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『生徒会の一存』1巻の感想レビュー(コミック版)

2009年05月09日 02時03分22秒 | コミック・雑誌
角川コミックスドラゴンJr.のコミック、『生徒会の一存』(葵せきな先生原作、10mo先生作画、狗神煌先生キャラクター原案)の1感が発売中です。
アニメ化も決定済みで、生徒会シリーズの知名度もかなり高まっているのではないかと思います。

表紙は、生徒会シリーズと言えばこの人、桜野くりむ会長が大・降・臨!
彼女の一言からお話がスタートする事が多い本作では、まさに看板娘的なポジションにいるヒロインですね。

生徒会シリーズと言えば、くりむ会長を筆頭に、初期の知弦、副会長の深夏、会計の真冬と4人の美少女達に囲まれた生徒会室で、もう1人の副会長である主人公の鍵が、『美少女ハーレムを作る』事を目標にしつつ、ひたすら様々な雑談を繰り広げるという独特な作風が持ち味。
雑談の中に、オタクネタやシチュエーションが盛り込まれているのがミソで、アニメやゲームに詳しい人なら、思わずあるある~とニヤニヤしてしまうネタが多くて面白いです。

キャラクター同士の掛け合いが面白い本作には、吹き出しとイラストで表現の幅が広まるコミックというメディアに相性が良い印象を受けました。
セリフだけでなく顔芸まで付いたりと、視覚的にも笑える演出が増えたのは良かったです。
流石に版権ネタは抑え気味ですが、それ以外のボケ&ツッコミはテンポ良く描かれていて好印象でした。
アニメになったら更に凄そうかも。

デザイン的には、ラノベ版の狗神先生のイラストとはまた違った印象ですが、細かな仕草や鍵の妄想など、今まで頭の中でイメージするしか無かった部分もバッチリ描き込まれていたので、予想よりすんなりと受け入れる事が出来ました。
あの残響死滅(エコー・オブ・デス)も大画面で活躍し、イケメンっぷりを十二分に発揮ww
まさかの濃厚BL展開に吹きました。
…ちょ、乳首修正!?って、男キャラオンリーww
(^~^)
それは例外としても、生徒会の美少女達が常にページに描かれていることにより、全体的に華やかな印象なのが良い感じです。

章のタイトルはくりむ会長の名言風セリフに変わったりしていますが、原作ラノベのエピソードを再現したお話が多いので、原作ファンの方は両者の違いを、未読の方は新鮮な気持ちで楽しみながら読むことが出来そうです。

原作のプロローグやエピローグに関する部分はカットされ、いわゆる企業編エピソードについては1巻では触れられていませんが、その分ギャグパートを素直に楽しめる感じになっていて、丁度良いまとめ方になっていると思います。

原作ライトノベル1巻の発売からまだ1年と少ししか経っていないのに、この人気。
飛ぶ鳥を落とすかの勢いで駆け上がる生徒会シリーズは、まさにコレからが旬の作品だと思います。アニメの予習用にも是非、チェックなさってみて下さいませ。
三 (/ ^^)/



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