「楽しいから笑うのではない
笑うから楽しいのだ」
by心理学者、ウイリアム・ジェームズ
初めて聞いた時は「ホンマかいなー」て思ったけど、
今ではこの言葉を信じてます。
そして辛い時は、必ず思い出す。
この言葉が真実なのだと知ったのは、ジャカルタに来てからです。
ここに来てもう何年にもなりますが、
物乞いしたりゴミ漁りする子供の姿や、
地震や洪水の時、外国人の私たちは水もガスも普通に使える一方で、
地元の人々は家財道具を流され家を失うような現状、
マッサージ店で足を投げ出すのは外国人、足を擦るのは現地の人々という図式に、未だ慣れることがありません。
外国人は設備の整ったマンションに住んでいても、
冷蔵庫も無く、水道さえ引いていない暮らしをしてる地元の人は多い。
いいんだろうか、この矛盾は何なんだろうかと、ふと思うことがあります。
たしかに過去数年間、インドネシアの経済は右肩上がり。
モールに行っても、消費を楽しむ中流層が以前より増えたと感じます。
だけど、貧富の差はなくならない。
厳しい暮らしをしている人は減っていない。
ホントにこの国は豊かになっているんだろうかと疑問に感じ、
それと同時に自分には何も出来ない無念さを覚え、
またこんな風に考えること自体
外国人の傲慢さなのではないかと考える時があります。
そんな時救われるのが、インドネシアの人々のsenyum、笑顔です。
セキュリティーの人もお掃除の人もお店の人も、
とにかくインドネシアの人はにこやか。
笑顔で「Selamat siang」て言う。
一時帰国すると余計感じる。
インドネシア人ってにこやかだー。
知らない人にもドンドン笑顔を向ける。
この国の美点だとつくづく思います。
この写真↑はカリマンタンの船着場で撮ったもの。
船着き食堂の看板娘トリオ。
魚をキレイに食べるエライ子たち。
ずーっとニコニコしてて、人なつっこくて愛くるしい。
ジャカルタでは車の生活だから道行く人と話すことはないけれど、
旅行でバリなどに行くと地元の子供が勢いよく手を振りながら
「ハローハロー」と近づいて来ることがよくあります。
「どこから来たの?」「写真撮って!」
にこにこ話しかけてくる。
覚えたての英語の挨拶、屈託のない笑顔。
本当に可愛いインドネシアの子供たち!!
生活が苦しくても笑って逞しく生きてるインドネシアの子供たちから、
どこにいても、どんなことがあっても顔を上げ、
笑って日々過ごすことの大切さを教えてもらったような気がします。
笑うから楽しいのだ」
by心理学者、ウイリアム・ジェームズ
初めて聞いた時は「ホンマかいなー」て思ったけど、
今ではこの言葉を信じてます。
そして辛い時は、必ず思い出す。
この言葉が真実なのだと知ったのは、ジャカルタに来てからです。
ここに来てもう何年にもなりますが、
物乞いしたりゴミ漁りする子供の姿や、
地震や洪水の時、外国人の私たちは水もガスも普通に使える一方で、
地元の人々は家財道具を流され家を失うような現状、
マッサージ店で足を投げ出すのは外国人、足を擦るのは現地の人々という図式に、未だ慣れることがありません。
外国人は設備の整ったマンションに住んでいても、
冷蔵庫も無く、水道さえ引いていない暮らしをしてる地元の人は多い。
いいんだろうか、この矛盾は何なんだろうかと、ふと思うことがあります。
たしかに過去数年間、インドネシアの経済は右肩上がり。
モールに行っても、消費を楽しむ中流層が以前より増えたと感じます。
だけど、貧富の差はなくならない。
厳しい暮らしをしている人は減っていない。
ホントにこの国は豊かになっているんだろうかと疑問に感じ、
それと同時に自分には何も出来ない無念さを覚え、
またこんな風に考えること自体
外国人の傲慢さなのではないかと考える時があります。
そんな時救われるのが、インドネシアの人々のsenyum、笑顔です。
セキュリティーの人もお掃除の人もお店の人も、
とにかくインドネシアの人はにこやか。
笑顔で「Selamat siang」て言う。
一時帰国すると余計感じる。
インドネシア人ってにこやかだー。
知らない人にもドンドン笑顔を向ける。
この国の美点だとつくづく思います。
この写真↑はカリマンタンの船着場で撮ったもの。
船着き食堂の看板娘トリオ。
魚をキレイに食べるエライ子たち。
ずーっとニコニコしてて、人なつっこくて愛くるしい。
ジャカルタでは車の生活だから道行く人と話すことはないけれど、
旅行でバリなどに行くと地元の子供が勢いよく手を振りながら
「ハローハロー」と近づいて来ることがよくあります。
「どこから来たの?」「写真撮って!」
にこにこ話しかけてくる。
覚えたての英語の挨拶、屈託のない笑顔。
本当に可愛いインドネシアの子供たち!!
生活が苦しくても笑って逞しく生きてるインドネシアの子供たちから、
どこにいても、どんなことがあっても顔を上げ、
笑って日々過ごすことの大切さを教えてもらったような気がします。