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とある魔術の禁書目録第24話(最終回)『虚数学区・五行機関』の感想レビュー

2009年03月21日 01時02分12秒 | とある魔術の禁書目録&超電磁砲
氷華編のラストにしてアニメ1期もコレにて完結なお話です。
というか、エンディングの後のサプライズが大きすぎて、ちっとも終わった気がしないという嬉しい誤算が!
\(^_^)/

シェリーの戦う理由は、科学サイドと魔術サイドが近付くことを防ぐ事でした。
かつての自分とエリスのような悲劇が起こらないように、はじめから両者が近付かないように対立させるという手段に出たシェリー。
なんの未練もないなら、そもそもゴーレムにエリスという名前を与えることも無かったかもしれません。
上条さんの言うとおり、初めから自分の行動が正しくないと判っていながら、それでも行動せずにはいられなかったシェリー。
その方法自体は間違っていましたが、彼女自身も被害者だという事には同情を禁じ得ません。
そこまでエリスの事を思えるのなら、氷華やインデックスを害そうとする事に、もう少しためらいを覚えていい気もしますが、その葛藤も含めて彼女の精神は追い詰められていたと考えるのもアリかもしれません。
上条さんはシェリーに容赦なくグーパンチを入れてしまいます(^_^;)が、その制止があったからこそ、彼女はそれ以上無茶を続けずに済んだとも言えると思います。
復讐のみを追い求める人生から解放されたという意味では、単に撃退されたのではなく、上条さんによって彼女は救われたと考えて良いかと。
そのキッカケはインデックスとのやり取りだった訳で、キレイな伏線だったと思います。
魔術的な位置の初歩すら知らない上条さんが、そこまで瞬時に判断出来たのは流石に出来すぎな気もしますが、そこは土壇場での頭の回転力が凄まじいという設定で。
(^~^)

結果的にはシェリーが気絶した事でエリスへの遠隔操作が切れ、自動制御モードになってしまったため、インデックスの強制詠唱が通じないようになり、かえってピンチになってしまう訳ですが、そこにはトモダチを救いたい一心の氷華が駆けつけてギリギリセーフ。

まともにエリスの拳を受け止める氷華でしたが、押さえきれるのは片腕のみ。
もう片方が襲いかかって…という所で上条さん登場!
お約束ながら主人公らしいナイスな展開で格好良かったです。
(*^-^)b

インデックスを助けるために、見られたくない姿を見られる事になった氷華。
強大な力を持ったとは言え、悩む気持ちは人間そのもの。
『お前は人間だ。』という上条さんのセリフは心からの言葉であるとともに、氷華が本当に待ち望んでいた言葉だったとも思います。
氷華を抱き締めて安心させてあげたいと思いつつも、うっかり触って消えさせてしまっては大変と、あげた右手を持て余してしまう上条さんがちょっとニヤニヤでしたが、『まだ幻想は終わっていない。』という言葉通り、インデックスが氷華を思う気持ちも崩れさることはありませんでした。

氷華の存在が、人工的に天界を作ろうとするアレイスターの手によって、意図的に誘導された結果だという裏の事実はあれど、種族の垣根を越えて通じ合った2人の友情は真実のものであり、それは氷華が姿を消した後にも、インデックスの心から消えることは無いという訳ですね。

『また、遊んでくれるよね?』

『…もちろん!』

ラストを飾るに相応しい、キレイなエンディングだったと思います。
上条さんが小萌先生と姫神に殴られるシーンが間に入った時は、ひょっとしてアニメ版では氷華が消えないまま残ったりするのかしら?と一瞬期待してしまったのですが、原作に忠実に作るというスタッフの方達の言葉通り、別れもキチンと描かれていましたね。
2期以降も続くならその方が良いでしょうし、ずっと後に氷華と再会出来る日を楽しみに待ち続けたいと思います。

というか、エンディングのシャワーシーンもサプライズでしたが、とある科学の超電磁砲(レールガン)アニメ化決定が超ウレシスヾ(≧∇≦*)ゝ!でした。

全編美琴の活躍がメインの番外編は、本編とはまた一味違った名作になりそうで楽しみですね。

もちろん、大覇星祭の準備や、まさかのローラ登場など、コレで2期があるのはほぼ確定でありけるのことよ?と言わんばかりのエピローグからも期待は膨らむばかりです。

この作品の映像化は不可能とまでウワサされていた『と禁』でしたが、序盤がややスローだったかも?という部分を差し引いても、満足度の高いアニメ化だったと思います。
スタッフの皆様には感謝と敬意を贈りたい気持ちで一杯です。

最後になりましたが、記事をお読み頂いた皆様にもお礼の言葉を申し上げたいと思います。
ここまでお付き合い下さいまして本当にありがとうございました。
m(_ _)m



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