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狼と香辛料Ⅱ第7話『狼と戯れの日々』の感想レビュー

2009年08月20日 15時46分21秒 | 今まで見てきたアニメ
人気キャラエーブの初登場回です。
男性のような装いですが、ホロが見抜いたようにその正体は女性。
今後のロレンス達との関わり方が気になりますね。
でも、今回はぶっちゃけずっとホロのターンだったりww
前回までのエピソードでいちゃつけなかったのを取り戻すかのようなスーパーイチャイチャタイム(歌劇付きww)は必見です。
(*^-^)b

穏やかな旅路を続けるロレンス達は、北の街レノスに到着。
材木と毛皮で有名なレノスですが、同じ行商人を生業にする者達が街の外で集まっていたりと、どこか不穏な空気に包まれていました。
…というか、行商人の皆さん目つき悪すぎww

街中で仕入れをする際に必要な“外地商人証明札”を受け取る際、ホロの尻尾が見付かるという非常事態が発生したものの、“安物の狼の毛皮”と勘違いされただけで事なきを得ることに。
かなりご機嫌斜めなホロでしたが、宿でロレンスが尻尾を褒めてくれたので、ひとまず溜飲は下がったご様子。
ワザと尻尾をちらつかせて、ロレンスを誘導しているホロと、そんなホロの考えを理解した上であえて乗ってあげるロレンスの関係が微笑ましいですね。
件のシーン以外でも、ホロの意図を汲み取った上で自分がどんな態度で答えるかを思案するロレンスという構図はこの作品の定型パターンと言える訳ですが、今回の対応はホロにとっても及第点のものが多かったご様子。
出会ったばかりの頃のようにやりこめられてばかりの関係から比べると、かなりロレンスがホロの扱いに慣れてきたこともあるでしょうが、2人がとても気心の知れた関係になっていることが判りますね。
相手が自分に対して何を思っているか、どう行動して欲しがっているのか見極めながら接する様子は、まるで恋人か、長年連れ添った夫婦のような温かな関係だと言っても良いかも知れませんね。
寝坊して豪華な食事をおごらされる羽目になったのはご愛嬌といったところでしょう。
(^~^)

歌劇風のやり取りでは、ホロの手の甲に口付けまでしてみせたロレンス。
多少気障っぽいとはいえ、ホロも予想以上に動揺してしまった訳ですが、そこで終わらずロレンスが自分の言で赤面してしまうまで会話を続け、イニシアチブを奪い返してしまうあたりがまたホロらしいですね。
尻尾は口ほどにものを言うという感じで揺れまくりなあたりも描写が細かくて良い感じでした。

宿の主人、アロルドの情報でリゴロという年代記作家の存在を知ったロレンスでしたが、リゴロは50人会議のメンバーで多忙の身。
リゴロの記録以外に過去を知る者が居なくなっていることにアロルドも驚きますが、当事者であるホロには更にツラい状況ですね。
震えるホロに手を重なるロレンスが、頼りがいがあって良い感じです。

外へ出た2人は同じ宿に止まっている人物、エーブと遭遇。
自分を見つめるエーブが、実は女だと見抜いたホロでしたが、エーブがなぜそんな振る舞いをしたのかという理由は判明せず。
人ならざる者の気配を感じないとの言葉もあり、まだ重要な存在らしさは感じさせませんが、何か理由はあるのでしょうか?

リゴロと会うにも、50人会議の書記である彼との接点があるわけでなく、ならばまず街の様子に探りを入れようと考えるロレンス。
あわよくば儲けにありつきたいというのは、一見貪欲に見えますが、良き商人としては正しい姿勢と言えるでしょう。

ホロ自身がかつてこの街に訪れたかどうか判別がつかなくなってしまうほどに、人の手によって様変わりしてしまったレノスですが、そんな人によって新しく作られた港になら、多くの情報が集まることもあるかもしれませんね。
並んで港に出掛ける2人には、前回の騒動を通じて得られた信頼感が見える気もしました。
ホロの言うとおり、ほどほどに儲けつつ、ヨイツの情報も得られれば良いのですが…。

次回、第8話、『狼と蠱惑的な旅人』

今回出し惜しんだ分、ますます次回以降のエーブの活躍が待ち遠しいです。

あまり関係ないですが、劇中の温めた葡萄酒やニシンのパイがとても美味しそうに見えた件ww
細やかな描写は北国らしさを上手く演出していて好印象でした。



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