私の信仰告白
大切にしている言葉の一つに「愛は忍耐強い、愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、全てを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。」お恥ずかしい話、これらの言葉が、新約聖書コリントの手紙一とは、昔は知りませんでした。
昨今、殺伐な世相の中、老若男女、生存していくための精神的な生活の指針(道標:みちしるべ)としての教本である聖書を、大学を出た後に読んで、ビジネスの世界に入ってもミニ聖書をカバンに入れ、心配で不安な時、試練にあった時、失敗したとき、危機に直面したとき、困難な状況になった時、孤独な時、感謝の時、参考にしておりました。
当時のトーヨーサッシ(現LIXIL)の故潮田健次郎社長がカトリック信者のため、折に触れ、よくビジネスの参考に、実践と比較して聖書の中身を度々聞かされていました。この時、潮田社長から聖書をもらったのでしょうね。
私の個人情報ですが、1940年戸畑区(当時は戸畑市)生まれ。小中高と、戸畑の公立から西南学院大学商学部商学科に縁があり入学し、キリスト教の教育を受けました。1963年卒業し、イトーキ、トーヨーサッシ勤務、中小企業診断士取得。1964年、SKと結婚、子供男女2人、女孫2人。参考までに、病歴は大腸ガン手術、脳梗塞2回(内1回は医療ミスで声帯不全)、肺炎、ゴルフボールが当たり左耳難聴。定年後、これまた縁があり、西南学院同窓会本部理事拝命。学院との関係が深まりました。
ここから私の信仰告白ですが、暫くイトーキ、LIXILの関連会社の顧問や、ネットで株を主体とした取引で生産性を上げておりました。そこに東北大震災です。7年前の福岡西方沖地震で私のマンション(14階建て)も全壊に近い被害を受け、NHKの取材も受けました。居ても立ってもおれず、ネット取引の蓄財を福岡県と日本赤十字社に寄付しました。
私の心の中に迷いと不安と疑問が葛藤し始めました。その後2011年4月7日(木)、平尾バプテスト教会を初訪問しました。大地震、大津波、原発事故から、この28日間、過去を振り返り、これから先どうするのかを自問自答しました。未曾有の大震災とマスコミは言うけれど、果たしてそれだけでしょうか?
過去、私を含めて多くの国民が高度経済成長下、色々な多くの罪の償い(懺悔)をしたであろうか?(某氏は天罰と発言。)
私も社会人になり、70代の高齢になり、色々な病と闘っているのも私利私欲のみで罪の償いを忘れているのではないかと思い、迷うことなくバプテストの平尾教会を訪ね、平良憲誠牧師に求道者を希望し、日曜礼拝もお願いしました。大変快く話を聞いていただき感謝しております。
聖書については何の抵抗もありません。今でも主日礼拝以外に西南学院の関係先で定期的に学んでおります。神や罪や救いについては、今までの私は何をしてきたのであろうか?反省ばかりです。神について、これからは、神は愛であると自信を持って申し上げます。私の体の中に神が宿ると確信しております。
また、今まで神に背いてきた私をぜひお許しください。神に反逆、不従順、不信仰だった、大きな罪を犯した私をお許しください。私の罪を知り、悔い改め、イエス・キリストを心から受け入れますので、私を救ってください。
私は非常に弱い人間であり、不安や困難に直面し、揺れ動いております。日曜礼拝で聖書の言葉にあずかり、祈りを共にし、信仰生活という大きな目標を持ってイエス・キリストのもとに行けますように私をお導き下さい。
M.M