日比谷同友会 園芸友の会

日比谷同友会 サークル活動

第168回例会報告

2018年10月31日 | 例会報告

                                             園 芸 友 の 会  第168回 例会報告       

l  開催 日時 :  平成30年9月21日(金曜日)

l  会    場 :  NTT日比谷ビルB1レストランV別室  例会終了後 同場所で茶話会

l  出 席 者 : 阿部正之、内海秀明、小峯茂樹、篠原周二、中島汎仁、長山 東、林 憲男、

          本田孝之、松本哲男   以上9名

l  講    師 : 工藤 忠先生 同助士 黒田 すみれさん

l  議   事  

◇ 阿部代表幹事から本日の本日の出欠について、2名が体調不良で欠席との報告。 日比谷同友会事務局が今年中に品川ツインビルに移転するため、今日まで借りていた会議室が、今後使えなくなるとの話がありました。             

              例会風景

 ◇ 持ち寄り報告会 今回は3回目の持ち寄り報告で、以下の4件について約2時間に亘り発表、質疑がありました。   

(1) 季 節 の 話 題  工 藤先生、 助手黒田 さん

   秋の園芸シーズン盛りの10月の園芸作業について紹介がありました。資料は1984年9月に「朝日新聞」に先生が書かれたものです。10月は、チューリップ、スイセンの秋植え球根の植え付け期です。植え方は、露地植え、鉢、プランター植え、種類によっては水栽培も楽しめます。先生の植え付け実験では、学者や専門家の言う事は絶対でない 「常識に こだわるな」との話です。

          

   遊び心での実験で得た事は、チューリップ、アイリスで 球根を5号鉢で、ぎっしり植えても、角度を変えて、どんな植え方をしても花は綺麗に咲くとの事でした。

(2) 我家の庭の花       松 本 会員

  昭和50年に新築した自宅の庭は15坪あり、庭木と花壇、植木鉢で四季折々の花々、椿、ツツジ、サツキ、アメリカ芙蓉、牡丹など、自慢の花々を咲き誇らせる、会員の維持管理は見事でした。       

   

 (3) いろはかるたへの思いー栗花落と仮名止めと花見団子      阿 部 会員

  会員自身のブログの一部を紹介していただきました。今年の梅雨入り頃、TVの天気予報で、梅雨の話に関し 「栗花落」 という言葉が紹介された。栗の花が梅雨入りの頃になると地面に落ちてくることが由来で、この字は ツュイリ→ ツユリ と読むようだ。極めて珍しい、苗字(名字)の一つという事です。

珍しい苗字として、幾つか紹介されているが、その中に 「京」があつた。この字は、通常は、キョウと読むが、「カナドメ」とも読むようだ。いろはかな文字の最後の止めとして、京(きょう)とあることから、カナの最後の止め、との意味のようだ。

これが切っ掛けで興味を持って調べた、馴染みの深い、[いろはかるた]の話題の報告です。

  江戸かるたの3番目に出てくる、「花より団子」は、好きなかるたの一つという。風流よりも実益、外観よりも実質を重んじることのたとえ、とある。でも、桜を愛し、花見を楽しむ庶民感情からは、少しずれているていると思えてならないとの、阿部会員の話で、自身は、「花も団子も」と言う事としているようだ。

      

              江戸かるたの冒頭の「犬棒」と末尾の「京」 

(4) 私のブログから5つの話題     中 島 会員

 中島会員のブログからの紹介報告です。

①    赤 塚 田 遊 び (板橋区赤塚諏訪神社)            

 1976年に国重要無形民俗指定されている赤塚諏訪神社の「田遊び」に行ってきました。田遊びというのは、一年の五穀豊穣と子孫繁栄を祈る予祝行事として行われていて近くにある「徳丸北野神社」は1000年前から、赤塚神社は約600年前から行われているとありました。

      

② 第 2 の 地 球 

  渡部潤一氏(国立天文台副台長)の講演録から拾い読みの形でその概略をまとめた報告です。天文学はここ20年で大きな進展があり、地球と同じような環境を持つ惑星が次々と見つかっているそうです。

地球のように、恒星からの距離が適当で、水が液体の状態で存在する場所は「ハビタルゾーン」(生命居住可能領域)と呼ばれるそうです。2009年にNASAが打ち上げた、ケプラー宇宙望遠鏡では2015年までに5000個ちかい恒星(太陽系外)が見つかり、そのうち「グリーゼ581」恒星では、6つの惑星の中で2つが地球型惑星、恒星「ケプラー62」では、5つの惑星の中で2つ、恒星「トラピスト1」では7つの惑星の中で、3つが地球型惑星だそうです。宇宙での生命活動という、大きな希望と夢のある報告でした。

