日比谷同友会 園芸友の会

日比谷同友会 サークル活動

第176回例会報告

2021年02月09日 | 例会報告

園芸友の会では、初めて下記の要領でzoomオンラインミーティングを行いました。 

  第2回園芸友の会サイバーサロンの開催 
    日時:令和3年1月28日 14:00~16:00
    場所:各自自宅
    議題: 
      1.連絡事項  (中島会員)
      2. 生物多様性保全のための「かいぼり」(生駒会員) 
      3.
東京御府内八十八か所巡り(生駒会員)
      4.楽しい洋ランのその後(中澤氏:前回講師)
      5.その他

    参加者: 中澤雅則氏(前回講師)、小峯茂樹、林憲男、
    (敬称略) 生駒憲治、本多孝之、中島汎仁

 

 新型コロナは依然として猛威を振るっていて、第2回目の緊急事態宣言が発出さ
れてもなお、感染者の減少が見られない昨今、zoomによる、第2回園芸友の会サ
バーサロンを開催しました。第1回サイバーサロンは、第175回例会報告として
昨年10月30日にまとめました、この時はグループメールによる意見交換でしたが
今回は、zoomでのオンラインミーティングを採用しました。ネット環境が準備で
きている関東在住の会員5名の他に、前回講師を務められた札幌在住の中澤氏にも
参加いただき、サイバーならではの体験でした。

 初めての経験で、ホストからのメール招待がうまくゆかず、参加者全員が揃う
まで、少々てこず
りましたが最終的には6名全員が揃い、久しぶりの会合となり懐
かしさも加わって2時間たっぷり
楽しい雰囲気のうちに話題が進みました。
 以下に連絡事項を除いてその概要をまとめました。

・生物多様性保全のための「かいぼり」
 東京、石神井池(石神井公園内の人工池)が40年ぶりに、池の水を抜いて、堆
積泥などを排
除して在来種の保全、外来魚の防除、底質の改善そして水草の再生
を目的として実施される大変珍しいチャンスをとらえた報告で、普段見ることが
できない写真など貴重な発表がありました。    

 「かいぼり」の 説明資料      石神井池の底
  

 1か月強、池底を乾かし、湧き水、井戸水、雨水をためて、3月中に自然な状態
に戻す計画とあり、春には石神井池の魚や鳥や植物が元気に回復再生することで
しょう。
 また、池の周囲に群生する美しい「キショウブ」は「要注意外来生物」なので
池の周りの環境改善と植物や昆虫を増やすため、今回全て抜根するとのことで す
こし惜しいような気もしました。

 遊覧ボートをすべて陸揚げ         池底に泥が堆積                            
 

・旧東京御府内八十八か所巡り
 四国八十八か所巡りになぞらえて、江戸時代後半までに現在の東京23区を中心
に八十八か所のお寺(真言宗)が開設されているのだそうです。 発表者は、い
ずれ、四国の八十八か所巡りを希望しているのですが、現在、この御府内のうち
三十三か所をお参りしました。

 寺の中には、広い境内の立派なお寺もあれば、すでにお寺の形跡も見られず、
普通の建屋に扁額に寺の名前が書かれているだけのところがあったり、御朱印も
してくれるところとそれもないところもありました。 最近では、お参りの人出
はすくないようでした。

 朝10時くらいから、2時間以上かけて2万歩の行程を組み計画的に何回かに分け
て回りました。都内の街路樹は紅葉し、境内の珍しい植え込みも楽しいでした。

  第16番霊場 三實寺      お砂踏み(八十八か所すべてある)
  
                       

4、楽しい洋ランのその後
 昨年2月に、当園芸友の会で「洋ランは楽しい」と題してお話をさせていただき
我が家で咲かせた洋ランのいくつかを写真でご紹介しましたが、今回はzoomによ
るオンライン会合ということではるばる北海道から参加させていただきました。

 北海道蘭友会例会は、月1回の予定で開催されますが、このところの新型コロナ
の影響で必ずしも順調には開催できませんでしたが、それでも11月から再開し、
札幌市との共催の蘭展も、多くの市民に来場いただき積極的な活動を展開してき
ました。 私の出展作品が奨励賞受賞をいただくなどの名誉もありました。

