JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

自宅ジャズ喫茶化計画

2010年02月07日 | m-o

今日は晴天。でも風がねぇ、冷たい強い風が気温の上がることを許してくれませんでした。明日は暖かくなるとの予報ですので期待しましょう。

そんな休日、予定としては「梅の花でも探しに行こうか」なんて思っていたのですが、あいにくのこの強風でしょ、そりぁア~タちょっと無理がありますわな。けっきょく朝に灯油を買いに出かけた以外は、自宅で過ごすこととなりました。

そのおかげで、ジャズ三昧です。考えてみるとこれほど長い時間『ジャズ喫茶 バブ』を営業したのは久しぶりのように思います。もちろんマスターもバブ、客もバブというジャズ喫茶ではありますけど(笑)。

昼食まで部屋に持ち込んでほぼ一日聴きまくりました。
冷たくなった珈琲も、灰皿一杯になったタバコの吸い殻も、傍らに開いた文庫本も、私にとっては懐かしいジャズ喫茶の演出のようで、自分なりに選曲してのリスニング・タイムは、いかに汚い我が部屋であっても、「これぞ最高の贅沢」と再認識するには充分な空間なんであります。
今日一日でいったい何枚のアルバムを聴いたでしょうか・・・・・

心配の種、大音量も今日の強風に打ち消されたのでしょう、なんと家人から一度も邪魔をされず、ひたすら没頭することが出来たという・・・涙ものの『奇跡の日』ですよ。
やっぱり、私にはこういう一日が、たまに必要なんですよね。
映画を観たり、自転車で出掛けたり、家の雑用をこなしたり、もちろんそれも必要なことではありますが、最大のリフレッシュ方法はやっぱり『ジャズ喫茶 バブ』なんであります。
「そもそもアタシャ、インドア派なんだから」(笑)

こうしてみると、一、二枚のアルバムを細々と聴くなんてぇのは、何の効果も無いですね。どっとまとめて聴きまくるこれにかぎる。するってぇと「スーーー」っと身体から何かが抜け出していくんですねぇ。そう疲れだったり、ストレスだったり、
最後にコルトレーンの「OLE」のA面で〆たときには
「う~~ん、リフレッシュ」
だったですもの。

みなさんも一度お試しになってはいかがですか?
『自宅ジャズ喫茶化計画』
お勧めします。(笑)

ということで、リフレッシュした私が作った『料理当番、本日の一品』です。

リフレッシュしたわりにはかなり手抜きでしたが、メインは鶏胸肉のオーロラソースもどきです。ポイントは蜂蜜を隠し味に使ったところかな。

ところが、身体が温まるものも作れとの命令がくだり、なんともミスマッチですが、鮭の粕汁も作ることになりました。まっ、たしかに腹の中から暖まる一品ではありましたけど、オーロラソースもどきよりこちらの方が評判が良かったことに、ちとカチンときています。(笑)

さて、今日の一枚は、ジャック・マクダフです。
今日の昼食後に聴いた一枚です。
ご存じの通り、オルガンを積極的に聴くという私ではありませんので、マクダフもじゃっかん敬遠気味なのでありますが、今日みたいに長く聴き続ける合間に、こういったライブ盤でのノリというか、雰囲気は口先ならぬ耳先を変える意味でもなかなかよろしいもんでありまして、
ただ、そのノリが鼻につくときもあったりしますから、聴く時間と雰囲気を選ぶ必要があるアルバムかもしれません。

私にとってこのアルバムは、どうしても聴きたくてターンテーブルに乗せるということは無い一枚です。
それじゃ嫌いなのかと訊かれれば、わりとそうでもなくて、グラスを持って立ち上がり、けしてテーブルにグラスを置くことなく、命の水をこぼさないように腰を振りつつ
酒を飲む・・・・そんな時の一枚ですかね。(笑)
もちろん今日は飲んでませんでしたよ。

LIVE ! / JACK McDUFF
1963年6月5日録音
RED HOLLOWAY(ts) BROTHER JACK McDUFF(org) GEORGE BENSON(g) JOE DUKES(ds)

1.ROCK CANDY
2.IT AIN'T NECESSARILY SO
3.SANCTIFIED SAMBA
4.WHISTLE WHILE YOU WORK
5.A REAL GOODUN'
6.UNDECIDED



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