人間らしく

日記です

平成は終わりを告げようとしている・・・

2019年03月21日 06時10分36秒 | 日記
 退院して久しぶりにテレビを観ると、「平成」は終わろうとしていることを実感した。
愈々改元間近だ。「平成」と示された時には、違和感を持ったのだが・・・。
慣れてしまえば、不思議と慣れ親しむものだ。慣性というものだろうか。
果たしてどんな元号に改元されるのだろうか。スムーズに移行されればよいのだが・・・。
新しい時代が始まると思えばよい、善き時代の訪れになることを願っている。
世界が平和で共存できる時代になれば良いのだが・・・。
これはあくまで願望であるが、そうあって欲しいものだ。



                唐 津 ・ 虹 が 浜


統計データは国家の姿そのもの・・・

2019年03月20日 04時59分51秒 | 日記
 国会では「毎月勤労統計」の不正調査を巡り紛糾している。
統計データは決められた通りに、正確に実施するところに意味がある。
或る時期から恣意的に変えられたのでは、その意義が失わされてしまう。
東京都だけが全数調査だったのが、サンプリング調査に変えられたのでは、意味が変わってくる。
東京都の全体に対する影響が大きいからだ。
これに気が付いてながら見逃してきた責任者の責任は重い。
責任を曖昧にして、良しとする姿勢には疑問がある。
「知らなかった」では済まされない問題だ。
霞が関の猛省を促したい。統計データは、国策の基本となるものだからである。



                睡 蓮 清 く 咲 く


病院の片隅で(4)・・・

2019年03月19日 05時09分38秒 | 日記
 病室は4人部屋だった。それぞれの過去についての会話があった。
全員70歳以上の老人方だった。共通していたのは、かつて病気らしい病気はしたことがないことだった。
彼らは4日~5日の短期間で退院していった。
その時思ったのは、「日本人は二人に一人は癌になるだろう」といわれた言葉を実感した。
次から次に入院してくる患者さんは、癌の除去手術のようだった。
老後には必ず「癌」がやって来ることを覚悟して備えるべきだ。
そんな感想を持った。老化イコール「癌」と思えば、納得できる。



                 イ カ の 活 き 造 り ( 呼 子 に て )


病院の片隅で(3)・・・

2019年03月18日 05時06分29秒 | 日記
 大病には「予兆」があるという。
以前患った「脳梗塞」は数年前に、「虚血性発作」のシグナルがあり、注意されていた。
今回の場合は、2月の初旬のある日の夕方から、激しい腹痛と吐き気が突然襲ってきた。
「大腸がん」による「腸閉塞」の状態だったらしい。全く予兆は無かった。
これまで「定期健康診断」では、「大腸癌の検査」は避けてきた。「癌」が私を避けてくれるだろうと甘く見ていたからだ。
油断あるところに落とし穴があった。傲慢の心に「癌」が宿ったのだ。
もしも2~3年前に検査を受けていたら、 「早期発見」に繋がったかもしれなかったと反省した。
今回の手術で「癌の組織」は切除されたが、再発の可能性は否定できないとのことだった。
「油断大敵、大病のもと」を改めて知った次第である。 ≪以下続く≫



九 十 九 島 の 夕 暮 れ 時











                



病院の片隅で(2)・・・

2019年03月17日 05時14分21秒 | 日記
 ≪前日に続く≫ 手術は3月1日の深夜行われた。
麻酔室に入ると全身麻酔がかけられ、気が付いた頃にはすべて手術が終了しており、病室のベッドで寝かされていた。
麻酔が切れたのか、時折痛みが襲ってくる。腹部の表面と内部の切断箇所である。
医療関係者は、「ガスが出たか」と回診ごとに質問してくる。
術後3日目に初めて「ガス」が勢いよく出た。
便は下痢気味の日が2日ほど続いたが、最初の「ガス」には快哉の気持ちでドクターに報告した。
以後は、順調に回復していったようだ。
「食事」も「重湯」から「3分粥」「5分粥」と進み、退院時には「普通食」に変わっていった。
手術後3日目の頃から、ウォーキングを始め、約2キロ/1日歩いたものだ。
苦しい我慢の入院であった。帰宅してホッとした。   ≪以下続く≫