 カトレアの原種をもっぱら手掛けておりますが、自宅のサンルームでもう何年
も栽培しており、ほんのりとよい香りも楽しんでいます。

 今回はその後に咲いた、たくさんの海外原産の美しい洋ランたちをご紹介します

 


 出品する洋ランは、同時に花を咲かせる、同じ方向に花を咲かせる などの工
夫や苦労話もありました。また、洋ランの他、札幌近郊の雪景色や植物を守る雪
囲いなど、季節的な写真のご紹介もあり雰囲気が盛り上がりました。

         

 サイバーサロンでのこれらの発表に使われた資料や写真は、発表者の操作で、
参加者全員の画面に映し出しながら説明があり、参加者の顔は画面の端に小さく
映される仕組みなので、大変理解しやすいし、ペーパレスでもあり、音声も自然
で、何より距離を全く感じさせない利点が改めて認識できたのでした。
 コロナのお陰? でこのような体験ができたのかもしれません。(中島汎仁記)

 

 


第175回例会報告 

2020年10月28日 | 例会報告

第175回例会報告                 2020.10.30 園芸友の会

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、本年2月13日開催の第174回例会(大門
会場)以来、残念ながら通常例会並びに屋外例会とも開催できない状況にあります。

 これまで、例会での話題は、もちろん園芸に関する各自の作品発表や経験談を
中心に意見交換などをしておりますが、それと同時に関連する文芸、絵画、音楽
などにも話題が広がり、和気あいあいとした情報交流サロン風に楽しい時間とな
っていました。

 年に4回、このようにメンバーが集まって種々の話題に花を咲かせ、気の置けな
い楽しい集いが、新型コロナの影響で中断された形となり、そのうち会員間のグ
ループメールによる情報交流が始まりました。 このことは例会での情報交流に
大いに代替えとなったばかりでなく、これまでの例会では話題となりにくい、草
花の時々の変化や時々の疑問がタイムリーにされるほか、個人的な趣味、DIY
の作品、文学や音楽、写真なども添えられたメール交流はさながら「園芸友の会
サイバーサロン
」として新しい効果を表しています。

 6月頃より、活発なサイバーサロンでのメール交流が始まり、9月までで67件を
数え、そのままA4換算で30ページを超える情報交流がなされてきました。それらの
話題を、関連項目に分類して、以下に活動報告としてまとめました。なお、連絡
事項、幹事打ち合わせなどの事務的なメール交換は割愛しています。

 

 園芸友の会 「サイバーサロン」 もよう

家庭菜園あれこれ

・プランターで、ゴーヤ、ブルーベリー、ミニトマトを栽培して2年目の今年、
ブルーベリー、ミニトマトは順調に生育しているが、ゴーヤの下部の葉っぱ
が黄色くなって、元気がなくなってきているので、何かアドバイスを‥とい
う相談に対して複数会員からコメントがよせられました。プランターや鉢植
えで栽培する場合、①土の量(プランターや鉢の大きさ)、②水やり、③肥
料がポイントで、①の土の量は、作物によっても違いがあるが、ある程度の
量が必要であり、②は土の表面が乾いたらたっぷりと鉢の下から流れ出るよ
うにやる。チョロやりは、鉢の下まで(作物の根まで)水が届かないことが
あるため。水はけも大事。③の肥料は、ともすれば多くなりがちなので、注
意が必要。 
       プランター植えのゴーヤ
          

・今年の6~7月頃は、雨が多く気温が低いせいもあって、地植えでも生育に差
が生じます。肥料は、植え付け前の堆肥の他は、2週間間隔くらいの追肥で、
水は高温期には朝夕2回が必要かもしれません。

・プランターの場合、下がコンクリートなど熱を反射するような場合には、根
の温度が高くなりすぎるかも?

