【=5 -2-】 年が明けてまだ12日間やのにもう5本も映画を観ている。
こんなペースで見ていたら、この1年間で152本も映画鑑賞することになるやん!←って、ないないヾ( ̄o ̄;)(笑)
SF作家・朔太郎と銀行に勤める妻、節子は、人も羨む仲睦まじい夫婦。朔太郎は一旦小説を書き始めると声も聞こえないほど熱中し、新婚旅行も取りやめにしたほど。しかし、そんな朔太郎を節子は愛し、優しく見守っていた。ある日、節子は突然、激しい腹痛を訴え病院へ行くと、大腸ガンと診断される。医者から告げられた余命は1年。笑いに抗がん作用があると聞いた朔太郎は、節子を笑わせるために、1日1篇の短編小説を書き始める…。
眉村卓とその夫人の実話をベースにした映画だそうで、本来なら号泣ものになあるはずの映画、しかしどうも泣けない。
監督である星護って人はドラマや短編映画の人やんね、139分もの長尺は向いてない?
なんかリズム感が変で、笑いどころは中途半端で笑いきれず、逆に悲しみどころで変にふざけていたり、病魔に襲われた主人公は健康的で、看病疲れにしては病的過ぎたり。
あいだに挟まれる1日1編の小説を再現するドラマはなんとも微妙で・・・面白くもないしシュールでもないし映像がいいわけでもないし・・・。
昭和を舞台とした映画では無いようだし、でも現在を舞台と引きなおしているわけでもないし。
とにかくどこまでも「あ~俺はいったいぜんたいどうしたらいいの!」って中途半端な感じで・・・・゛o(≧◇≦*)oo(*≧◇≦)o″
「夫婦(2人)で映画に行こう」というキャンペーンの劇場用CMがあるやん、おれ、あれ大好きで、あの感じの映画だと思っていた。
この「ちゅぅぅとはんぱやなぁぁぁっ」ってのが監督の狙いやったのか?
僕シリーズ3部作ってのが「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」(←これが俺は一番好き!)「僕の歩く道」のことだそうだけど、このシリーズに共通して出演している役者(小日向文世・浅野和・大杉漣)とスタッフも共通する人がいて、その繋がりでこの監督なのか?(3部作では演出だったそうだ)
根本的に駄目駄目な映画ではなかった。
試写会場を後にするときのまわりから聞こえる感想も悪いものではなかったので、どうも自分の好みに合わなかっただけなような気もするが。
自分は、母よりはあとに、でも妻や娘たちよりはぜったいに先に、健康的に死んでやる!~~~ヾ(〃^∇^)o ファイトォー!!
「ヤマト」もそうだけど、思い入れの強い親戚のいる映画はどうしてもみんな引きづられがちですねえ。
でも、中途半端すぎる映画で、自分にはどうしても「どうしたらいいのいい」のかわからんかったです。
思い入れの強い親戚は、ほんまかないません。(笑)