
【

フリーランスの女性スパイ、マロリー・ケインが田舎町にあるダイナーに訪れた。そこに、アーロンというスパイが現れ、マロリーと大格闘を繰り広げる。アーロンをノックアウトしたマロリーは、そこに居合わせた若者に車を運転させ、逃亡を図る。道中、マロリーは若者になぜ自分がトラブルに巻き込まれたかを話し始める。元恋人・ケネスの経営する民間軍事企業が受注したバルセロナでのジャーナリスト奪還計画がきっかけだと言う…。
女子総合格闘技界のスター、ジーナ・カラーノが主演。
格闘シーンは、かなりのリアル・ファイト、蹴りやパンチがほんま重そう、ほんま痛そう、ほんまリアル。
そしてその鍛え上げられた肉体はまさにほんまもの、鍛え方が半端ない、あれは普通の役者には出せない、リアルな身体、むちゃくちゃ強い。

民間軍事企業の登録派遣社員ってのはあるの?
傭兵という産業が世界的に成り立っているのだから(闇の世界のお話しでは無くて国家の正式軍に)、民間企業が世界のインテリジェンスや工作を営利目的に、しかも無責任に参画しても良いのか、ってとこも「さもありなん」でリアルやねんけど。
でも残念ながら、お話しが適当すぎる、いろんな事をしたかったし、今までに無いスパイ・ムービーを作り上げたかったのだろうけど、かなり空回りしているよう。
趣味に走りすぎだ、ソーダバーグ監督。

美しくてセクシーでしかも強いという女スパイが世界中の男子に求められているのやけど、そんな世界中男子の期待を、綺麗なのに色気が無いという格闘家に無理矢理押しつけちゃった。
観る方としては、サスペンスの部分でストリーの先行きを推理させて貰いたいにも関わらず、お話しがお腹に落ちていかないうちにあっちゃこっちゃに舞台を変えすぎて、バラバラにエピソードを繋げてしまうんやから、ついてけない人大多数でしょうって思った。
あ~微妙すぎた~、嫌な映画では無いのにな~もったいない!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます