先日 子供の付き添いで行ったオープンキャンパス公開講座で
興味深い講義をされていたので紹介します。
題名は「フードロス-捨てられる食材-」
「フードロス」この聞きなれない言葉の説明に始まり、日本の食の現状
について驚くべき事実が次々に語られていましたので
順を追って説明していきたいと思います。
まず、毎年日本では、1900万tという、驚くべき量の食材が捨てられており、
それらを大きく分けて、野菜のへた等の除去分、
消費期限切れの食材=食べられない分
それと賞味期限切れ、食べ残し、調理ミス等の食材=食べられる分の
2つに分け、この食べられるが廃棄される食材を「フードロス」FOOD LOSSと
呼ぶそうです。
1900万tの廃棄食材の内、500万t~900万tがまだ食べられる食材=
(日本の年間フードロス量)ということです。
まだ食べられるのに捨てられる実例として、
①農産物が豊作になりすぎた為に、このまま市場に出しても赤字になるので
そのまま畑に廃棄される
②あるドーナツ店では、閉店間際に来るお客の為に品揃えを
充実させていて、当然余るので捨てている。
③製造日が5月1日、賞味期限日8月1日の場合。
賞味期限3ヶ月の3分の1=1ヶ月が過ぎた6月1日以降は小売店が
引き取ってくれないので、不良在庫としてメーカーが廃棄してしまう。
(3分の一のルールと言われているそうです)
これらを安く売ればいいと思うのだが、それをしたら市場が混乱するので
出来ないそうです。
日本でもつい70年ほど前までは戦争で国民の大多数が飢えていて、
「芋と草ばかり食べていた」と父の話を聞いたことがあります。
世界全体とすれば食料不足で飢餓に苦しんでいる人々が大勢いるというのに、
その一方で少数の人々が大量の食料を廃棄している。アンバランスさに
悲しさと、何とかならないのかというじれったさを感じました。
次回はこの現実を少しでも打開する事についても触れてみたいと思います。
興味深い講義をされていたので紹介します。
題名は「フードロス-捨てられる食材-」
「フードロス」この聞きなれない言葉の説明に始まり、日本の食の現状
について驚くべき事実が次々に語られていましたので
順を追って説明していきたいと思います。
まず、毎年日本では、1900万tという、驚くべき量の食材が捨てられており、
それらを大きく分けて、野菜のへた等の除去分、
消費期限切れの食材=食べられない分
それと賞味期限切れ、食べ残し、調理ミス等の食材=食べられる分の
2つに分け、この食べられるが廃棄される食材を「フードロス」FOOD LOSSと
呼ぶそうです。
1900万tの廃棄食材の内、500万t~900万tがまだ食べられる食材=
(日本の年間フードロス量)ということです。
まだ食べられるのに捨てられる実例として、
①農産物が豊作になりすぎた為に、このまま市場に出しても赤字になるので
そのまま畑に廃棄される
②あるドーナツ店では、閉店間際に来るお客の為に品揃えを
充実させていて、当然余るので捨てている。
③製造日が5月1日、賞味期限日8月1日の場合。
賞味期限3ヶ月の3分の1=1ヶ月が過ぎた6月1日以降は小売店が
引き取ってくれないので、不良在庫としてメーカーが廃棄してしまう。
(3分の一のルールと言われているそうです)
これらを安く売ればいいと思うのだが、それをしたら市場が混乱するので
出来ないそうです。
日本でもつい70年ほど前までは戦争で国民の大多数が飢えていて、
「芋と草ばかり食べていた」と父の話を聞いたことがあります。
世界全体とすれば食料不足で飢餓に苦しんでいる人々が大勢いるというのに、
その一方で少数の人々が大量の食料を廃棄している。アンバランスさに
悲しさと、何とかならないのかというじれったさを感じました。
次回はこの現実を少しでも打開する事についても触れてみたいと思います。