父と息子が、設計図を描きながら相談しています。
来春建てたい山小屋。
今度は、三角形の、マタギ小屋。
もう解体しなくてもよい小屋。
ずっと使える小屋。
「直径50センチの丸太をそのまま骨組みにしよう」
「小さい二階も作ろう」
「床は真ん中に杭を打って・・」
「まずは丸太の皮剥きからだな」
「昔は剥いた皮を屋根に張っていたんだよ」
「それは栗じゃないの?」
「栗もあったが杉も使っていたんだ」
楽しそうな二人。
わたしは思いました。
山小屋ができても、できなくてもいい。
いま、こうして、父が嬉しそうにしている。
生き甲斐と、未来への夢を持って、父が生きている。
息子がワクワクしている。
それだけで十分なんです。
来春、みんなが元気でいるかなんて、わからないもの。
大事なのは、いまという時。
今日を、どんな気持ちで生きたかということ。
息子が夢を持って、楽しく豊かに過ごせたかどうか。
父が、生き甲斐を感じて、張り合いを感じて、過ごせたかどうか。
もちろん、わたし自身も。
この連続、この積み重ねなのだと思います。
何回積み重ねられるか、誰にもわからないから・・
今日という日は、本当は、未来のどんな夢よりも、輝いているのではないかしら。
来春建てたい山小屋。
今度は、三角形の、マタギ小屋。
もう解体しなくてもよい小屋。
ずっと使える小屋。
「直径50センチの丸太をそのまま骨組みにしよう」
「小さい二階も作ろう」
「床は真ん中に杭を打って・・」
「まずは丸太の皮剥きからだな」
「昔は剥いた皮を屋根に張っていたんだよ」
「それは栗じゃないの?」
「栗もあったが杉も使っていたんだ」
楽しそうな二人。
わたしは思いました。
山小屋ができても、できなくてもいい。
いま、こうして、父が嬉しそうにしている。
生き甲斐と、未来への夢を持って、父が生きている。
息子がワクワクしている。
それだけで十分なんです。
来春、みんなが元気でいるかなんて、わからないもの。
大事なのは、いまという時。
今日を、どんな気持ちで生きたかということ。
息子が夢を持って、楽しく豊かに過ごせたかどうか。
父が、生き甲斐を感じて、張り合いを感じて、過ごせたかどうか。
もちろん、わたし自身も。
この連続、この積み重ねなのだと思います。
何回積み重ねられるか、誰にもわからないから・・
今日という日は、本当は、未来のどんな夢よりも、輝いているのではないかしら。