風 囁

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている教会員の証し集

2013年6月23日/30日 一年が経過して

2013年06月30日 00時24分43秒 | 教会員の証し
一年が経過して

介護の仕事をはじめ一年が経過しました。
 職場はグループホームで認知症の方々が共同で生活するところです。身体介護が多いので最初は体中が悲鳴を上げていましたが、この一年で見事にたくましい二の腕をそなえました(笑)。
 長らく専業主婦をしていた私は、仕事をするにあたって「人とより深く関われる仕事をしたい」という思いがあり、介護の世界に飛び込みました。御入居者と毎日接する中で、暖かな気持ちを共有できる幸せなひと時もありますが、色々な形で表現される心からの叫びに深く向き合えているのだろうか、話すことも目を開けることもあまりない方々に対して私は何ができるのだろうか。
 無力さを感じる事もしばしばです。そう思いながらも、目の前の業務に追われ、あっという間の毎日…忙しさにかまけ神様に祈ることさえ忘れてしまいそうな時もあります。
 中学生になった娘とももっと向き合いたいのに、そう出来ない、仕事と家庭、そして教会生活をバランスよくして行くことの難しさを痛感しています。こんなダメダメな私だから、尚更祈って、神様に問いかけながら毎日の仕事を、生活をしなければと改めて思う今日この頃です。
 さて、話は変わり、6月9日は森牧師の就任按手式でしたが、私は当日夜勤明け。仕事が終わりお昼頃DCGに到着すると、二階の仮眠室で休ませてもらいました。式が始まるまでのつもりが、起き上がれずにそのまま式も仮眠室で。(すみません…)皆さんが準備する音、オルガンの音、聖歌隊の練習、そして式の一部始終目を閉じて聞いておりました。
 その何とも幸せなこと!あ~、こんな風にお年寄りや体の不自由な方が横になりながら、目を閉じてでも礼拝に出席出来たら、そんな方々と共にある教会でありたいな~とぼんやりと思いを巡らせたひとときでした。最後に、いつも温かい言葉をかけてくださる教会の皆様に感謝です。


M.Y

2013年6月16日 ありがとうございます

2013年06月22日 22時55分41秒 | 教会員の証し
ありがとうございます

現在私は、大阪を中心に大学や専門学校の学生募集をお手伝いしております。
 福岡を飛び出して3年。その間、全国各地でたくさんの方と出会うことができました。出会いの数だけ増える学びの貯金とともに、その出会いへの「感謝」が日増しに大きくなっています。       
 そんな感謝を知ることができた礼拝に感謝しながら、恩返しという新たな行動を決心しました。まずは私を育ててくれた地元から。将来を考える高校生と夢を応援する学校との出会いの場を作るという重要な仕事を自分の会社で。
 悲しいことに、営利目的で本質から遠ざかっている業界でもあるからこそ、常に感じ、考え、責任を持って行動します。険しい道を選択することの繰り返しの中で自分のかたちを思い出す礼拝に出席し、邁進します。
 幸いにも、3月に家族という心強い存在にも恵まれ準備は万全。福岡での本格スタートは、5月末からです。家族含め、どうぞ宜しくお願いいたします。


E.T

2013年6月9日 感謝と祈り

2013年06月14日 22時03分37秒 | 教会員の証し
感謝と祈り

 リバーサイドアベニューの一角にあるK.M家におけるスモールグループは、月の第2・4金曜日午後7時からはじまる。なんと我が家と隣り合わせのため、サンダル姿で気軽に参加できる。三々五々集まってくると、iPadから讃美歌が流れ、兄弟姉妹と歌声を合わせ静かなリーダーの祈りから始められる。
 今年度は「神の家族へようこそ」(リック・ウォレン著 PDJ訳・編 パーパス・ドリブン・ジャパン発行)本の帯には「『教会ってどんなところ?』にわかりやすく答えます!」と書かれてある。各章ごとに輪読し、意見交換の時間帯になると、和やかな雰囲気で元気な声が聞かれ、テンションが上がる。活字も大きく、重たくないこの本は読みやすい。心地よい海風がカーテンを揺らし始める8時30頃から感謝の祈りをみんなで共有する。最後の一人ひとりの祈りは痛みも悲しみも喜びもみ言葉にいかされる。
 このスモールグループの場所を提供してくださるご夫婦に感謝です。我が家の明かりを眺めながら12階のエレベーターを下り、兄弟姉妹に別れをつげ、また隣のビルの12階の我が家に上がる。
 「求めなさい。そうすれば与えられる。探しなさい。そうすれば、みつかる。門をたたきなさい。そうすれば開かれる。」

(マタイによる福音書7章7~8節)

 今夜も、博多港に浮かぶ赤いシルエットのポートタワーに向かって連れ合いの帰りを祈っている。

F.S

2013年6月2日 無題

2013年06月08日 10時20分52秒 | 教会員の証し
無題

主のみ名を賛美します。
 目に青葉と云いますが、今世の中、あわただしく、又忙しく過ぎていく毎日と思いませんか。一週間ほど前、私は喘息で少し休みますので、と会社に連絡しました。
 私の仕事は道具類を持って行くことですが、大阪方面の場合は大阪から送ってきて又送り返すとか、お店でディスプレー用の幕を張るなど、大学生のアルバイトの方たちと同じです。仕事は前より増しています。
 先日ふと、三浦綾子さんの「あなたへの囁き」を取り出し、見てみました。「人格、これこそが人間が人間であるゆえんのものである。わたしたちは、自分たちの人格を育て養うのに、怠慢であってはならない。」
 その日、その日に追われて、ただ忙しく立ち働くマルタ(福音書の中に出てくる一人の女性)であってはならない。ある時はすべてを捨てて、人格を養うために、心の耳を澄まさなければならない。この様な言葉でした。今思うと、会社に休みの連絡をしたのもあの道しかなかったからと…
 私にも信仰の思いがあったからと思えてなりません。今まで主が恵んでくださった心温まる思い出もたくさんありました。いつも迷える私を支えてくださり、感謝します。


Y.K