③ 五 分 咲 き 

  桜など咲いている度合いを「三分咲き」「五部咲き」などと言いますし、この他、「腹八分目」や「五分刈り」などというものがあります。数量的な割合を表す語として、割、分、厘、毛があり、桜の開花、腹具合、頭髪などの具体例が紹介されました。

④ カクテルキュウリ

  オランダからやってきた、スナック感覚の10cm程度のミニキュウリです。(詳細略)

⑤ 自 然 農 法

  自然農法に魅せられた会員が神奈川県秦野市に農園を営む人にお話しを伺った時の報告です。自然農法は、有機農法や循環農法などと呼ばれている農業のやり方です。ウイキペディアによれば自然農法とは不耕起(耕さない)、不除草(除草しない)、不施肥(飼料を与えない)、無農薬(農薬を与えない)を特徴とする農法。考案者の一人福岡正信氏はこれを4大原則にしている。

中島会員は、自然農法は、確かにすばらしいが、この農法によって生計を維持するのは無理であると理解したようである。 

◇ 次回については、移転によって日比谷ビル利用が最後になることから、思い出深い晩秋の日比谷公園内を散策し、園内で食事をとる企画が幹事から提案され、了承されました。

幹事で具体案を作成し周知をすることとなった。

● 茶話会

 例会終了後、同場所で恒例の茶話会があり、阿部会員が手配した和菓子「栗花落」をいただきながら、報告の内容等について歓談し、日比谷ビルでの最後の例会を終了しました。 又先生から お土産に、会員にスイセンの球根を、沢山いただきました。

         

                栗落花(つゆり)の器と中味  

          

                                                                                            「 内海秀明 記 」


園芸友の会  活動状況報告

2018年07月08日 | 例会報告

 

 平成30年6月25日

園芸友の会 活動状況報告

     

  第167回例会は、春の屋外例会として、5月31日(木)に皇居東御苑に行きました。

皇居東御苑は、皇居東地区の旧江戸城本丸、二の丸および三の丸の一部を整備して庭園とし、昭和43年に一般に公開されたものです。

 

初めての入園でしたが、大手門に集合し、手荷物検査を受けて入りましたが、大げさに言えば結構混み合っていまして、聞こえてくる言葉は外国語ばかりの感がありました。

 入園後、大手休憩所で、巡回コース等を打ち合わせました。今回は、参加を楽しみにしていた、椎名、松本、若本のお三方が、直前の体調不良のため、残念ながら不参加でした。

 

今回の訪問は、前日の雨で空気中の埃が一掃され、時々雨がチラつく曇天でしたが、新緑の樹木と季節の花が我々を迎えてくれました。

二の丸庭園の一角にある花菖蒲は、個々の株数は少ないのですが、80種類あまりが纏まって咲いているので、趣が素晴らしい景観でした。                       

                                                    

                    花菖蒲の前で

  二の丸池には、アサザとコウホネが黄色い花をつけていて、花の大きさは小さいのにかなりの面積を占めていましたので目立ちました。コウホネの葉は蓮と類似して茎が水面に出ていると認識していたので、茎が見えず別種があることが解りました。

      コウホネの花                                    

  池の縁にヤマブキの表示板を見ました。70年前に小学校で習い覚えた太田道灌に関わる逸話が蘇りました。よく見ると、花は終わって、5枚の萼片に4個の実を着けているではないですか。驚きました。        

インターネットの資料では、一重で、花弁が5枚のものがあるとのこと、これに当たると思われます。(備考 参照)

      ヤマブキの実               

          

      

               苑内風景1                        苑内風景2

  苑内のニの丸地区の最後に、都道府県の樹木を集めたコーナーがあり、各自、自分と縁のある地域の樹木の、名前を当てたり、探したりしました。

 

本丸地区は、広い芝生が配置されていて将軍の居住地としてのゆったりした感じが伺われます。

苑内は、塵が一つも落ちていませんでした。ボランティアの方の清掃によるものと思いますが、徹することで観覧者がゴミを落とさなくなるのかと思い、素晴らしい整備のあり方に感服した次第です。