・200坪ほどの畑をやっている会員からは、ゴーヤはまあまあで、特にトマト、
キュウリ、ナス、インゲンなど夏野菜は順調に生育しています。これらの夏
野菜は、収穫出来過ぎたので、ご近所に分けて喜ばれていますが、梅雨明け
後の猛暑で収穫も減り、雑草ばかりが元気で困っています。

 

花木などなど

・花木は、季節の移り変わりを彩り豊かに演出してくれている。春から庭中を
ピンク色に染めたバラ、紅花、シャリンバイ、サンザシ、カルミアは今はす
っかり身を潜め、アルストロメリア、ベルガモットそれに長々と咲いている
アブチロンなども気に入っています。

・君子ランを植え替えました。

・友の会でいただいたヤマユリが元気よく咲いてきました。カサブランカも毎
年植え替えもしないまま大きな花を咲かせています。

・梅、さざんか、松、大名竹などの話題は、あまりなかったですが、これらの
選定作業を研究・実践中などの話題も寄せられていました。

 

サギソウ

・このところの温暖化で、開花が難しくなっているサギソウが、見事咲いたの
で、自ブログに掲載して多くの反響がありました。 毎年、昭和記念公園に
て「サギソウ教室」に参加していますが、その年によって花数が違ったりし
て難しさがあります。
       サギソウ
       

・優雅、清楚、繊細をすべて表現するサギソウは、むしろ不思議とも思える植
物です。絶滅危惧種に指定されているラン科の植物で、昭和記念公園ではボ
ランティアで種を守っています。

・私のところのサギソウは、もうこれで4年連続花が咲きませんでした。集合住
宅で夏の夜間気温が低下しないことが大きな原因ではないかと考えています。


趣味の話題

・コロナ禍で自粛生活が続く中で、読書の機会が増え、環境保護活動家であっ
たCWニコル氏の著書を初め、帆船海洋小説などの紹介がありました。

・テレビ番組から、「ワイルドライフ」や音楽番組「人生歌がある」などの紹
介のほか、昔懐かしいプッシュホンの販売に絡んだ歌手との想い出話があり
ました。また、区民会館で開催されているカラオケ教室はコロナ禍でも元気
で頑張っているとの報告もありました。

・特筆すべきは、DIYの話題です。最近、電気工事士の免許を取得し、自宅の和
室を洋室に変える工事に取り掛かる話題から、1級建築士の免許を持つ会員か
らは、かつて自宅の設計をやり遂げ、現在は耐震強化に取り組んでいるなど
本格的なお話です。また、自宅地中にワインセラーを造作したことや長年木
工細工に親しむ人や、花壇用の小物造作、花を飾る額縁コンテナ製作など多
彩な会員に恵まれていることの発見がありました。

 

コロナ禍での行動

・これらの他、早朝散歩を習慣にしている話題から、夏場は午前3時の散歩を終
えて4時半から畑作業に取り掛かる本格農業の方もおられます。

・ドライブ旅行を楽しむ会員からは、戸隠方面への道中の栃の実やナデシコの
類の花などの観察も怠りないことや、さらに四国八十八霊場廻りも実施する
との報告がありました。

・散歩や屋外での観察もあります。神奈川県でオオタカを観察されたり、自宅
庭でのキジバトの飛来数などのどかな風景が見える話題も寄せられていまし
た。また、近隣でのスケッチを楽しむなども寄せられました。 


       スケッチ
       

 

 以上、サイバーサロンでの話題を集約してしまいましたので、その都度の雰囲
気が壊れてしまっていますが、皆さん、巣ごもり対策の中、読書、散歩、趣味、
日曜大工、などなど楽しい話題の交流が日常の大きな刺激となっています。

 新型コロナによるステイホームで、これまでになかったメンバーの新しい側面
が顕在化し、より広く深い人生体験の交流の場ができたように思えています。

 今後さらに、日比谷同友会ホームページを活用して『園芸よろず相談』や『園
芸作品展』など同友会会員の皆様への開かれたコーナー開設などのアイデアも寄
せられ、今後の検討課題となりました。                       (中島汎仁記)

 


園芸友の会のご紹介

2020年10月28日 | 園芸友の会のご紹介

   サークル名    園芸友の会
   設立年月日    S51.9.20
   会員       11名 (2020年10月現在)
   行事内容     原則として 2,5,9,11月
   場所       2,9月は、日比谷同友会教養室
            5,11月は屋外研修
   代表幹事     中島汎仁
   顧問       工藤 忠氏
   幹事名      中島汎仁(090-7734-3476)
            内海秀明(090-3335-8435)
            本多孝之(090-2672-4744)
   入会金      なし
   会費       年2000円

 

・例会: 原則として年4回(2,5,9,11月)
 場所: 日比谷同友会教養室(品川ビル)

