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彼女はつっこまれるのが好き!3巻の感想レビュー(ライトノベル)

2011年03月17日 17時59分19秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ、『彼女(アイドル)はつっこまれるのが好き!3』(サイトーマサト先生原作、魚先生イラスト)が発売中です。

表紙はコスプレ状態のまどか。
いわゆる『ドキッ!女だらけの水泳大会(ポロリもあるよ)』が舞台になる今回のお話とは言え、劇中作品のコスプレを組み込むのは、かなり強引な気がしなくもないですが、見た目的に可愛いので無問題でしょうか。
欲を言えば、水着は水着で、コスプレはコスプレでと、両方のパターンをじっくり見せて頂きたかったわけですがw

お話的には、ラジオのDJとしての相方役も板についてきた主人公の良人が、アイドルとしてのまどかだけではなく、素のまどかのこともクラスメイトたちに知ってもらって、普通の友達になってもらおうと奔走するという展開です。
まどかの誕生日ということもあって、うまくプールの賞品付き大会に参加することを決めたは良いものの、ドタバタ騒動がまきおこるのであった…という説明でほぼ全ての内容をネタバレしてしまったかも(汗)

というか、ラブコメらしく、主人公とヒロインの仲が少しずつ近付いてくるのは良いのですが、主人公が普通に善意で動いたらヒロインもそれを受け止めてハッピーに、という流れがとてもオーソドックス過ぎて、特に危なげ無く読み終わってしまったのは良し悪しかなと。

DJシーンのテンポ良いボケ&ツッコミのクオリティは依然安定していますし、サクサク楽しく読み進められるのは大きなメリットですが、キャラの成長であったり、今後の目標がどうこうといったあたりは特に進展がなく、この巻が無しで2巻の後に4巻が来たとしても問題なく読み進めていけそうな予感が。

オリジナリティを出せそうな源太さんの扱いが相変わらず出落ち止まり、今回掘り下げが進むと思われた芹沢さんのイベントも必要最小限となってしまったのは流石に残念でした。
魚先生の美麗イラスト効果で、女性陣のサービスカットが全体的に高レベルなのはありがたいですが、そろそろ3巻ですし、シリーズの方向性みたいなものが見えてきてもいい頃なのではないかと。

脚本としては面白いですが、読み物としてはラブ寄せなのか声優ネタ寄せなのかがモヤモヤしたままな感じだと思われ。
しぐれよりも攻撃的なライバルポジションのキャラを出してテコ入れ…みたいにすると、安易な感じになってしまう危険はありますが、このままボケ&ツッコミオンリーでぬるま湯状態を維持するのか、熱さを加えていくのか、次巻である程度決まって来ると良いなと思います。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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