人間らしく

日記です

仁義なき戦いが・・・

2018年06月30日 04時50分15秒 | 日記

 競争社会は、いつまで続く。価格競争は、消費者にとっては、ありがたい。
しかしながら、商売にとっては、仁義がない戦いにならないか気にかかる。
行き着く所まで行かないと収まらないのか。
私が現役だったころ、会社の方針として毎年の事業計画を策定する際、対前年度比5パーセントアップが常に求められた。これが゛エンエンと続くと途轍もない数値になる。
売り上げ目標はあっても良いが、結果として、会社間の「仁義なき戦い」なってしまう。
他社の商品を競争会社の前で、見られるのを恥じた頃が懐かしい。
商取引にも「仁義」があっても良いと思うのだが・・・。
適正利潤で競い合ってもらいたいものだ。商売には信用が肝腎だ。



                仲 良 く 咲 く


後継者を育てる・・・

2018年06月29日 05時19分02秒 | 日記
 事業を安定的・継続的かつ発展的に運営していくには、有能な後継者が必要である。
人財育成こそ、会社にとっては、最重要課題である。
人財育成は一朝一夕にはできるものではない。
目先の経済効果を度外視してでも、実務を通して達成していかなければならない。
企業経営にとっては、厳しい側面がある。人財を育てるには、100年の計が必要だ。
やがては、育てられた人財が、マンパワーを発揮してくれる日が訪れる。
人財育成とは、長期投資と考えて、固定資産のように貯えておくべき性質だろう。
ドンドンと進む経済環境の中で果たして人財育成可能か。
サラリーマン社長では、心配だ。
人を育てるということは、現代においては至難の業のように思う。



                 猫 の ひ げ




「自己虫」という虫が、世界中で・・・

2018年06月28日 05時06分08秒 | 日記

 一昔前のこと、「自己虫」という虫が蔓延っているといわれた時期があった。
これは「自己中心」に考え、行動すること言い、「エゴ」の意味でつかわれた言葉だ。
その自己虫という虫は世界中に蔓延しようとしている。
「忖度」の問題はその典型ではなかろうか。
本人が云ってなくとも、権力者はその配下の思惑を察するべきではないか。
中国の故事に「李下に、冠を正さず」という格言がある。
何時まで「言った、言わない」で揉めているのだ。
国会の恥ずべき論議は終わらせてもらいたいものだ。
関係者が出てきて真実を語って、終わりにしたいものだ。
「アメリカ・ファースト」も自己虫と云わざるを得ない。



                バ ラ 一 輪 


私の社会人第一歩は・・・

2018年06月27日 06時02分52秒 | 日記

 聖書に「叩け、さらば開かれん」「狭き門より入れ」という聖句がある。
私の社会人としての第一歩は、「貧しい門出」であった。
「布団袋一つ」に着替えなどを入れた「ボストンバッグ」を抱えての船出であった。
当時を振り返れば、給料は約7,000円と安く、その中で実家へ仕送りした。
することといえば、「勉強」「読書」に「コーラス」位のものだった。
毎月の「労音」の例会で聴くクラシック音楽が唯一の楽しみだった。
しかしながら、貧しい暮らしだったが、心は豊かであり、ロマンに満ちていたように思う。
それに比べて現在の物質的豊かさは、どうだろう。
満ち足りたと云えども、どこか物足りなさがあるのは何故だろうか。
あの青春時代は、心は豊かであったように思う。心の豊かさとは、後になって気付くものかもしれない。





                バ ラ 園 の 門


楽器に魂が宿るか・・・

2018年06月26日 04時58分09秒 | 日記
 祖母が生前「モノには魂が宿っているから、大切に扱いなさい」と教わった。
楽器の女王と云われるヴァイオリンの「ストラディバリウス」が、
現代科学をしても、その音色の豊かさと美しい響きを再現できないという。
楽器そのものの素晴らしさと共に、これを演奏する演奏家とのコラボレーションが産み出す業かもしれない。
「ストラディバリウス」には製作者の情熱と執念が宿っているに違いない。
それを「魂」と云われたに相違ないと思った。
日本の職人には「入魂」という儀式があるようだが、「匠」の世界には、存在するのかもしれない。
ユメユメ心の籠った作品は、粗末に扱ってはならないことを、教えられた。
オイストラフやハイフェッツの奏でる素晴らしい音色に改めて聴き入ってみたい。



