ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

『くろうまブランキー』*私の本棚*

2016年10月02日 | Weblog
お野菜をいただいたら、その日のうちに下ごしらえを。

わたしの小さな決まり。

(できない時も、ありますけどね。)


昨日は、とてもたくさんいただき物をした日で、茹でたり漬けたりしていたら、真夜中になってしまいました。

でも、それぞれのお野菜が、姿を変えて柔らかになり、冷蔵庫のタッパの中にきちんと収まる様子は、気持ちがいいものです。

明日の朝が楽しみになって。



さあ、眠いけれど、こんな夜は、このまま寝てしまわないで、開きたい本がある。

『くろうまブランキー』
伊藤三郎 再話
堀内誠一 画
(福音館書店)



ずっと、ご主人に大切にされなかった黒い馬ブランキー。

一生懸命働いて、ついに倒れてしまいます。

ご主人は、ブランキーを置いて行ってしまいました。


でも、そこへやってきたのが、サンタクロース。

サンタクロースは、わしを手伝ってくれないか、と、ブランキーに優しく語りかけます。

ブランキーは、嬉しくて、サンタクロースのそりを引いて、天の道を自由に自由にとんだのです。



誰かに必要とされる喜びが、しみじみと伝わってくる絵本。

わたしを必要としてくれる家族よ、ありがとう。


穏やかな気持ちで、わたしも、眠りましょう。