歴史的に由緒ある天守台を背景に記念写真を撮り、富士見多聞、富士見櫓を巡りましたが、富士見多聞は中へ入れて、当時の城壁の防御構想に想いを巡らしました。

 天守台前で  

 富士見櫓は、現存する貴重な3櫓の一つで、焼失した天守の代わりを務めたと言われます。

出口・中の門跡から百人番所越しに見えた大手町の近代的ビル群は壮観でした。

  

                 富士見櫓           中之門跡からの大手町ビル群

                              

 観覧後、会場を変えて、NTTグループが再開発して建てた大手町超高層ビルの地下で、昼食を囲みながら、親睦の場を持ちました。

 席上、幹事から電友会50周年事業への参加方法の相談があり、検討しましたが、案が整理しきれませんでした。

また、従来、例会に利用していた日比谷同友会会議室が使えなくなるとの連絡がありました。 

 当日の出席者(敬称略)は、阿部正之、内海秀明、小峯茂樹、篠原周二、中島汎仁、長山東、林憲男、本多孝之の8名の皆さんでした。

以上

                               (本多孝之 記)

 

備考

①    太田道灌に関わる逸話

太田道灌が鷹狩に出て雨に遭い、蓑を借りようとしたとき、若い女に山吹の花を差し出され、それが『七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき』という古歌(『後拾遺集』)の意だと後で知り、無学を恥じたという逸話(常山紀談等に記載)

②    ヤマブキについて

晩春に明るい黄色の花を多数つける。北海道から九州まで分布し、古くから親しまれた花で、庭に栽培される。花は一重のものと八重のものがあり、一重には実がなるが、よく栽培される八重は、雄蕊と雌蕊が退化していて、実を付けない。

 

 

 

 


第166回 例会報告

2018年03月01日 | 例会報告

第166回 園芸友の会 例会報告    

 

 冬季オリンピックもいよいよ佳境に入った2月16日(金)に、第166回園芸友の会例会が日比谷同友会談話室にて開催されました。今年の列島は雪深く、関東も寒い日が続いていますが、植物にとっては、この2月は既に根が動きだし、土の中では春を迎えている・・この時季、園芸家、菜園家にとっては、土作り、苗作りで忙しくなる頃です。

 冒頭、阿部代表幹事から、欠席者の状況が報告された後、工藤先生から高齢による講師辞退の希望が寄せられましたが、引き続き顧問としてお願いし、例会には自由に出席されて、コメント等をいただきご指導を仰ぐことで了解を頂いた、との話がありました。

 工藤先生は、1991年(平成3年)のちょうど今回と同じ2月16日の第57回例会で、はじめて講師としてお招きし、「春を迎えての園芸作業」と題する、宿根草の植え替え注意事項や矮化剤の使い方などの講義があったそうです。 以来27年間にわたり、植物の幅広い、深い知識に基づく、丁寧な解説・回答をいただき、また、植物以外にも、音楽、絵画、心理学など多岐の分野に亘る興味あるお話も大変勉強になり魅力的でありました。 今後ともよろしくお願いします。

     
 例会では昨年9月から始められた“会員持ち寄り報告”が行われ、今回は、以下の、6件(発表順)について、約1時間半にわたり発表・質疑がありました。

 

①『ブログ記事「おもしろい花の名前」』(中島会員)

自身のブログ記事から、ナンジャモンジャ、タビビトノキ、キソウテンガイなど神代植物園に会員みんなで訪問した時に実物を見ていますから懐かしく思い出されたり、また、アアソウカイ、モッテノホカなど珍しい名前の紹介がありました。

②『「キンラン」の歌と想い出』(若本会員)

今年の歌会始の儀(1月12日)の天皇陛下の歌『語りつつあしたの苑を歩み行けば 林の中にキンランの咲く』に、亡くなられたご主人が、近くの林でかって撮影されたキンラン、ギンランの写真(席上回覧)に思いを寄せられた報告でした。

③『野菜つくり 昨年の出来・不出来』(松本会員) 

40坪にプロはだしとも思える野菜作りを既に40年も続けられた、成果の数々が報告され、出来・不出来は天候の影響が大きいとの実感が生々しく述べられると同時に、丹波黒豆の新芽が摂られる原因がヨトウムシらしいと判明したなど、ベテランでも未だ難問にチャレンジされている様子がありました。

④『野菜つくりの成功と失敗』(小峯会員)

毎年日除け効果と食材の両方を目的としたゴーヤ作りは、育てやすく毎年成功し満足しているが、たまたまプランターに植えつけたジャガイモは初夏の水遣りが不足したことで、収量が殆どなかった失敗談、その他の野菜類は成功するも害虫の被害に悩まされた話など、花木に詳しいベテランでも、違った経験から、今後の注意事項などが報告されました。

