今日もなんだかんだうろうろしてけっきょく平塚で波乗り

13　予想通り、波は小さくなった、そして予想通り、あらとはいつまでたっても起きてこない、ちゅうわけで部屋を出発したのは10時、あいかわらずだ。
西湘は潮がいっぱいということもあってどこもブレイクしていないようなので、携帯情報ではもっとも「マシ」そうな辻堂に行ってみる。
が、第2駐車場前より西も潮が多すぎてやはり割れておらず、辻堂正面より江の島間はなんとか割れているが、思いっきりポイントパニックなsetもも、「どうする？入るか？」「う～ん・・・あまりにも幸薄い・・・」「よし○まなら波は同じくらいやけどここよりは人少ないんやない？」「そだね～行ってみる？」
あらと妻のお母さんが今日はお誕生日なので、ケーキを購入して妻の実家に行かなければならないそうで、遅くても14時くらいには関西に向かって帰路に就かなくてはいけないというタイムリミットがある。
今から湯河原まで行くとして、逆算するとそれほどは余裕がない、だから一度うちの部屋に戻り、自分の板は部屋に置き、明日の仕事に備えてのスーツや革靴や仕事カバンなどを積み込んで、湯河原に行き、そして波乗りはあらとがいつもの板とともに持ってきているビスケット使い、波乗り後はそのまま関西に向かって帰り、濡れたウェットスーツなどは大阪から平塚の部屋に宅急便で送る、という作戦で波乗り後に湯河原から平塚まで戻ってくるという時間を節約するという作戦を、一生懸命練る（←説明が長くなったがこれはあらと妻にお母さんのお誕生祝してもらうというミッションのためには重要なのだ！）

　しかし西に向かって戻っている最中に平塚あたりの波情報が更新された、するとどうも生○ン前で波が割れ始めたようだ！
さっきの一生懸命頭をひねった作戦は白紙に戻し、辻堂に比べればはるかに人が少なく、そして波もずっとマシなので迷うことなく生コ○前で入水することにする（あらとの車は自分の知り合いのおうちに駐めさせていただく）
波はset腰、潮がまだまだ多いので厚めな波で、テイクオフから1ターンはできるが、そこからは厚くなってしまって失速して停止してしまうか、それともしごきながらまっすぐインサイドまで無理やり走っていくか、ってな感じ。
それでも人へのストレスもさほどなく、それなりに乗れるので、今日のコンディション（太平洋は全国的に波がない）では、良しとしておきたい。
自分たちが波乗りしている間、あらと妻はぶーさん妻と遊びに行っている、ギリギリの時間まで波乗りしてしまったので大急ぎで着替えてさっさと昼飯を済ませに行って、そしてあらと妻をピックアップして大急ぎで帰路に就かなくては！「急げ～！」

　ここからは波乗り以外の昨夜から今日までの出来事を書いておく。
昨夜は加納食堂へ、ここの黒ごま担々麺が大好きやねんけど、いつも酒とともにいろいろ食べていたら満腹になって仕上げでこれを味わうことが出来ない状況になる、したがって今回はそうとう早めにオーダーし、きちっと味わった、やっぱ美味すぎる～！
入店が遅く夕食スタートは20時、しばらくすると見覚えある方がカウンターのとこでお持ち帰りをオーダーしていた、そう某流木さんの奥様、なんという偶然、しばし会話がはずむ（よかったら一緒に飲みましょうと誘ったが残念ながらお車・・・また今度飲みましょうね！）。
満腹になったし夜も更けてきたしそろそろ帰ろうかってなったら、妻はほったらかしにして今からあらとは加納さんと飲みに行くという、これがそもそも翌朝の寝坊の原因。

