今日は磁器に釉薬を掛けました。透明釉は掛けているうちから沈殿していくし、もたもたしていられないので素手で掻き回したから、悲しいくらい手が荒れました。染色も陶芸も美しい手のためには悪いことばかりなので、冬場は人前に手を出すのが恥ずかしい位。今流行りのネイルアートなんかしたら、何も作業できないし。以前、ホーチミンに行った時、街のサロンで一爪1ドルで素敵にマニュキュァしてもらったことがありました。爪を飾るだけでとてもおしゃれな気分になるものだと実感したものです。でも、手をよく使う人は呆けないというから、きれいな手よりもずっと仕事をしてくれる手を持っていることを私は選ぶかしら。