JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

バカ陽気の妄想

2006年02月15日 | d-f


今朝は、牛乳をがぶ飲みし、口いっぱいにガムをほおばって出社しましたが、
「バブさん、酒臭いですよ」と同僚に耳元で囁かれてしまいました。自覚があったゆえの対策も功を奏さなかったようであります。

とにもかくにも、午前中は他人様と近くで話す用事もなく、事なきを得ました。昼休みには、あまりの『バカ陽気』に誘われ、近くの公園での外食(?)。ふと空を見上げれば、冬の澄みきった青空とは明らかに違う、春の青空が広がっておりました。
外食の帰りがけに図書館をまわると、
「あら?こんな本あったけ?」
私は、こうみえてけっこう図書館には足を運ぶ方で、小さな図書館ですから、興味のある図書は、ほぼ蔵書を理解していたと思っておりました。ところがあったんですね、面白い本が
黒沢隆朝著「図解 世界楽器大辞典」であります。
先日、「ギョッとする」の「ぎょ」という楽器を紹介しましたが、当然のようにこの本には掲載されております。
「ふむふむ、楽しみができた」と『バカ陽気』のなか、ルンルンしながら借りてまいりました。


借りてくると、すぐにでも読みたくなります。
「どこか落ち着ける喫茶店の窓際で、旨いコーヒーでも飲みながら、ゆっくりとこの本を読めたらなぁ」なんて思いましたが、これはちょっと無理な話。まぁ、コーヒーじゃなくて、酒を飲みながら、ジャズでもかけて、少しずつ読むことにいたしましょう。

そういえば、先日、れいの喫茶店で
「バブさん、穏やかな午後に、コーヒーを飲みながら、窓際で本を読んでいる素敵な女性にかけてあげたいBGMって、なんか良いのない?」
「えっ? なになに、そんな素敵な女性(ひと)が来てるの?」
おもうに、そう若い女性では無いでしょう、落ち着いた雰囲気で、楚々として、静かで、窓からの日差しにキラキラと輝くような。
「逢ってみてえ~~~!!!!」

ということで、持って行ったアルバムが今日の一枚「THE TOMMY FLANAGAN TRIO」であります。「JES' FINE」は、ちょっと違うかもしれませんが、あとの曲はピッタリだと思うのですよ、
ひょっとして、今日あたり....

帰り際に
「マスター、これかけて、その女性(ひと)が、『素敵な曲ですね』かなんか言ったら、俺のことちゃんと言っといてよ!」と言ってきましたが、どうなったかなぁ。

今日のような『バカ陽気』は、まだ見ぬ「窓際のきみ」への妄想までも、かき立てるものでありました。

THE TOMMY FLANAGAN TRIO
1960年5月18日録音
TOMMY FLANAGAN(p) TOMMY POTTER(b) ROY HAYNES(ds)
1.IN THE BLUE OF THE EVENING
2.YOU GO TO MY HEAD
3.VELVET MOON
4.COME SUNDAY
5.BORN TO BE BLUE
6.JES' FINE
7.IN A SENTMENTAL MOOD



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