「営業ゼロ」でも年商2000万 稼げる社労士の集客術

　今現在、開業の予定のない自分でも、井寄 奈美こといよりんの（あれ？順番が逆？）の本とありゃ～買わないわけにはいかない。
確かに俺も開業したいさ！
同期で開業して頑張っている仲間たちの仕事ぶりを見ていると、「俺も！」って思ってしまうさ。
しかし今の労働組合のお仕事にやりがいを強烈に感じているし、自分が必要だと強烈に思ってくれている人がたくさんいると感じているし、仲間や会社（経営者に対してではなくて自分が勤めている法人としての会社、誤解がないように！）にまだまだ恩返し仕切れていないと感じているし。
だからまだ会社を辞める気はないし、だから開業もまだまだお預け。
そんな俺やから、この本は「客観的」に読むように心懸けた。

　この本で書かれているポイントは２つ、一つめは『「営業ゼロ」で集客するための5つの力　①情報発信力、②人脈力、③専門力、④金勘定力　⑤人間力。』、営業力はこの中には入っていません、あしからず。
もう一つは、『成功のためのちょっとしたコツ、「マイ事業仕分け」でやらないことを決める、「行政協力」により短期間で経験値をアップする、高額セミナーで「知識の仕入れ」を欠かさない』こう羅列したら、「なーんや、そんなことか」ってなんとなくピンと来るようで、でも漠然とし過ぎていてピンと来ないようでもあるし・・・。
ネタバレにならないように、ここでは詳しく書かないので是非「本を購入して」なぞを解いて欲しいんやけど、しかし、「これがみんななかなか出来ないんやんなあ」としみじみ考え込んだ。
自分の周りの、成功している社労士、成功出来ない（成功する気のない）社労士、貧乏な社労士（笑）、発展途上で「おぬし！やるな！」な社労士、お一人お一人の顔と名前を頭の中に思い浮かべながら読んでしまった。（他の仕業の人も含む）
「この違いはここか～」この本は社会保険労務士でなくても、他の仕業でも、そして経営者でも通じるものがあるし、サラリーマンでもかなり役立つのではないだろうか。

　しかし、井寄先生ってほんと脳みそに直接刷り込まれるような文章を書くなあ、直感的に入ってくるねんなあ。
一箇所だけ気になったところがある、「ビジネスパートナーとのビジネスランチ」のところ。
「ランチの利点は、食事をしながらリラックスして話すことで相手との距離も近づくこと、ランチタイムは基本1時間なので、ダラダラと相手の時間を使わずに済むことです。・・・」
ちょっと待った～！
前に一度だけいよりんとランチしたことがあるが、3時間近く時間を使ったではないか！
自分はとくにその後に予定が入っていたわけでもなく、日常の執務の間に組合事務所から肥後橋まで出かけていよりんとのランチを徳留新人セッティングして貰ったからたいへん貴重な機会だったのだけど、しかし、いよりんの弾丸トークとパワーを真っ向から受けての3時間は長すぎた！
いよりんと別れた後、堂島川に浮いていたのは、燃え尽き症候群のようにボロボロになってしまった俺だった。
井寄先生、ランチは1時間にしましょう、健康上の理由で・・・(￣ω￣;)エートォ...

P.S.いよりんが書いていた人に嫌われる行動。
自己中心的に振る舞う・高飛車な物言いをする・約束を守らない・何事も中途半端にしかやらない・物事を正面から見ることができない・自分を守ることしか考えない・常に否定の言葉から入る。
そのまんまの人を一人知っています・・・（そこ、笑わない！）