              吉 香 公 園 の 幻 想





失言とヤジには、本音が・・・

2018年06月25日 05時08分02秒 | 日記

 相変わらず国会議員先生方には、失言とヤジと不規則発言が目立つ。
その結果として、「謝罪」会見に追い込まれている。
発言が遺憾であっても、屁理屈を並べて、相手に誤解を与えたすればと誤魔化している。
そこには、本人の本音が語られているからだ。
「口は災いの元」「吐いた唾は元には戻せない」ことを知って発言してもらいたい。
お粗末すぎる暴言の数々、国民はそれを断じて許してはならない。
失言した本人はその愚かさ加減を恥じて詫びるべきである。
国民も厳しく、その言動に注目してもらいたい。



               青 紫 陽 花


カジノ法案は、邪道だ・・・

2018年06月24日 05時31分08秒 | 日記
 いわゆる「カジノ法案」がこの国会を通過しようとしている。
審議不十分なまま、「カジノ法案」は強行突破しようとしている。
国策の賭博容認法案である。
富士の高嶺の気高さと平和・文化国家を標榜した我が国に、果たして相応しいものだろうか。
私は否といわざるを得ない。
政治には「清濁併せ飲む」という必要性があるとしても、この愚挙は許してはならない。
例え経済成長に寄与しようとも、容認されるものではない。
もっと建設的な法案を作ってほしいものだ。嫌煙法案ももっと模範となる厳しいものを望む。

                

                清 々 し く 咲 く



人を動かすには・・・

2018年06月23日 05時15分57秒 | 日記
 人をして積極的に動かすには、リーダーのリーダーシップが求められる。
その際、大切なことはリーダーの「率先垂範」「熱意」だ。
人はリーダーの熱い思いと情熱があれば、積極的に協力してくれるものだ。
「あの人に従っておれば、間違いない」となる。
リーダーに求められるのは、平素からの「信用」「信頼」である。
リーダーシップには、「至誠」を重んじる「仁徳」が求められる。
「口先」だけでは、人はついてこない。
ウソと誤魔化しがあってはならない。人は後ろから鉄砲を打つ人には、ついてこない。



                ピ ン ク の 紫 陽 花


ロマンチックに憧れて・・・

2018年06月22日 05時04分32秒 | 日記

 齢五十歳の頃、さる人から「あなたはロマンチック」と指摘されたことがある。
褒められたのか、皮肉られた言葉なのかは定かでない。 
しかし、そのように映っていたのは事実だろう。
確かに、母親に似て、私もどこか幼さが残っていたのだろう。
感動する心は人一倍であったように思う。
美しいものを見れば、「美しい」と感動し、美談にふれれば心を打たれた。
人には、感動する心が大切ではないだろうか。
生きている限り「感動する心」は無くしたくないと今でも思っている。
「感動する心」は、ロマンチックに繋っているように思う。



                吉 香 公 園 の ア ヤ メ




虎穴に入らずんば、・・・

2018年06月21日 05時19分43秒 | 日記
 若かった頃のこと、仕事で大事に遭遇したことがあった。
約650億円の投資の是非の決定に際した時だ。
それは組織の存亡にかかわる重要案件であった。
関係者は遠巻きにして、事の成り行きを傍観していた。
当時の決定権者は、人から怖れられている人物で、勇気を持って進言する人はいなかった。
そんな折、私達は勇気を持って、その懐に飛び込んで行った。
結果を案じたが、思いの外あっさりと決着をみた。
周囲の人達には驚かれたが、勇気と大胆さが勝利した結果であった。
その時、大事は一瞬にして決まるものだと実感した。
歴史的にも決定的瞬間があり、大事を決定するようだ。



      咲 き 競 う 紫 陽 花