻り」が、下半身から上半身、頭の先、さらには指先に至るまで通っていくのではないか?

今はまだ、上半身と下半身、それと肘くらいまでの感じしかないけど・・・。


つぎに、老八掌では。

MLで先生が言っていた、葉っぱと花の関係・・・これを意識してみる。

一週間ほどやってみて・・・

あれ?と思ったのは、葉っぱと花の関係は、ある特定の動作だけでなく。

套路の動き全ての中で、いつも葉っぱと花の関係が無いとダメなのでは?

と気が付いた。

考えてみれば、八卦掌とは神出鬼没な動きが特徴。

花がいつも見えていたら、神出鬼没にはならないよな~



追記

夏場の日中、外でのゆっくり練習はやめましょう。

熱中症になりかけました


外稽古するなら早朝5時くらいなら結構涼しいし、気持ちいいですよ~