ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

歓迎トヨタ野球部

2009年02月25日 | トヨタ硬式野球部

  

  23日(月)から春季キャンプに入った
社会人野球日本一のトヨタ自動車硬式野球部は、
初日朝の雨にたたれながらも午後から天気回復を待って
無事、グランドにて練習することができました。



 ひょっとして屋内練習だったかも、
とこのブログでも紹介してました。
私も球場に駆けつけ、保健体育課職員にそこで会うと、
「例の天気予報でGOサイン出したんですよ」とは自慢げな同課のTさん。
例のとは、新田原基地の天気レーダー。
午後から天気も回復する予報だったとかで、
小雨結構ならぬ小雨決行で内野のグラウンドに敷いたシートをはがし、
午前中は土を入れ所々の水溜まりも新たな土でやや変色、
しばらくすると同色と化し、自然に戻っていました。



 2日目の24日もそのような天候、午前中の雨でしたが、
この日もグラウンド整備してみっちり汗流した後、
“待望の”ヘルストピアで一風呂浴びてホテルに帰って行きました。



 ヘルストピアではささやかではありますが、歓迎会を催しました。
練習でやや疲れた様子の選手には迷惑だったかもしれません。
が、10分程度の会にも監督以下全員参加していただき、
支配人の歓迎の言葉に始まり、
完熟キンカンとデコポンを同部にプレゼントする頃には
打ち解けていました。



 続いて藤原主将のお礼の言葉、「一日グランドで土まみれ、
汗を流した後に入れる大きなお風呂が楽しみでした」と語り、
延岡でキャンプを張るとその声援がとても嬉しい、ことも報告。
今季で4度目となる当地をすっかり気に入っている様子でした。
同部からは昨年優勝した時の集合写真等のパネルをいただき、
早速フロントカウンターに飾りました。



 歓迎会の司会を務めた私は、
昨年の都市対抗の話を藤原主将に聞きました。
思い出したくない地区予選敗退の結果を
改めて思い起こしていただくことにより、
あの時の悔しさをこのキャンプにぶつけてほしい、
という強い願いがありました。

 その前の年(07年11月)の日本選手権優勝という輝かしい実績、
当然、翌年の優勝候補に挙げられ
どのチームからもマークされるのは必至。
しかし、次の目標である都市対抗戦、優勝はおろか、
本選にも出場できない結果に終わり、
東海地区予選敗退に選手は涙したに違いありません。
その悔しさをバネに次の全国大会=日本選手権大会で見事優勝、
V2を達成することができました。
この結果はやはりTOYOTAは強い、を全国に知らしめた結果だと思います。
しかし、選手はそう思っていません。

 その辺りを藤原主将に聞くと「やはり目標は2大会制覇、
これを達成して始めて日本一のチーム」だとも。もちろん、
補強選手なしの単独トヨタチームだけの編成を強調しており、
意気込みがヒシヒシ伝わってきました。

 若手選手も着実に伸びてきており、ベテラン組もその成長に
やや追われている感もする同部。大学卒業した2、3年の選手が
よく活躍しているようで、その辺りを選手に聞きますと、
「入部して3年位までにアピールしてないと、選手生命は短いです」と。
ほぅ、社会人野球とてプロに似た扱いなんだろうか、
と思った次第でした。ただ、プロとは違うのは、
職場という“仕事”に復帰できる環境にあること。



 さて、社会人スポーツ界、
最近は企業も厳しい経営を強いられ、
休部や廃部を打ち出しておりますが、
私は最後の挨拶の中で「世界のトヨタが元気でないと」と
スポーツ界のリーダーシップを握る同社にある意味発破をかけました。
元気にすることこそが低迷する経済界の
浮揚のカギを握るのではないかと、
その辺りは希望の範囲ではありますが、お願いしました。

 それだけTOYOTAチームは大きな存在であると思っています。