今回の高松の旅の、主役のひとつがこれ!
ことでんの長尾線・志度線で活躍する旧型車両さんたちです。
まずはこちら、志度線からご紹介します。
ことでん志度線は、瓦町-琴電志度間を走る路線。
ここでは、冷房がついている(比較的)新しい車両に、
朝だけ旧型車両が1両連結して走っています。
なんとこちら、大正14年製の車両!!もちろん冷房はついてませんよ~。
元近鉄のこの車両、やってきた当初は「その3」で紹介した琴平線で活躍していましたが、
今ではここ、志度線でがんばっています。
車内はこんな感じ。レトロでしょ~。お遍路さんの姿も見えます。
地元のみなさんはわかっていらっしゃるのか、
涼しくないこちらの車両には、あまり乗ってきませんでした(笑)。
低く唸るような吊り掛け音を轟かせ、志度駅に到着。
名古屋市営から来た車両に、こんな風にくっついて走っています。
これってなんだか微笑ましいというか、でも不思議な組み合わせだよね(笑)。
1本落として、次に来た電車で瓦町へと折り返します。
途中、行きに乗った車両の僚友、元近鉄のベテランさんとのすれ違い。
こんな光景がこの時代でも見られるなんて。高松へ行ってよかった。
もうすぐ終点瓦町、というところで、またまた前から旧型車両がやってきました。
こちら、元京急の230形という、昭和7年に作られた車両。
そして、いっしょに行った友人が、いちばん会いたがってたのがこれ。
普段はお休みしてることが多いらしく、こうして会えたのはラッキーだったみたい。
もちろん、この後乗りましたよ。友人、感動で言葉も出なかった様子(笑)。
そういやずっと、「ことでんつれてけ~」って言い続けてたもんね(笑)。
そして、往復約1時間の時空を越えた旅を終え(大ゲサ?)、終点瓦町駅に到着。
帰りに乗ったこちらの車両、京浜急行の前身「京急電鉄」時代の車両だそうですが、
なんと!大正2年生まれっ!!93歳の大ベテランさん!!
日本に現存する、最古参の車両なのです。
え?電車ってそんなに使えるの??って思いますよね~!
今回乗った旧型車両の中で、いちばん吊り掛けらしい音色を奏でていました。
聴き惚れちゃったもんなぁ。いや~、高松行ってほんとによかった。
えっと、長尾線もいっしょに紹介しようと思ったんですけどね、
思いがけなく(いや、いつものこと)長くなっちゃったので、続きはまた次回~。
「その5」へつづく~♪
ことでんってこんな車両を使ってるんですね。
それにしても、最古参の大正2年生まれ93歳さん。
大事に使えば、そんなに長年使えるものなんですね。
モノを大切にする文化がこんなところに残っていることは、何か考えさせられるものがあります。大量消費社会の今日ですからね。
すごいものが日本にもまだまだあるのですね。人間でも大正2年生まれを見つけるのは難しくなってきているのに、電車でしかもまだ現役バリバリだなんてすごいです。
これを見たら平成9年生まれの走行距離120000kmのわが愛車がひよっ子に思えてきて、まだまだ頑張れるように感じてきました。でも最近調子悪いのです。「少しはことでん見習えよ」とはっぱをかけておきます。
いや~、電車待っててこんなのがやって来たら、言葉失っちゃいますよ。
こういう古い車輌を大切にする琴電さん、応援したいですね。いつか【琴電】と【うどん】巡礼の旅してみたいものです。
ところでMRI、
私は頭からスッポリ入り、機械の「ガ・ガ・ガ・・・」という音がけっこううるさかったですが、なんとなく眠気が・・・これって、列車の音にも通じる心地良い騒音?なのかも(笑)
400形なら現役で乗ったことあるけど、230までくると‘レトロ~’って感じですね!
吊り掛けだね。わぁーいいや~
小回り効きそうでナローゲージの線路は走っていそう(変な比喩)です。
(2006-07-12 01:41:51)
移植してしまいました~。
後から読み返したとき、せっかくいただいたコメが見れないのは寂しかったので…
230形って、昭和50年代前半まで京急にいたそうなんですよね~。
その頃まで、横浜や川崎に吊り掛け音が響いてたかと思うと、
なんだかうれしくなりますね。
あ、鶴見線はもっと後まで吊り掛けがいたんだっけ!
意外に身近でも、「レトロ」を感じることができたってことなんですね!
こんなに長い間大切にされて、車両も喜んでると思います。
実際にこの目で見ても、ほんとに走ってる~(失礼)、と感動しましたから(笑)。
大事に使いさえすれば、長年がんばってくれるといういい見本のような気がします。
そんな旧い車両たちも、もうすぐお別れの時期が迫ってるんですよ~
でも、ここまでがんばってくれただけでも素晴らしいことですね。
わたしもいろいろ乗り物を見てきましたけど、
ここまで旧い車両に出会えたのは感動でした。
ルンバルンバさんの愛車は120000kmですか!!がんばってるなぁ。
山へ一緒に行く相方さんなんですよね。
はっぱをかけつつ、大事に大事にいたわってあげて、
長く乗り続けてあげてくださいね!
わたしもね、ホームで待ってて旧型さんが入線してきたとき、
あの音と姿で感動でしたよ~。おおおっ!って(笑)。
ほんと、大事に使ってくれたことでんさんには感謝しきりですよね。
ただ、最古参さんをはじめ、旧型さんたちは徐々に引退していくんだそうです。
また続きで書きますが、早めに行かれたほうがいいかも…。
ところで、nobuさんもMRIやったことあるんですね!
そう、あの「カッ・カッ・カッ・カッ…(シーメンスは軽やかでした)」って音、
一定のリズムが眠気を誘うんですよね~。
そう言われると、乗り物のリズムと通じるとこがあるかも(笑)。