その発想はなかった！な、ショーコマジ主人公！回でした。
いや、彼女が総理大臣の娘という設定で、「な、なんだと！？」と驚かせる演出は面白かったですが、理論として納得の行くものかというと微妙な気がしましたし、それを簡単に受け入れてしまう学生達の姿にも疑問を抱かざるを得なかったです。
リーダーシップだけでエルエルフの予測すら超える状況を作り出し、曲がりなりにも新しいステージへと民衆を導いたカリスマ力は大したものでしたが、じゃあその前に生徒会長たちに信じて貰えなかったのはなんでなの？とｗ
更には、どんな理屈でいきなり脱ぎだしたの？と、なにかと納得行かなかった私が通りますよっと。
そういう役どころのキャラなんです( ー`дー´)キリッという感じで受け入れるほうがいい気もしますが…。
そもそも、アルスからしてジオール製のヴヴヴを押収してそれでドルシアと戦えば良いじゃん♪とか、さすがに虫が良すぎるというものですし、これだけ軍事力に差があるのに半年なりを持ちこたえられるという計算に信憑性があるのかなぁと。
もう少し、基本的な情勢についての補足があれば違って見えるのかもしれませんが、人員的にも今のところは小物臭プンプンのフィガロ議員しかサンプルが無いですしｗ
ドルシアの上層部や、エルエルフの後ろ盾的な存在が現れれば、また政治的な駆け引きが楽しめるようになるかしら？
というか、フィガロ議員の悪巧みの録音なりを流せば、その時点で証拠としては十分だった気がしますが、単にアキラの存在を隠したいが為にという理由で出さなかったのかしら。
また、ヴヴヴにハルト以外が乗るとかなりヤバゲな死を迎えてしまうことが明らかになりましたが、あくまで呪いや不死といったオカルト系の理由によるものなのか、ナノマシン的な超科学による効果なのか気になりますね。
宇宙でもパイロットスーツ無しで戦闘可能だったり、ほとんど素人なのに銃でも鎌でもバッチリ使いこなしていたりと、ツッコミどころが多かったのはシリーズらしさなんでしょうが、制限時間があるのにモジュールの端から端まで行き来したり、居住区まるごと押して移動したりと、マシンパワー半端ねぇ！
確かにあれが量産された暁には、アルスはあと１０年は戦えそうｗ
山田サンダーも生きていましたし、メインキャラは対人恐怖症っぽいアキラ以外、思ったより簡単に一致団結出来そうで良かったですね。
とはいえ、エルエルフもこのままいついてしまいそうな雰囲気ですが、間接的に彼のせいで死んだ学生も少なからずいるでしょうし、一悶着ありそうな感じ？
ドルシア改革計画を５年は前倒しできると豪語するエルエルフでしたが、すでに新しい策を頭のなかで巡らせているはずですし、ハルトを契約させるためにショーコの存在や恋心を利用する、みたいな流れになっても面白そうですね。
汚れろ云々とか、BL的なセリフが多いのは明らかに特定層を狙ってる気がしますが、ハルトが未だに目立った意志を見せない（言い分はあるものの先見性や説得力がない）分、良い感じに状況をかき混ぜて行ってくれると盛り上がってきそうかなと。
次回、第5話『歌う咲森学園』
正直、今回はかなり方向性が前回と違う方向へ猛ダッシュをかけた感があったのでいかがなものかと思ったのですが、予告を見る限りミュージカル風で、違った意味でカオス回となりそうですね。
シリアス回の合間に日常回をやるパターンということであれば、それはそれで面白くなりそうなので楽しみ。
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リーダーシップだけでエルエルフの予測すら超える状況を作り出し、曲がりなりにも新しいステージへと民衆を導いたカリスマ力は大したものでしたが、じゃあその前に生徒会長たちに信じて貰えなかったのはなんでなの？とｗ
更には、どんな理屈でいきなり脱ぎだしたの？と、なにかと納得行かなかった私が通りますよっと。
そういう役どころのキャラなんです( ー`дー´)キリッという感じで受け入れるほうがいい気もしますが…。
