菜園の竹林前の広場に、ふきのとうが出ていたが、気づかないあいだに、伸びて花も咲いてしまっていた。
竹やぶを伐採して、光が入るように空き地にしてあるのだが、陽当たりがいいので、早春になるとふきのとうが出て来る場所である。
ふきのとうの周りには、ふきの葉も竹の枯れ葉の間から伸びて、大きくてもせいぜい直径15センチほどの葉の大きさになる。
食用に栽培されるふきは、もっと葉が大きくて、茎も太いが、ここに生えて来るふきは小型である。
東濃地方では、これを佃煮にして食べる習慣がある。
きゃらぶきと言われている。
菜園の周りには、もうすこしすると、堤防の斜面にイタドリが芽を出す。
イタドリも山菜になるが、スカンポとも言われているが、別の植物をスカンポという地方もある。
出始めたばかりのイタドリの芽も天ぷらなどにして食べられるそうだが、食べたことはない。
今日、畑の雑草を取っていたら、ツクシの群生を見つけた。
このところの暖かさで、田んぼや野原で、ツクシを探している人たちが増えている。
桜は、蕾が膨らみ初めているから、2、3日のうちには、開花が始るだろう。