さて、お待たせしました。
ことでんの琴平線、志度線に引き続き、
もうひとつの路線、長尾線にも乗ってみることにしました。
高松築港駅から長尾を結ぶこの路線にも、旧型車両が活躍していましたよ~。
夕方の高松築港駅にやってきた、ベテランさん2両編成。
いままで紹介してきたのは、他の会社から転属されてきた車両ばかりでしたが、
こちらの2両はことでんオリジナル。
お2人とも大正15年にお生まれになった車両なんです。
なんか不思議だよなぁ、
いま、この時代に生きてる我々が見たことのない光景を、
きっとこの車両たちは見てきてるんだから。
よくぞ戦火を乗り越え、今日までがんばってくれた、と心から称えたいです。
ホームに佇む旧型車両と、高く聳え立つ駅前のホテル。このギャップがすごい。
玉藻公園の天守閣跡、鞘橋をバックに。扉脇の丸窓が絵になります。
ホームにいたベテランさんたちを見送り、次に来た旧型車両に乗り込みます。
まるで、時間が止まっているかのような車内から見る車窓。
車内ははるか昔なのに、外に見えるのは現代の景色。
いやぁ~、このギャップがたまらない!!
もうね、古いものが大好きなわたしにとって、こんな心地いい空間はないです(笑)。
完全にタイムスリップしてしまいました。
懐かしい吊り架け音に包まれながら、
終点の長尾駅に到着したときには、日が落ちる寸前でした。
空の青、きれいだったなぁ。
改札の向こうに見えるベテランさんの丸窓が、レトロな駅舎とベストマッチ。
いつまでも変わらない光景でいてほしいです。が…。
この長尾線と、先日お送りした志度線のベテランさんたちですが、
この夏から、徐々に引退していくそうです。
あの、日本一の最古参さんも引退されるとのこと。
残念ですけど、ここまでがんばってくれたんだもん、
おつかれさま、と心から言ってあげたいです。
もちろん、まだまだ残って活躍を続ける旧型車両もいるそうなので、
できるだけ長い間、ことでんの顔としてがんばってほしいものです
長尾まで乗った、元玉野市営の旧型車両。
こちらも引退を控えているそうなんですが、
引退後、かつて活躍していた岡山県玉野市へ里帰りさせよう、
という動きがあるそうなんです!
実現したら、きっと車両もうれしいはず。
実際に保存、となるとその費用や保管状態の面など、
大変なこともたくさんあると思いますが、実現するといいですね~。
「その7」へつづく~♪
これまたレトロな車両ですね。色合いからして、こちらの方がお年寄りに見えたりします。
それでもって窓が開く電車も少なくなりましたよね。今の子供たちは電車の窓が開くということを知らないほうが多いのではないでしょうか。
「ガタン、ゴトン」と心地よい音に揺られながらどこかに行きたいなぁ~。
このこげ茶色っていうのは、旧型電車に似合う色なのかもしれませんね。
最近の車両は、冷暖房完備で窓を開ける必要がなくなってしまいました。
外の空気を感じることなく乗るのが、当たり前になっちゃいましたよね。
そういう意味でも、こういった車両の存在は貴重ですね。
この写真から、風を感じてもらえたらいいなぁ~。
ことでんのHP見ましたが、ことでんにはICカードがあるのですね。(私の地元大手私鉄もまだなのに・・・。)
レトロで重厚な電車たちと少しギャップがあって、それもまた楽しそうです!
そうなんです、あのなんともいえない機械油の匂い、
余計な電子制御などでなく、必死に自分の力で動いてる感がいいです。
あ、ことでんでは「Irukaカード」ってのがあるんですけど、
そのキャラみたいですね、ことちゃんって。
あんな素敵な旧型車両に乗るのに、
ピッってICカードを使うってのもすごいギャップですよね~。
http://www.mondo21.net/special/kotoden/index.html
でも実は…、うちは以前も書いたんですけど、
ケーブルなどが一切入らないのですぅ
誰か周りの人に、すがってみます(笑)。
ことでん、気合入ってますよね~。楽しみ
もしも、誰もつかまえられなかったら、
そのときはすがりますのでよろしくお願いします(笑)。