⑤『名前の分からない草花と検索』(阿部会員)

草花園芸の楽しみと、ITによるネット検索技術を絡めた、新しい切り口から園芸の楽しいプロセスが報告されました。名前が分からない草花や違いが分かりにくいものなどが、検索技術・手法によって判明した時の喜びはまた格別の趣きがあり、未だ不明のままの草花をその写真から、例会場でスマホによるネット検索で判明するなどのサプライズと楽しみがありました。観察力、検索力が要求される面白い提案でした。

⑥『江戸城歴史ウオーキング』(内海会員)

報告は、専門の指導者による一般ツアーに参加された内容で、園芸とは直接の関連はないものの、太田道灌の築城から徳川15代将軍の居城としての江戸城に纏わる歴史ポイントや名所が改めて紹介されました。その中の皇居東御苑は、草花が美しい庭園として推奨されました。

 

会員報告の後、次回の屋外例会について提案され、時期は5月~6月頃とし、行き先は

     ・庭園美術館・自然教育園(目黒駅、白金台駅)

     ・皇居東御苑(大手町駅)

について、今後、幹事で検討することとなりました。

 

 工藤先生から、資料が配布され、日本人の気質と性格、県民性などおもしろい視点からのお話、さらには、音楽を聴く植物、日本人の好きな花調査結果ほかなど幅広い興味ある話題提供がありました。 また、先生から、会員全員に、スカシユリの球根をいただきました。 

      

  例会終了後は、今年最初の会でもあり、場所を変え、B1のレストランで、食事をとりながら、しばし、会員報告内容や先生のお話、オリンピックの話題など和やかな談話に大きな花を咲かせて会は終了しました。

 当日の出席者(敬称略)は、工藤忠先生、黒田すみれ助手のほか、阿部正之、内海秀明、小峯茂樹、長山東、林憲男、本多孝之、松本哲男、若本美代子、中島汎仁の皆さんでした。                                              (中島汎仁 記)


園芸友の会のご紹介  2

2017年12月02日 | 園芸友の会のご紹介

園芸友の会のご紹介  2

 

・発足年月日: 1976年(昭和51年)9月21日 
・代表幹事: 阿部 正之(tel0356163235)  幹事: 小峯茂樹(tel0462515556)  松本哲男(tel0434212351)
・登録会員数: 11名
・参加費: 入会金1000円、 年会費2000円
・例会: 原則として年4回(2,5,9,11月) 場所: 日比谷同友会別室
・活動の概要:
  当会は、園芸に関心をお持ちのOB(その家族も含めて)を会員としたサークルです。
  2017年11月の例会で、第165回を数え、40年以上の歴史があり、克明な記録が残されています。
  発足以来、(故)松橋達良さんを代表幹事として活動を続けてきましたが、2004年8月の、第112回例会から(故)若本孝雄さん  が、更に、2011年9月の第141回例会から、阿部正之が、代表幹事を引き継いでおります。


  5月頃の屋外例会は、草や木の花等の観賞を目的に、日帰り(原則)で、見学に出かけるのを例としております。 以前は、周辺へのバス旅行にも、よく出かけましたが、最近では、一昨年は小石川植物園(春)、横浜三渓園(秋)、昨年5月には、箱根湿生花園・ガラスの森美術館、今年は、春には千葉の三陽フラワーミュージアム、秋には、神代植物公園(写真)に出かけております。

   

               神代植物公園にて                温室の珍種 奇想天外

 通常の例会は、2時間程ですが、まず前半は、会員の持ち回りで、園芸に関する自分の体験談(自宅の庭の手入れ、畑作業、ベランダ園芸など)や、近隣の公園等の探訪記など、それぞれ、ユニークな発表を行っております。 

後半は、園芸研究家の工藤忠先生に講師をお願いして、あらかじめ寄せられた会員からの質問事項等に対する回答を兼ねながら、時期、時期の園芸作業のポイントを中心に解説していただいており、これらをもとに、講師の助言をいただきながら、出席者で意見交換をします。   

 例会後は、一時間少々の茶話会を開きますが、この場では必ずしも園芸に限らず、多方面の趣味の話題などが出てきます。会員の年齢が高くなったので、健康に関する話題も多くなっていますが、出席者が楽しく勝手に話のできる、この茶話会も、本会の魅力ではないでしょうか。 