・活動の概要:
  当会は、園芸に関心をお持ちのOB(その家族も含めて)を会員としたサー
 クルです。

  2020年2月の例会で第174回を数え、すでに40年以上の歴史があり、克明な
 記録が残されています。

  発足以来、(故)松橋達良さんを代表幹事として活動を続け、2004年8月の、
 第112回例会から(故)若本孝雄さんが、更に、2011年9月の第141回例会から、
 阿部正之さんが、そして、2019年4月の第170回例会から、中島汎仁が代表幹事
 を引き継ぎ今日に至っております。

     第174回例会 特別講話『洋ランは楽しい!』(2020.2.13)
      


  5月頃の屋外例会は、草や木の花等の観賞を目的に、日帰り(原則)で、見学
に出かけております。 以前は、周辺へのバス旅行にもよく出かけましたが、最
近では、新宿御苑(春)や小石川後楽園(秋)に出かけております。

    第171回例会 新宿御苑(バラ園の前で) (2019.5.23) 

    

 通常の例会は、2時間程ですが、会員の持ち回りで、園芸に関する自分の体験
談(自宅の庭の手入れ、畑作業、ベランダ園芸など)や、近隣の公園等の探訪記
など、それぞれ、ユニークな発表を行っております。 そして、これらをもとに
出席者相互で質問など意見交換をします。   

 例会後は、一時間少々の茶話会を開きますが、この場では必ずしも園芸に限ら
ず、多方面の趣味の話題などに花が咲きます。健康に関する話題も多くなってい
ますが、出席者が楽しく勝手に話のできる、この茶話会も、本会の魅力の一つに
なっています。 

 又、会員相互の懇親を兼ねた会食は大きな楽しみで、屋外に出かけた時は勿論
ですが、2月の室内例会でも、新年会を兼ねて食事会を開催しております。

 ぜひお気軽にご参加ください。 お待ちしています。 

             2020年10月      代表幹事   中島汎仁

 

 


第174回例会報告 

2020年03月15日 | 例会報告

 2月というのに暖かい日に恵まれ、世は、新型コロナウイルスによる肺炎が世界
中に急増しているさ中でしたが、特に混乱もなく楽しく実施されました。
 前回は、昨年(2019年)11/8の
小石川後楽園散策でしたが、今回は室内での
例会でした。


 ・日時:2020年2月13日(木)13時~17時 
 ・会場:芝・レンタル会議室(大門近く)
 ・会員発表:
   ① パンダと地球環境と  (阿部会員)
   ② 農作業の失敗例  (本多会員)
   ③ 園芸友の会 畑体験in蓼科(スライド上映)(中島会員)
 ・特別講話:
   『洋ランは楽しい!』 中澤雅則氏(NTTOB、北海道蘭友会会長)
 ・懇親会

上記次第で会は進みましたが、これまでとは違った新しいことが2つありました。
新しいことの1つ目は、友の会会員以外の方(NTTOB)から、その道に長じた内容
の講話をいただくことでした。

 今回は、そのトップバッターとして、中澤雅則氏(NTTOB、北海道蘭友会会長)
による『洋ランは楽しい!』と題して、70枚を超えるスライドの解説と美しい
自作洋ランのご紹介をいただきました。  また昨年の、『世界らん展2019』の
分野ごと受賞作品のご紹介とコメントをいただき大変参考になりました。

 中澤氏は、私たちの講話の翌日、東京ドームで開催される『世界らん展2020』
初日に訪問されるとのことでした。

      例会の終わりに集まった人たち
       
   (写真撮影を失念したため、残った人だけの撮影となってしまいました。)

 

    たくさんのスライドの中からほんの一例             


 もう一つの初めてのことは、例会場です。品川の教養室が他のサークルで使用
される予定でしたので、私たちは、品川近くのレンタル会議室を使用する初めて
の試みとなりました。 この会議室は、ネット予約で、コンビニ決済、室の開閉
も遠隔自動ですので、会議室管理者とは、顔を合わせることもなく、電話で声を
聞くこともなく、唯一電子メールですべてを行うという初めての体験をしたので
した。
備え付けのプロジェクターは無料で使用でき、室内も清潔で自由な雰囲
気で、“案ずるより産むがやすし”でホッとしました。

