鴨川ホルモー ぶりっ！どっ！げろんちょりーっ！

【18 -5-】　予告編も見てないし、まったくノー・マークで、しかもマークできていてもたぶん映画館では観てなかったであろう作品だから、ま、正直、試写会が当たったから観たという感じ。
実は映画が始まって数十分、それでもいったいどんな映画なのかさっぱりわからんくらい予備知識なし。

　二浪して京大生になった安倍は、喜んだのも束の間、目標を失い、すっかり5月病状態だった。そんな時、「青竜会」という謎のサークルからコンパに誘われる。何のサークルか分からないが、とりあえず参加すると、そこで安倍の“理想の鼻”の持ち主、早良京子と出会う。先輩たちは「普通のサークル」と言うだけで、何のサークルなのか一向に分からないが、彼女目当てで入部。そして、ついに安部は「青竜会」の実態を知ることに！

　最高におもしろいファンタジー映画。
監督照れくさかったのかファンタジーとしてわざと描いてないが、ほんとにほんとに素敵なファンタジー。
そやけどコメディな青春ドラマに仕上げているとこが憎くて、そしてまったくブレがない終始一貫した演出が見事！
脳天気に笑える、ほんと笑える。
京大・立命館大・龍谷大・京産大、笑える～っ！
俺、大阪と高知のハーフで、そのうえ思いっきり郷土意識強いからものすごく心狭くて、だから大阪に住んでいながら京都や神戸を外国並みに扱っていて、気持ちかなり鎖国しているように生きてきたから、京都は近い割にはまったく理解できていないけど、でも、笑える～っ！
さらに京産大中退の☆、笑福亭鶴光をあんな風に使うのはあまりにも反則やし！

　栗山千明、魅力的でキレイでそしてかなりディープな味を醸し出していた。
キルビルの時のむちゃくちゃインパクトあったゴーゴー夕張よりこっちの役どころの方が好きかも(笑)
とにかく、DRAGONBALL EVOLUTIONを見に行くのなら、こっち見ときな！
しかし映画見に行く前から「ホルモー」のせいで映画見終わったら焼き肉食いに行くモードになっていたが、それはまったく関連がないとは・・・でもちゃっかり焼き肉食ってから帰ったけど。