国語の教科書で習った言葉に、今でも、強烈な印象が残ってのがある。
元朝日新聞の論説主幹だった笠信太朗さんによる「ヨーロッパ人の性格」を見事に表した言葉だった。
曰く「【イギリス人】は歩きながら考える【フランス人】は考え終わると走り出す【スペイン人】は走り終わってから考える【ドイツ人】は皆んなが走り始めると走り出す【イタリヤ人】は情熱で走り出す」短い言葉で彼らの特徴を見事に表現している。
イギリスのE・U離脱等現代にはそぐわない事項も散見されるが、言いえて妙である。
日本人は、思考が停止して、動こうとはしない、と言えるのではないか。
昨今のコロナ対策に見られるように、スピード感がないのに象徴される。
世界の旗振り役を担おうとすれば、せめてイタリア人並みの「情熱」が求められる。
東 京 駅 ー 丸 の 内 南 口