会員発表は、

  • ①の パンダと地球環境と は、会員の2件のブログ記事の紹介で、1件目
    は、 昨年満2歳の誕生日を迎えたパンダ「シャンシャン」に家族ぐるみで
    愛着を持っている話で、生物に対する世界的な約束事である「ワシントン
    条約」に触れています。2件目は、「気候変動に関する枠組み条約(COP25
    など)」とオーストラリアの森林火災や、IPCC報告などに言及され、大変
    大きな問題提起に発展し、会員からの質疑も盛り上がったのでした。


  • ②の 農作業の失敗例 は、2つの例と挑戦について発表され、一つは、
    サツマイモの苗つくりで、出来上がった苗の定植後の生育がうまくゆか
    ず、その原因と分析から、対策追求のため、苗の採取タイミングに合わせ
    た、種芋の植え付け及びその後のこまめな育苗床温度管理の重要性を認識
    されました。もう1例は、馬糞堆肥の短期作成への挑戦で、通常1年半ほど
    期間を要していたものを切返し等により、1次発酵の10日間で2回温度を
    80℃まで上げることで1か月半程度に短縮する方法です。昨年の失敗は、
    切返し時期が遅かった等で、そこまで上がらず、その後の温度の変化が少
    ないことが原因とみて、今年(2020年)には 1次発酵時途中の切り返し、
    給水、尿素添加により温度変化をつけることで80℃にはならなかったが、
    70℃まで2回上げに成功したので、2次発酵以降に期待されていました。


  • ③の 畑体験in蓼科 は、会員が所属する蓼科農園に2010年に会員6名が
    訪問し、農園の15m長の1畝を会員専用畝として、畝作りから、サツマイモ
    苗の植え付けを 5月下旬に体験するとともに、晴れたすがすがしい八ヶ岳
    に囲まれた高原での一日を味わい、夜は野趣に富んだBBQなどを楽しみ、
    翌日には、尖り石縄文考古館見学と高原ランチなどを満喫しました。 
     さらにその年の10月の収穫など、想い出のスライドを10年ぶりに再現し、
    今また当時の感動を引き戻し盛り上がったのでした。 関東6名、関西4
    名体制で16年間継続した蓼科農園も、昨年、終了となりました。

 特別講話については、冒頭述べましたように、誰もがよく知っている洋ラン
の、しかしその分布域は、南極を除く世界中に広がっていることや、原種と
交配種がそれぞれ現在も脈々と存続し発展しており、その種は、27,732種を数
え1位であるなど体系的な解説に初めて認識する事柄も多かったのです。
 下図はスライド上映の内容目次です。

            

 17時には、終了して年に一度の懇親会を近くの蕎麦屋さんで、講師先生も含
めて、
ここでも洋ランの話はもちろん、講師の幅広い趣味の世界、ギター演奏、
自転車など
に話題が発展するなど、楽しいひと時を過ごすことができました。 

      懇親会
       
       

 次回例会は、5月頃に昭和記念公園、井之頭公園などを候補とした、屋外例会
を幹事方で決めることとして、散会となりました。

 二つの新しい試みがすべてうまく取り運ぶことができ、幹事方はホッと胸を
なでおろしたのです。

 例会の出席者(敬称略):阿部正之、生駒憲治、内海秀明、小峯茂樹、
長山東、林憲男、本多孝之、若本美代子、中島汎仁  オブザーバーとして、
川西俊治さん、佐藤知康さんの皆さんでした。ご参加ありがとうございました。
                           (中島汎仁 記)

                      

 


第173回例会報告

2019年11月23日 | 例会報告

Ⅰ 開催日時 令和元年11月8日(金)

Ⅱ 場所   小石川後楽園 11:00~15:00
       11時涵徳亭門(西門) 集合 

Ⅲ 参加者  阿部正之 内海秀明 生駒憲治 小峯茂樹 中島汎仁 長山 東 
       林 憲男 本多孝之 以上8名

Ⅳ 見学会状況

 春の新宿御苑に続いて、今回は、秋の小石川後楽園を散策しました。入り口でシルバー
割引きで入園、渡されたパンフレットを手にとりながら、園内を巡りましたが、幸い雨の
心配もなく、天候に恵まれました。

