ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

タバコの火でボヤ騒ぎ

2009年02月12日 | モラルの問題
  


  昨日午後4時半頃、浴場の係員から
「男湯のトイレの中でトイレットペーパーが燃えていました」と
内線電話が事務所にかかってきました。
事態を把握するため2階、3階の階段を駆け上がり、
息を切らしながら男湯へ。
待っていた係員Yさんから控え室に連れて行かれ
途中で消したペーパーを見せてくれました。
「これなんですよ」と包んだ新聞紙の中を開けると
黒く焦がれたペーパーが。

 一瞬「えっ」と。
どんな状態だったかといいますと、
タバコの吸殻をペーパーでぐるぐる巻きにし、
そのまま大便器の中に突っ込んで消したと思われます。
便器の中には溜まった水があり、
その中に入れてれば消してくれてるだろう、と。
 
 ところが、火は消えておらず、
巻いたペーパーから新たな火が発生し、
便器の中に入れていたペーパーは
火の勢いからなのか、便器を越えて足元辺りに落ちており
炎が上がっていたと言います。

 係員の説明からそのようなことが分かりました。
男湯に入るまでに廊下から焦げた臭いが立ち込めていましたので、
こりゃ大丈夫かと心配していましたが、
発見が早く、どうにか二次被害免れました。

 被害を最小限に食い止めただけで良し、ではありません。
実は個室となるトイレ大用は、
以前からタバコを吸っている方がいました。
再三係員が注意をしても言うことを効かず、
どうにしてかしてほしい、と私に言ってきたことがあります。

 “犯人”は既に分かっていました。
が、現行犯でしか注意ができませんので、
タイミングを見計らっていたところ、
巡回中、たまたま2階のマッサージ室前のトイレを開けたところ、
タバコの火をトイレ内の水で消し、
最後に足でトイレの水を流すその動作に
“運良く”出くわしました(本人には運悪く)。

 まさに現行犯です。本人は私が後ろに居たことに気づかず、
半分開けていた大用の扉から出てきたところ、
「確認しました、喫煙。申し訳ありませんが、
次回館内で同じ注意を受ければ入館はできません」とキッパリ。
その男性は「すいません、すいません」と繰り返し、
二度とその方は館内で吸うこともありません。

 しかし、それ以降もタバコの煙は係員も確認してましたが、
すでに立ち去った後で注意できずじまいでした。
ところが今回のは火事に直結します。
これはもう、全員に言うしかないと私なりに判断、
まず、更衣室で着替え中の方々に
「今、トイレでペーパーが燃えていました。
タバコの火によるものです。ボヤ騒ぎになりかけました。
当館は禁煙ですのでご理解ください」と。

 それから、洗い場に向かい皆の注目を集めて同じ事を。
そして、大浴場内にいる殿方、寝湯、水風呂にいるお客様、
最後にメガネを取ってサウナ室に向かい、
「~~、協力お願いします」と頭を下げて。

 その反響はあったようで、私の言葉を聞いたお客様が
フロントで「悪いやつが居るもんじゃ、けしからん」と
何人もが同感され、これでタバコを吸う人がすぐに居なくなる
とは限りませんが、警告にはなったかと思います。

 すいません(吸いません)が、館内は禁煙です。
おタバコは館外(玄関の外に喫煙所あり)でお願いします。

 (※神田川の飲食部屋では一部喫煙コーナー有)