人間らしく

日記です

知識と教養について・・・

2019年01月31日 05時18分08秒 | 日記
 若き日には知識欲が旺盛であったように思う。
貪欲なまでに吸収しようと努力してきた。歳を重ねるにつれて、知識欲が薄れてきているようだ。
知識とは単に知識であって、教養にはなりえない。そんな気持ちが次第に強くなってきた。
知識が「教養」になるには、時と熟成が必要ではなかろうか。
近頃の評論を聞いていると、知識万能のように思えてならない。「教養」に欠けていて、物足りなさを感じる。
教養」には、「知識は必要条件ではあるが、十分条件とはいえないように思う。
願わくば、識者として豊かな経験と熟成された「教養」が欲しい。
「知識」より大切なのは、考える力ではないか、そんな気がしてならない。
「教育」も、知識偏重にならぬよう望みたい。



                   イ ン コ 何 思 う





公務員に【公僕】の自覚があるか・・・

2019年01月30日 15時53分44秒 | 日記
 国家公務員には、国家のため、国民のために尽くす使命が与えられている。
今、問題になっている厚労省の「毎月勤労統計」の問題を初めとして、各省の統計に疑問が投げかけられている。
中国を初めとして各国の統計に対する信憑性には、疑問があったが、まさか日本の国の基本統計類に齟齬があろうとは思わなかった。
昨年来の文科省、財務省、それに厚労省と立て続けに不祥事が発覚してきた。国家公務員は一体どうなっているのか問質したい。
「デモシカ公務員」と云われても、仕方があるまい。
生活の安定を願って公務に就いたのだろうか、とさえ勘ぐりたくもなる。
国民からは、【公僕】 】であることが求められていることを忘れずにいて欲しい。
【公僕】たる使命感とプライドを失わないでほしい。政治家に歪められてはならない。
国民の生活に関する統計は、杜撰であってはならない。綱紀の粛正を期待しょう。



                  琴 桜 の 銅 像 ( 倉 吉 )


今こそ【モッタイナイ】精神を・・・

2019年01月30日 05時05分25秒 | 日記
 10年ほど前に、ノーベル賞を受賞されたマータイさんが話題になった。
彼女は日本から「モッタイナイ」ということを学んだそうだ。
それが地球温暖化のストッパーとしての役割が認められたのだろう。
本家本元の日本の現状はどうだろう。「使い捨て文化」が蔓延していないだろうか。
かつては日本の美徳であった「モッタイナイ精神」は何処へ行ってしまったのだろうか。
昔は物には魂があり大切に扱う日本があった、継ぎはぎをし、修繕をして使っていた日本古来の心意を取り戻したいものだ。
日本の「モッタイナイ精神」が地球を救うのだ。地球の資源には限りがあるから・・・。



              蝶 々 夫 人 の 像 ( 長 崎 )



少子化と大学入試・・・

2019年01月29日 06時20分46秒 | 日記
 過日、大学入試の共通試験が行われた。
狭き門を目指す若者たちにとっては、第一関門にあたり、努力の成果を問うテストマッチになる。
少子化により、最近では定員に達しない私立大学が続出しているらしい。
雨後の筍のように設立された大学の淘汰が始まったのか。大学側も学生の獲得に懸命に努力しているようだ。
かねてから日本の大学は「入学は厳しく、卒業は簡単」と云われてきたが、見直すぜ酒匂のチャンスだ。
欧米のように「入りし優しく、出るのは厳しく」が本来の姿ではないか。
入学すれば大学生活を楽しむ姿を、親は期待していないと思う。
勉学の有り方を問い直す機会になればと願っている。



                  大 山 か ら の 雲 海



何時まで続くリハビリ・・・

2019年01月28日 06時45分39秒 | 日記
 リハビリを始めて間もなく2年になる。何時まで続くのだろうと不安になりながら続けている。
全快への道程は遠いように思えてならない。未だに少しのフラツキが残っている。
あとは自然回復しか残されていないように思う。
何時までも病人の気分でいてはいけないように思えてきた。
余り焦らないで自然の回復を待つことにしよう。命あることに感謝すべきだ。
贅沢は云わずに、ただひたすらに待つことにしょう。
最近は、そんな境地になった。
闘病とは、耐えることのようだ。忍耐は果たして希望をもたらせてくれるのか。