           紐 差 カ ト リ ッ ク 教 会 in 平 戸

病院の片隅で(1)・・・

2019年03月16日 06時38分32秒 | 日記
 災害は忘れた頃やって来るというが、腹痛はある日突然やってきた。
2月の初旬のある夕方、強烈な腹痛と吐き気に襲われた。
一晩中、波状的に襲ってくる激痛と吐き気に苦しんだ。
翌朝はケロリと治ったので、安心していたところ、数日たっても「違和感」が残り、これは尋常ではないと判断。
近くのクリニックでエコーで検査してもらったところ、緊急入院することとなった。
数日前のこと、妻も同様の症状だったので、てっきり「ウィルス性胃腸炎」が感染したと思った。
ところが精密検査の結果、「大腸がん」の疑いが濃厚となり、すぐさま手術することになった。
即断即決の手術となり、切腹する羽目になった。一度失くした命だから、速断できた。≪以下続く≫



                 ザ ビ エ ル の 像 in 平 戸




ブログ再開のお知らせ・・・

2019年03月15日 05時29分57秒 | 日記
 いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
この度は突然ブログの発信を中断することとなり、大変失礼しました。
就きましては、2月の初旬のある夕方、突然「腹痛」に襲われました。
違和感が暫く続いたので、これは尋常でないと判断して、精密検査をしたところ、緊急入院の手術となりました。
本日2週間ぶりに退院することとなり、ブログを再開することとした次第です。
ご覧いただいた皆様には、申し訳ありませんでしたが、事情をお察しの上、引き続きご覧頂くようお願い申し上げます。
病の詳細は、別途ご報告させていただきます。痛い苦しい切腹でした。
まさかこの歳になって、こんな大手術をしようとは夢にも思いませんでした。
先ずは失礼したお詫びとブログの再開を報告させていただきます。今後ともよろしくご指導を賜りたく願っています。



                  小 白 鳥 の 群 れ


理想と目標は高過ぎないように・・・

2019年03月03日 07時21分39秒 | 日記
 立派な意見を述べれば、「理想」はその通りだが、「現実」は厳しいよと云われたものだ。
その通り現実は、思った通りには運ばない。
しかしながら、「現実」ばかり重視していたら、「低俗」な結果に終わってしまう。
進歩・進化は期待できないことになってしまう。
「理想」と云わずに「目標」と云えば、事はスムースに運ぶのだろうか。
目標と云えば、誰でも達成すべく努力するようになる。「諦めない」為には努力する気持ちが必要である。
会社・企業から与えられる「ノルマ」は「努力目標」ではあるが、達成することが求められる。
会社員にとっては現実の厳しい「目標」となる。パワハラにならぬような数値でありたい。
希望も強すぎてはならない。



                 石 鎚 山 の 頂 き

親になるには、無償の愛を・・・

2019年03月02日 07時22分06秒 | 日記

 親になる絶対の条件は、我が子に対する「絶対愛」があるか否かである。
近頃報じられる悲惨極まりない事件を見るにつけ、常識では考えられない事件が多発している。
人間として欠くべからざる「絶対愛」が無いからと思えてならない。
ヨハネ伝に「ひとが友のために、自分の命を捨てること、これより大きな愛はない」と記されている。
人の親となるからには、子供に対して絶対「無償の愛」を持ってほしいものだ。
「無償の愛」は絶対であり、代価を求めてはならない。親といえど、暴力は許されるものでないことを自覚してほしいものだ。
法制化が進んでいるようだが、親の自覚をしっかりと求めたい。


                  
                  紅 梅 の 赤 さ か な