そもそも、アルスからしてジオール製のヴヴヴを押収してそれでドルシアと戦えば良いじゃん♪とか、さすがに虫が良すぎるというものですし、これだけ軍事力に差があるのに半年なりを持ちこたえられるという計算に信憑性があるのかなぁと。
もう少し、基本的な情勢についての補足があれば違って見えるのかもしれませんが、人員的にも今のところは小物臭プンプンのフィガロ議員しかサンプルが無いですしｗ
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ドルシア改革計画を５年は前倒しできると豪語するエルエルフでしたが、すでに新しい策を頭のなかで巡らせているはずですし、ハルトを契約させるためにショーコの存在や恋心を利用する、みたいな流れになっても面白そうですね。
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原作無しアニメ作品の時は、先の展開を１視聴者視点で妄想しつつ記事がかけるので、気持ち的に楽＆テンションを上げやすいのが良いですｗ
前回までは、プロローグ的な要素が多く、ここから真面目なストーリーを展開する為の土台作りなのかと思っていたので、笑える部分もありながらも大筋としては納得の行く展開に感じていたのですが、今回のエピソードについては「…ひょっとして、奇をてらおうとしすぎて床板踏み抜いちゃったかな(-_-;)」というのが正直なところでした。
もちろん、はじめからこの路線で進める予定だったのでしょうが、無力なこどもが否応なく巻き込まれる中で成長するのではなく、たまたま手に入れた強大な力を使ってダメな大人を排除していこうとする展開に感じられるので、あまり共感出来ないなというのが率直なところです。
自分の好きな人を危険なパイロットにして戦わせるという行為に疑問を感じていないこと自体、元々のハルトが好きだったショーコの気持ちって一体…と、個人的に引いてしまいましたし、ハルトにしても簡単に人を殺しすぎ（死んでないのかもしれませんが兵器に躊躇なく攻撃していますし）で、気弱で普通の少年という設定との違和感が拭えません。
もっとふたりとも葛藤しろよとｗ
ノリの良さや作画的な描き込みは好みなので、急に見る気が無くなったりはしないですが、やはりシナリオ的な説得力にこそ期待したいという部分も大きいので、とりあえずはヴヴヴの製造にまつわる設定関連が明かされるまでじっくり様子見という感じでいきたいです。
ドルシアがヴァルヴレイヴの技術を欲するように、ARUSもハルトが乗ったヴァルヴレイヴ１号機の戦いを眼にした事で、ARUS政府はヴァルヴレイヴ量産化計画まで立ちあげていた。
後、５機のヴァルヴレイヴ、できればハルト達の下に行く事を願いたいし、学園内の地下に１号機と同じく最低２機くらいは隠されてそう。
ヴァルヴレイヴの出番が結構あったんで、自分的には楽しめましたね。欲を言えばもっとイデアールとがっつりバトルしてほしかったところですが、それはこれからのお楽しみ。
独立うんぬん言っても宇宙空間ですから生活物資の調達が必須ですし、そのあたりでアルスやドルシア相手にどう交渉するのかな、といったところでしょうか。残った大人の中でも七海先生はそういう事にはあまり向かない感じですし…
もっとも、今回の件さえも利用してエルエルフは自分の計画を進める気満々でしょうから、そこは楽しみにしている部分でもありますが。
この先、知略面での対峙はエルエルフVSショーコという形になりそうな。
ハルトに「汚れろ」と言うほど、目的のためには手段を選ばないエルエルフと、被害や犠牲は出来る限り最小限に抑えておきたいショーコ。
ショーコの主張が正しい事を証明するためにハルトがヴァルヴレイヴで頑張る、という展開になるのかな。
そのハルト、良くいえば「目の前の事に一生懸命」、悪くいえば「単純」。今回の件も、言いだしっぺがショーコじゃなかったら「そんな事、出来ないよ」とか言ってたんだろうなぁ、と。まぁ、そんな危なっかしいところが年相応だと思います。
サンライズ作品で「宇宙で少年少女がサバイバル」といえば「バイファム」、新しいところだと「無限のリヴァイアス」がありますが（そんなに新しくもないか）、どちらとも違ったテイストになりそうですね。エルエルフやショーコが何をしでかしてくれるのか、びっくりさせてくれる事に期待です。
