INOJIN折々の記

蕎麦カフェや工芸倶楽部でのイベント、日々の暮らしの中で感じたことなどを綴っています。

ノコギリ屋根工場のある街

2016年03月28日 | 暮らし

5月のOZONEクラフトマーケットに向けて、家シリーズの制作を連日しています。思っていたより出店面積が小さかったので、小物を出すことに決めました。それで、手のひらに乗るくらいの家シリーズがいいかなと思いました。

小さな家を作り始めると、いろいろな物語が浮かんできてしまい、作るのをやめられなくなってしまいます。この工場のオーナーの一家の話、ここに勤めていた女性達の暮らした宿舎での話、工場の守衛さんが居た建物にまつわる話。取り留めも無く、次から次へと勝手に空想して家を創ります。多分、まちづくり委員会で取材してきた桐生の機屋さんや旧家の話が蘇るのだと思います。

 

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蕎麦粉のシフォンケーキ

2016年03月19日 | 暮らし

カフェのメニューに、蕎麦粉のシフォンケーキが加わりました。薄緑のクリームは、抹茶ではなくて、桑の葉茶を加えて作った生クリームです。蕎麦粉100%でちゃんと膨らむか少し不安でしたが、上手にできました。小麦粉で作るものより、あっさりとしています。これからも、蕎麦粉スイーツをいろいろと増やしていくつもりなので、どうぞ、お楽しみに。

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檸檬

2016年03月14日 | 暮らし

吉祥寺に住む加藤菊子さんが送ってくれた荷の中に、2個の檸檬がありました。大きくて少し歪な実。檸檬の葉を見るのも初めてで、しばし、見つめたり触ったりしていました。なんだか夏のイメージがある檸檬ですが、他の柑橘類と同じく冬に実るものなのですね。倶楽部に飾った後は無農薬の実をジャムに仕立てようと思います。加藤さんの手織り工房の名は「レモンの木」と言います。

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綜絖

2016年03月11日 | 暮らし

彦部家で復元している高機。先日、綜絖を取り付けました。今日と同じく小雨降る寒い一日で、旧家の土間での作業は身体が冷えました。でも、出来上がっていく機を見るのはおもしろく、新しい発見がたくさんあります。綜絖とは、経て糸を上下させる装置です。現在はステンレス製が主流ですが、昔の機を復元させるので、糸綜絖を作りました。踏み木を8本にしたので、綜絖も8枚必要です。

機織りは結構経験していますが、機を作るのは初めてなので、いろいろと勉強になります。こんなにも優れた器具を考案してきた人類の賢さに敬服します。

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からみ織のマフラー

2016年03月06日 | 暮らし

ここのところ、急に春めいてきました。機に掛けっぱなしだった毛糸も早く織り上げなくてはと思い、今日は機に向かいました。でも、もう毛糸のマフラーを首に巻くのは季節はずれかなと思い、からみ織を部分的に入れてみました。こうすればレースのような風合いが出るので、春でもまだ使えます。

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酒の器展3

2016年03月01日 | 暮らし

3月を迎えたものの、風の強い寒い一日でした。一足先に花見酒ができるかしらと思って絵付けしました。

  

今回は手びねりでこんな器も作りました。器によって、同じお酒でも違う味に感じます。不思議ですね。

 

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