  小石川後楽園は、江戸時代初期に、水戸藩の上屋敷内に作られた大名庭園で、「前憂後
楽」の思想に基づいて、後楽園と名付けられたようです。 岡山の後楽園と区別するため
に、大正になって、小石川を冠したと言われます。

 水戸藩の小石川周辺の広大な屋敷は、明治になって日本庭園はそのまま残しながら、
それ以外の隣接地は大きく変貌しています。 隣接地には、東京砲兵廠がつくられ、その後
の関東大震災や戦災をへて、戦後の再開発で、後楽園球場(今は後楽園ドーム)、遊園地、
ホテルが作られ、一大レジャーパークとなっています。

 小石川後楽園は、これらとは対照的に、静かな伝統ある佇まいが魅力となっています。
大泉水を中心にした庭園内は、中国の様式も加わっていて、池の中にある蓬莱島には弁財
天の祠があります。竹生島もあり、琵琶湖を模して造られたと伝えられます。

          
           園内案内図                         ツワブキの花

 園内の大小様々の立ち木は、紅葉にはまだ早いようで、葉の色付き具合は、いまいちでし
たが、あちこちに咲いている、ツワブキの黄色い花が、あたかも、主役のように目立ちまし
た。これを食べたことがある会員もいて、話題となりました。4弁の山茶花の花も、チラホ
ラ咲いていました。

  木立の後方には、隣接する後楽園ドームの白いまる屋根が迫っていました。近代的な建物
と、庭園とのコントラストがいいという人も多いようですが、ドーム建設にはだいぶ反対し
たのに、と憤慨している散策者にも会いました。

 速いテンポで近代化が進む中で、江戸時代の文物や風景を、特別史跡・特別名勝として、
維持・保存するご苦労が偲ばれます。

    

      後楽園ドームの白い丸屋根                  文京区役所を背景に 


  九八屋という、草葺屋根の建物があり、江戸時代の酒亭を復元したようで、花菖蒲が見
ごろの頃には、よく風景に合うようで、パンフレットの表紙になっています。
  屋号の由来は、酒を飲む時は、昼は九分まで、夜は八分までに控えるべし、という意味の
格言とか。

  半円形の石橋の陰が水面に映って、まん丸の円になってみえる、円月橋もユニークでし
た。
又、得仁堂という、重厚な建物がありましたが、光圀公が建造した中で、地震や戦災を
逃れ、唯一現存するもののようです。

  石畳の通路の上に、見慣れない黒い大きな、芋虫に似た物が落ちており、拾いました。
見たことがあるものの、名前が思い出せませんでしたが、帰り際、入口の受付の人に聞いた
ら、サイカチ(皀)の実と教えてくれました。 この木は、マメ科の大きな植物で、沢山生
る実を、水に漬けると、莢の内側に含まれる成分から泡が出てくることから、往時は、石鹸
の代わりに使った、と言われます。

          
                サイカチの実の莢

  気さくな散策で心地よい疲れを感じる頃合いに、昼食のため、入り口に近い涵徳亭に入り
ましたが、徳を涵養する所、という凄いネーミングです。別室で2300円也の弁当を頂き
ましたが、品数が多く、食べきれない程でした。

  無事退院して、今回、元気に参加された小峯さんから差し入れされた、信玄桃のお菓子
も、おいしく頂きました。

          
          会食風景 (手前のビール瓶の横が信玄桃)

  食後、次回の例会についての相談がありました。来年2月14日から、後楽園ドーム
で開催予定の世界らん展への出品者で、中島代表の知人である、中澤雅則さんの話を、
2月13日に聞くことになりました。会場は、日程の関係から、いつもの品川でなく、
地下鉄大門付近の、貸会議室の予定です。 

 3時過ぎに、次を約して、散会となりました。

  余談ですが、小生、往路は、地下鉄飯田橋駅からのルートで、やや苦労しましたので、
帰路は、JR水道橋へ出てみようと、内海さんの案内で、静かな遊歩道を歩きました。
小石川後楽園の外になりますが、園内では殆ど見られなかった、草花や木の名前の表示
が、親切についています。
  途中に、小石川後楽園展示室なるものがあり、室内には、徳川家代々の系図や発掘時
の出土品(葵の紋など)が展示されていました。

  いい気分でゆっくり歩いている内に、水道橋に着きました。    (阿部正之記)