ちなみに「学園＋戦争」ものですと、近年でしたら「コードギアス」がありましたが、個人的には「学園パートこんなに要るか？」と思ってまして…「ヴァルヴレイヴ」に関してはエルエルフ次第ですね。
自分は後半とはいえ70年代生まれで、それこそサンライズ黎明期からロボットアニメは見倒して来ました。
やはり、ロボットアニメというのはロボットをかっこよく見せてこそ。せっかくヴァルヴレイヴには「放った光が硬化・物質化する」という面白い特徴があるのですから、ガンガン動かしてほしいものです。
個人的にはアニメキャラの台詞や行動にいちいちああだこうだ言うのは「アニメーション作品」というものの本来的な楽しみを損なうものだと考えますので、あまりそういう部分は気にしません。要は「好きか嫌いか」という個人の主観の問題ですので。
失礼します。
メカ関係の作画に関しては、流石に安定のサンライズらしいなと言うことで今後も期待しているのですが、戦う理由を他人に求めている間は、それが良い事だと思ってやっているにせよ、利用されているにせよ、主人公の心の動きとしては薄っぺらく感じられてしまいます。
もちろん、それは個人的な好き嫌いの問題ですし、ハルトにしてもショーコを殺されて復讐するつもりが復讐する必要自体無くなった、という状況の変化があったが故の不可抗力であることも重々承知なわけですが、エルエルフとショーコが一足飛びに状況を変化させていっているのに対して、ハルト自身は心の整理をつける間もなくそれに翻弄されるのみ、という感じで、むしろヒロイン、或いはお客様ポジションに甘んじているのにモヤモヤさせられてしまいました。
この辺りは火仮様がおっしゃるとおり、この三角関係の変化自体が見所となって来る為の土台作りであるとも言えるわけですが。
ロボットアニメである点を重視するか、学園モノであることを重視するかは人それぞれですし、アニメファンとして何をモノサシにするか（自分だとガンダムシリーズになりますがｗ）によっても、感じ方や評価は千差万別だと思いますし、最適な答えも人それぞれだと思います。
それを踏まえた上で、ブログ感想書きとして何を書くのか？と考えた場合、原作無し作品については、今後の展開予想と、登場キャラのこの言動が格好良かった、惹かれた、といったプラス要素、或いは、納得行かなかった、面白くなかった、といったマイナス要素がメインになってくる感じですね。
初見なので印象に残りやすい部分でもありますし、読者さんとの共感が得やすい分、記事としてまとめやすいのが大きなメリットですね。
というか、一般的な見解を述べるだけなら、わざわざ感想ブログを立てる必要もなくなってしまうので、その中で如何に自分自身の考え方や個性を出していけるかが腕のみせどころかと思うわけですがｗ
SF描写についての考察や、制作スタッフさんに焦点を当てた作画のポイント解説といった書き方もあると思いますが、自分は不得意なので、そっち系はトラバを頂いている他のアニメブロガーさん任せで申し訳ないかも。
久しぶりにプラモ買ってみようかな的な格好良さは感じているのですが…鎌とかケレン味があってカッコいいしｗ
余談ながら、バイファムは機体とキャラが好みに合わなかったので無理、リヴァイアスは終盤の展開が突発的過ぎたので落とし所としては微妙に感じましたが、中盤以降のドロドロした人間関係は面白かった、みたいな印象ですねｗ
最近の学園＋戦争モノと言えば、個人的にはギルティクラウン（そもそもサンライズじゃないですがｗ）のイメージだったので、ヴヴヴもそっち系なのかなと思っていたのですが、国家レベルのお話になって来たのは意外でした。
閑話休題。
小規模なコミュニティである学園内での人間関係を描くのと、国家間紛争での権謀術数では、色々と勝手が違うというか、同じ理屈を当てはめて考えるのは無理があると思うのですが、今回のエピソードでは学生レベルの判断基準で国家独立を成し遂げよう！みたいな方向に話が進んでいたので、そこに上手い理屈をつけて説得力を持たせてくれることに期待ですね。