又、会員相互の懇親を兼ねた会食は大きな楽しみで、屋外に出かけた時は勿論ですが、2月の室内例会でも、新年会を兼ねて食事会を開催しております。

 ぜひ気軽に声をかけて、おいでください。  

                  2017年(平成29年)12月      代表幹事   阿部正之

 


第165回例会報告

2017年11月30日 | 例会報告

園芸友の会 第165回例会報告

神代植物公園を訪ねて

 

 11月17日(金)の10時半、武蔵野の面影を色濃く残す神代植物公園は、幹事連の切実な祈りに応えて、この上ない素晴らしい秋晴れで、我々を迎えてくれた。

 2名の貴重な女性会員を加えて総勢10名の、ほぼフルメンバーでの例会である。

 

菊花展~バラ園~温室

・恒例の菊花展はやや盛りを過ぎていたが、様々の色と形でおのおの妍を競い、国花としての誇りを華々しく誇示していた。懸崖作りの菊は、上から下まで、一斉に開花しているのも見事であった。

盆栽仕立てはいかにも古木の趣きを呈し、いつもながら、これは多年生?との疑問を抱かせる。プロが居られたら質問したかったが無人のため、帰宅後、NETで調べたところ、 幹の太りやすい種を選んで、一年で育て上げるのが一般のようである。ただ、上手に管理して翌年新芽を吹かせ、数年維持する方法もあるようだ。  

・バラ園は秋咲きがまだ盛りで、色とりどりのバラが華やかな雰囲気を漂わせている。

 秋バラは日差しが弱い分、色彩が濃いとのことで、園の中でも一際人々が群がっていた。

       

                                         バラ園前で                               鮮やかな色

・巨大な温室では、天井まで届く「旅人の木」が一際異彩を放っていたが、中でも目を惹いたのが、アフリカの砂漠に生える「奇想天外」で、一目では「君子蘭」のように長い 葉を持ち目立たないが、説明によると、葉が一対2枚出ると一生そのままで終わるとの事。但し、寿命は数千年にも及ぶという。何か可哀そうな気のする種であった。

                    名前からして奇想天外!

  私達のサークル指導者工藤先生は、現職の頃、当園温室でベゴニアを盛大に手がけられたという。今も華麗なベゴニアが沢山育てられているのは、工藤先生の遺産であろう。

 

雑木林~かえで園~つばき・さざんか園

・まだ葉が青々とした雑木林の下を通ると、爽やかな香気を放っている。一番期待したかえで園の紅葉は、残念ながらまだ殆どその気も無く、葉を透過する明るい陽光が眩しい。

 ・つばき・さざんか園に至り、日陰になっている通り道では、濃い緑色ばかりで花の気配さえ無い。幹事としては、「これは困った」との思いが強く、気は焦ったが、日当たりの道に出てやっと、満開のさざんかが出現して、ほっとした思いであった。 メンバーの間で、ひとしきりさざんかとつばきの違いについて論議が飛び交った。学術的区別はともかく、花びらが纏まってドサッと落ちるのがツバキ、一枚ずつ散るのがサザンカ、という珍説もあったーー。 

 

深大寺~昼食会場

・深大寺は堂宇も仏像も由緒あるものばかりで、見ごたえが有りそうだったが、混雑と疲れとで次の機会とし、前回以来、皆の関心を呼んでいた「なんじゃもんじゃ」の木の観察に移った。名の由来が、人々が「何の木じゃ?」と言ったからというように、取り立てて特徴の無い木だが、初夏に沢山の白い花をつけ、1センチほどの実をつける、モクセイ科のヒトツバタゴといい、トネリコに似ている。木曽川流域、対馬あたりに自生するどちらかと言えば珍種に属する。

 この木の近くに、以下の句碑が2基建っているが、椎名さんが解説してくれた。

    萬緑の中や吾子の歯生え初むる  中村草田男

    遠山に日の当りたる枯野かな     高浜虚子 

                        

                            深大寺前で                             「なんじゃもんじゃ」の木と句碑 

・丁度、昼食時間となったので、名物「深大寺そば」の昼食を楽しんだ。暑からず寒からずの極めて快適な陽気の中で、大いに歓談が続き、次回予定の来年2月16日(金)を確認し、3時、現地解散となった。

 参加者・阿部正之、内海秀明、小峯茂樹、椎名迪子、中島汎仁、長山東、林憲男、本多孝之、松本哲男、若本美代子

                                                                                                            (小峯茂樹 記)