　今朝、前述のとおり、辻堂で波チェックしたがだめなので西で波乗りしつつ時間のロスを最小限にする作戦を一生懸命考えたのち車に戻っていたら、あらとは「漏れそう」と冷や汗浮かべながらトイレに行った・・・
いつまで経っても帰ってこないなあ、時間がもったいないなあと思い始めたころ、あらとからあらと妻に電話が入った、「もしもし、どうしたの？え？書記長は車にいるよ」、なんじゃ？もしや「紙がない」か「間に合わなくて（また）う○こ漏らした」か？・・・・・やはり・・・前者でした。
トイレットペーパーのロールを持ってトイレに向かう、行ってみると、いつもは日曜日にはないトイレ掃除におばちゃんが来たそうで、「にいちゃん、ちゃんと確認してからパンツ下ろしや」と（注：きっと大阪弁ではないと思うが）思いっきり説教されながら、上からトイレットペーパーを投げ入れてもらったそうで、危機を乗り切ったとのこと、あほや。

　こっちに来て「平塚で一番おいしいラーメン屋さんてどこ？」っていろんな人に聞くとみなさんが必ず薦めてくれるのが「花水ラオシャン 本店」（神奈川県平塚市花水台29-4 0463-36-0269）、あらとも厚木店しか行ったことがないそうだが「平塚系タンメン」はほんとうにおいしいというので、それではあらとも行ったことがないという本店に行ってみてランチすることにする。（ラオシャンのタンメンはさいあきさんもブログで紹介していた）
基本メニューであるタンメン（なんと350円なのだ！）をオーダー、豚系のだしのスープに味付けはお酢のみのような限りなく透明のスープに、素麺のような細いストレートの麺が儚げでたゆたゆとした感じでありつつ、「これで1玉分？」という量の存在感で沈んでいる。
具は細かく刻んだ玉ねぎのみ、スープは見た目以上にあっさりで、まさにタンメン（湯麺）、細くて頼りなさそうな素麺にように見える麺は腰はあるようでなく、むしろもちもちとした弾力のある麺、麺の味はあまり主張していないが、でもスープとは独特の相性の良さがあって、これもまさに湯麺であると納得。
この基本的な味をしばらく楽しんでから、このタンメンには自家製のラー油を加えて自分好みに味を調えるということが重要だそうなので、少しずつラー油を加えながら食べる、お～！ラー油の香ばしさでまた違った世界が見えてくる、美味い！
餃子も、野菜多めのもちもちの餡でそもそも餃子ってこうやんなってな鉄板の味わい、ちょっと焼きすぎかなという皮が実は餡のもちもち感を中和させ香ばしさを引き立てるという演出であったのだろうかと感じ、お酢と醤油は普通やねんけど香ばしいラー油で一味違うってなったタレで食べるとかなりの実力、餃子は総合力で勝負ってなことを密かに理解した。
ラオシャンって「老郷」って書くらしい、平塚駅の北口のところにも「老郷」というラーメン屋さんがあって前から気になっていた、家に帰って調べると本店支店の関係ではなく、そもそも系統は同じなんだそうだが、まったく違うお店だそうで味もちょっと違うらしい、（厚木のお店もまた違うのだそうだ）、とにかく一度、平塚駅前の「老郷」にもぜひ行ってみよう！

　花水ラオシャン本店、行ってみたら13時過ぎにもかかわらず行列ができていた、そのために食事を終るのに時間がかかってしまい、待たされて怒ってなければいいがと恐れながらあらとが、きっとぶーさん妻とガールズトークをマシンガンのごとく応酬しているであろう妻に電話してみると、「今、江の島でランチしていて、これから江の島の水族館に行こうと思うけどいい？」とのこと・・・思わず、関東に来てもっとも激しく「吉本新喜劇」ばりにずっこけてしまった！
いやいや、俺たちはいいんやけどそもそも急いでいたのは「あらと妻のお母さんが今日はお誕生日なので、ケーキを購入して妻の実家に行かなければならない」というミッションのためであって、そこのところはいいの？（ってか、潮が引いてもうちょっと波がよくなるかもという期待に後ろ髪引かれながら早々に脱水した俺たちの立場は・・・笑）

　と、あらと夫妻平塚珍道中は無事に楽しく終了して、大阪に向かって帰路に就く、自分は明日は大阪で仕事なので、彼らの車に便乗させてもらって。
あ～～～～よ～笑ったわ～(^○^)