                 神 戸 ・ ル ミ ナ ル エ

日韓関係の悪化について・・・

2019年01月27日 06時24分03秒 | 日記
 日韓関係は日に日に悪化しているように見える。
韓国は次から次へと、癖玉を投じては日本との関係を悪くしょうとしている。
見ていてやることが子供じみている。国家間で約束したことは履行しようとしない上、過去の恨みを持ち出しては日本をなじる。
日本は冷静に大人の対応をして欲しいものだ。
韓国もいくら国内の事情があろうとも、国家としてのプライドを持ってほしいものだ。
恨み・つらみをいくらかざしても関係改善にはつながらない。
日本も曖昧に約束してきた付けが回ってきたのではなかろうか。
犯した罪は償う必要があることを自覚させられた。
韓国も未来志向をいうならば、考えを改める時期ではないか。
争い事には、双方とも言い分はあるだろうが、お互いの主張を変えないことには解決しない。冷静な未来志向の外交を期待したい。



                  九 十 九 島 の 夕 陽


課税政策は巧妙に・・・

2019年01月26日 05時31分32秒 | 日記
 新年に入り、またまた憂鬱な「確定申告」の時期になった。
毎年思うことだが、目立たぬところから少しづつ増税されていくことだ。
特に気が付くのは「介護保険」や介護関係の増税に気が付く。
国家の赤字は数年前に1000兆円を超えたと聞く。
「社会保障費」が高齢化とともに年々上昇していくのは理解できるが、米国の圧力により新兵器が嵩むのには、納得しがたい。
防衛予算が膨らむのは、平和に逆行する。姑息な増税は避けて欲しいものだ。税制の抜本改革を断行してほしい。
累進課税により格差の是正を図って欲しいものだ。抵抗手段として 「禁酒・禁煙」を断行した。
納得のいく税制改革を期待したい。



               朝 日 に 輝 く 金 閣 寺


オリンピック精神に想う・・・

2019年01月25日 04時58分56秒 | 日記

 約50年前に開催された東京オリンピックを思い起こす時、2020年の東京オリンピックには隔世の感がある。
オリンピックに期待する精神は、「アマチュアリズムではなかったか。
プロとは完全に別世界であったように思う。少なくても保健体育の教科書では、そのように記されていた。
回を重ねるにしたがって、派手になり、放映権の昂騰・コマーシャリズムにアマチュアリズムが歪められてきたように思う。
国費を何兆円も投じて開催すべきか。勝敗に拘り過ぎる傾向は果たして正しい道なのか。
2020東京オリンピックに水差すつもりはないが、クーベルタン男爵の精神に沿うものか、多分方向は違ってきているのではないか。
今一度オリンピックムードに乗せられないで、原点に立ち返ってみたい。基本的のスポーツとは楽しい「遊び」であったことを忘れてはならない。
勝負に拘り過ぎると、スポーツ界に見られる「不祥事」につながる。



                能 登 の 国 分 寺 跡


温故知新と日々新た・・・

2019年01月24日 07時00分44秒 | 日記

 少年だった頃、「温故知新」という四字熟語を覚えたことがある。
単純にその意味を記憶したにすぎなかったが、最近になって深い意味が理解できるようになった。
過去の古い知識や他人との「縁」を大切にしつつ、一日一日を新たな気持ちで精一杯生きることを意味しているのだろう。
「温故知新」と「日々に新たに」は繋がっている親戚のようなものだ。
熟語として意味を覚えても浅薄なものになってしまう、実行を伴うものでなければ意味がない。
「知識」とはそんなものかもしれない。身につけて実行して初めて、本物になっていく。
他にもいろいろな事例が存在しているように思えてくる。
実行して初めて、教訓が生きるのだ、 「論語読みの、論語知らず」にならないように・・・と自戒した。



              旧 き を 訪 ね て ( 倉 吉 )




一期一会は神の恵み・・・

2019年01月23日 07時18分39秒 | 日記

 人と人との出会いは偶然と思えるが、顧みれば必然だったようにも思える。人生とは「縁」の連続であったように思う。
ある「縁」は知らぬ間に通り過ぎて行き、「無縁」となって消え去っていく。
チョットした「縁」でも、終生残るものもある。これを「一期一会」の縁というのだろう。
この縁は貴重なもので、終生人生を左右することがある。私の後年は、「一期一会」の縁に恵まれたと思っている。
「一期一会」の縁は、偶然のようでもあり、必然のようにも見える。
「袖触れ合うも、他生の縁」というが「縁」はどこに潜んでいるかわからない。
人の意思で熟成されていくのかもしれない。
最近一寸したことで、40~50年以前の人と復縁してきた。
「縁は異なもの、不思議なもの」と実感している。私は良き出会いに恵まれた人生だったと思わずにいられない。



                 由 布 岳 眺 望