関西在住の頃 近所に「明るくて 元気な 大阪のオバチャン」が住んでいた
正確に言うと「兵庫県」に住んでいたので「兵庫のオバチャン」なのだが
キャラ的に「大阪の」といった方がピッタリなオバチャンだった
ある日 オバチャンの家に行くと
首からメダルのように紙をぶら下げていた
その紙には 大きく ひらがなで
ふ
と書いてあった
「オバチャン その ふ って何?」と聞くと
「あぁ!そやそや!よう言うてくれたわ
今日は布団干したから ぶら下げててん
言ってくれへんかったら また忘れるとこやったわ」
そう言って 急いで2階へ上がりベランダに干していた布団を取り込んでいた
ふ は布団の 「ふ」だったのだ
布団を干したものの 取り入れるのを忘れてしまうことが多かったので
ふ と書いた紙をぶら下げておくようにしたのだと言う
そうしておくと 自分でも「何だ?」と思うし
会った人が 「それ何?」と聞いてくれるので
取り込まなければならないこと を思い出す
「これ なかなか ええねんよ」
と言っていた
布団を取り込んだオバチャンは
首から ふ を取り外し テレビの横に置いた
また晴れると布団を干し この ふ を首からぶら下げるのだろう
そのうちに
お とか せ とか か とか
色々ふえてくるのかな~?と思った
あのオバチャン 元気にしてるかなぁ?
PS.スポンジボブの出世を誰より喜んでおりまする。
お風呂の時はバスの「バ」にしておけば?フフフッ
参観日の日は「参」ってぶら下げておかなきゃね!
スポンジボブくんは 本当に出世したね!
日本では無名の頃から応援していただけに喜びもヒトシオでしょう?
男を見る目があるのね
違うか?(笑)