りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

もしも犬が人間になったらという噺

2017年04月19日 | 日記

ある日シロという名前の犬が神社で願をかけた。

「どうかわたしを人間にしてください」と。

すると願いがかなって人間になることができた。

ところがなったばかりなので着物をきておらずに

裸のままである。はらも減っている。

犬をしていた頃に親切にしてくれた人の家を訪ねて

ゆく。そこからさらに別の人の所へ連れてゆかれる。

その人は変わった人間に興味のある人なのでシロは

すぐに雇われて仕事をすることになる。

車の運転手の仕事である。(本当の落語は江戸時代

だから車など登場しないのだが、これは英語のテキスト

なので)。(笑)

噺のオチは雇い主が「お前は車をどうやって車をパークするか

(how to park)とたずねるとシロは「わん、わん。」と答える。

パーク(駐車する)をバーク(ほえる)と聞き違えたのである。(笑)

この落語は昔、志ん朝がやっていた。(たしか)

オチはどんなだったか覚えていないが、自動車などない

時代だからこのギャグは使えないのだが、ここでは良く考えられた

オチでおもしろかった。

ナビゲーターの肘井美佳さんも「変わった話だけれど人間に

なった犬が尻尾をふるところなど、めっちゃかわいかった!」と言っていた。

               NHK 語学 エンジョイ・シンプルイングリッシュより