G.I.ジョー お金が掛かった仮面ライダーシリーズみたい

【 43 -9-】　衆議院選挙前哨戦もたけなわで、先日はうちの労働組合の中央委員会の前段に、推薦している候補者を招いて決起集会を開催、候補者本人8名、代理4名が来て頂いて順に決意を述べてもらい、最後にみんなでガンバロー三唱、なかなか盛り上がった。
それぞれの選挙対策本部では、街宣車運行、電話作戦、ポスター貼り、推薦はがきの集約、演説会や朝立ち夕立ちなどなどの準備や組合員さんやその家族たちへの支持と投票の徹底で、うちの執行委員も走り回っている。
え、俺はσ(゜ε゜；）って？
組合本部で留守番を申し付けられて、各選挙区の担当者の統括と調整係をさせられてます。。。う～現場に行きて～
そんな俺だからこんな忙しい時にのんきに映画鑑賞です・・・

　1990年代、世界征服をたくらむ悪の組織“コブラ”が各地で活動を活発化させていた。そして、最強のウィルス兵器“ナノマイト”を使い、パリのエッフェル塔を破壊してしまう。元々はNATOによりガン細胞破壊のため作られたが、実際はあらゆるものを破壊する威力を持っていたため、悪の武器商人デストロの手により脅威の兵器としてコブラの手に渡ってしまったのだ。コブラの脅威が各地を襲う中、アメリカ政府が送り込んだ最後の切り札。それは世界中から集められた史上最強の国際機密部隊G.I.ジョー。強靭な肉体、勇気と行動力を持ったエキスパート集団。加速装置付きの特殊スーツを身につけ、数々のガジェットを駆使する極秘のチーム、G.I.ジョー。エジプト、パリ、東京と世界を舞台に、陸・海・空と壮絶なバトルが始まる！

　とにかくっハリウッドの皆さん
この映画並みのパワーで、科学忍者隊ガッチャマンか新造人間キャシャーンを本気で実写版作ってください
と、そんな感じの映画です、ある意味、夏休み公開中の「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー/侍戦隊シンケンジャー 銀幕版天下分け目の戦」を、ハリウッドが本気で、莫大な金を掛けて作ったって感じの作品で。
だからきっと子供が大喜びです、そんな映画なんだ。
ただ、子供が楽しむには、ストーリー展開が早過ぎてしかも荒くて、うっかりすると取り残されたり、細かいプロットに気付かなかったりで、理解力と想像力と頭の回転を駆使しなくてはならない
といっても物語に深みも旨味もワビサビもあるわけではないから安心を（？）

　主役は、G.I.ジョー側はデューク役のチャニング・テイタムとコブラ側はバロネス役のシエナ・ミラー（あの眼鏡欲しい）のようだが、そして主要の脇役がG.I.ジョー側はスカーレット役のレイチェル・ニコルズとリップコード役のマーロン・ウェイアンズと顔は出来ないレイパーク演ずるスネークアイズ、コブラ側がストームシャドー役のイ・ビョンホン（なかなか頑張っていた！）、その次は司令官ホークとの武器商人デストロ・・・
というまあこんな序列かなと思っていたら、エンドロールでトップを飾ったのは「Heavy Duty　Akinnuoye-Agbaje」だったのでビックリ、Heavy Dutyって誰や？
って後で調べたらすぐ上の写真の前列右側、現場の司令官みたいな人だった、でも映画の中で名前が出たっけ？
原作ではもっとも重要な役どころなんだろうか、でも自分が子供の頃持っていたG.I.ジョーの人形は白人だった。
しかし俺が一番気になったのは、レイチェル・ニコルズ、頭脳明晰（12歳で大学卒業）・射撃のスペシャリストってな役で、でもかわいらしい一面を、二面も三面も覗かせてくれる。

　映画の中では、油まみれホコリまみれ血まみれだったけど、ジャパンプレミアの時はこんな綺麗だったなんて、映画の中の姿からはまったく想像できずなくらい汚い、でもパリの街を疾走するバイクのシーンはすさまじかった。
けっきょく面白かったんだか面白くなかったんだか、でも確実に続編があるので、だからきっと俺、次もうっかり見ます。
出来たら次はスカーレット中心でお願いしますm(__)m