芭屋框組(はなや かまちぐみ)

残しておきたい情報や、知っておきたい事

同世代への旅 -序章-

2011-11-23 15:39:50 | 心に残った話、出来事


先日、実家へ里帰りした際、以前から少し気になっていた事を父に尋ねてみた。

簡単に言えば、自分の家の家系がどうなっていたかという事で

今迄はなんとなくの話だけで、詳しい話は一度も聞いた事がなかった。

うちの家は仏教でない為か、お盆や正月といった親戚の集まる機会も

殆ど無かった事も要因していたのかもしれない。

祖母がハワイ生まれで、遠い親戚がアメリカ辺りにいるらしいぐらいの

認識だったので、その辺の所からいきさつを父に聞いてみた所、

曽祖父が、自分の息子の為に、英文で家系図を残してくれていた物が出てきた。

詳しい内容は割愛させていただくとして、この家系図と一緒に出てきた曽祖父の

写真が私のイマジネーションを大いに揺さぶった。

私が1967年(昭和42年)生まれ、

父がその30年前1937年(昭和12年)生まれ、

祖父がそのまた30年前の1907年(明治40年)生まれ。

今回出てきた、曽祖父が1879年(明治12年)生まれ。

これは千代鶴是秀1874年生まれと同世代と言ってもいい時代だと言える。

その頃の是秀のいとこ、石堂秀一(1874年生まれ)の写真がこんな感じ。

まだまだ着物姿が一般的だと思われる





上は、1899年頃の曽祖父、ハワイに渡った頃の写真。

花農家を営んでいたという事だが、左手に持っているのは大きい鉈の様な物か?

千代鶴太郎が明治40年生まれで、丁度私の祖父と同い年。

下がその太郎さんが若い頃の集合写真。(右端が太郎、中央が是秀)





上が1937年(昭和12年頃)中央が曽祖父、周りが祖母の兄弟。

ハワイへ移民して、それなりに成功を収められたという事からか、随分ハイカラな感じだ。

日系移民を描いた映画やドラマは、何作か見た事があるが、自分の曽祖父達とは

いまいち結びつかなかったが、この写真を見るとグッとイメージが膨らむ。

また同世代の千代鶴是秀や、太郎が生きた時代にまで色々な思いがわいてきて、

身近に感じられた。

                              つづく

参考写真:千代鶴是秀(ワールドフォトプレス刊)








干し柿を作りました

2011-11-15 12:08:51 | 建具屋のかあちゃん


天気予報では晴天が続くということだったので、地元の産直市場で

渋柿を買って来て干し柿を作りました。

始めて挑戦するので上手く出来るか心配でしたが、インターネットで

判りやすい作り方が載っていたのでそれを参考にしてやってみました。

まずは柿を上の写真のようにきれいに洗って、

へたの方まできれいに皮をむきます。



包丁と皮むき器を駆使して20ヶむくのに、1時間かかっちゃいました。

それから熱湯に10秒ほどくぐらせて(アオカビが生えにくくなるそうです)

柿同士が重ならないようにひもで二重にしばり、外に干します。

芯がなくなって柔らかくなったら、日を置いて2度手でもみます。

あまり干し過ぎると乾燥して固くなってしまうので気をつけます。

16日程経って、一つつまみ食いをしましたら、あんなに渋かったのに

中まで甘く変身していて、びっくりしました。

それに、干し柿は生の柿よりもカロチンが約3倍、カリウムが4倍になり、

食物繊維(不溶性)も増え、カロリーも高くなります。

また、生柿は体を冷やしますが、干し柿は内臓を温め、

胃腸を丈夫にするそうです。

初めて作りましたが、おいしくできました。

ただ干しておいただけなのに、こんなにおいしくなるなんて、

自然の力に感謝です。


腸の働き

2011-11-06 14:48:09 | 建具屋のかあちゃん


腸は生きる為のエネルギーを吸収するだけでなく、

様々な外敵から体を守る免疫力等によって人を支えている重要な臓器です。

最近ヨーグルトのCM等で、腸まで届く乳酸菌とアピールしている品が

多く見られるようになりましたが、腸の中には、善玉菌、悪玉菌と呼ばれる

菌があります。

悪玉菌は取りすぎて腸内で未消化の腐敗したタンパク質から発生する菌で

臭いガスや毒素を発生させ、その毒素が大量に発生すると、肝臓で解毒

しきれずに血管へ入って免疫力を弱め、アトピー性皮膚炎、癌等重大な

病気を発生させます。

又、便秘などで宿便がたまると、腐敗してそこからも悪玉菌が発生します。

善玉菌の代表であるビフィズス菌は、食物(主に炭水化物)を分解して

臭くないガスを発生、便通を促し免疫力を高めます。

善玉菌を増やすには何を食べれば良いかというと、代表的な物は、ご飯と

野菜です。

野菜や、玄米に含まれる食物繊維は、VB群を作り、善玉菌を増やします。

特に食物繊維の中でも海草類を主体とした水溶性食物繊維は便のすべりを

良くして、排泄をスムーズにする働きがあり、フコダインという成分が

癌細胞に栄養を送り込む新生血管が出来るのを抑えたり、癌を自殺に追い込む

効果があるそうです。

しかし、注意しなければならないのは、食物繊維を取りすぎた場合、

お腹がはってしまったり、又、良くかまないで摂取すると

胃に負担をかけてしまったりするので、便秘を治してから予防に

適量の食物繊維をとるようにした方が良いようです。



参考資料:大腸と皮膚の関係