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鮮血のエルフ2巻の感想レビュー(ライトノベル)

2015年07月15日 23時01分44秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ、『鮮血のエルフ2』(藤原 祐先生原作、kona先生イラスト)が発売中です。

表紙は、エリスとミリフィカのヒロインコンビ。
美少女ふたりが寄り添う姿が、とても幻想的ですね。
絡まる蔦がエロスエロス(;゜∀゜)=3ムッハー

お話的には、対エルフ戦の最前線であるアストゼルレン大要塞へと辿り着いたイミナ達は、総大将であるダリ将軍によって、ミリフィカを騎士団長とする白狼騎士団へと編入されることに。
しかし、それは好意によるものではなく、ミリフィカを追い落とそうとする卑劣な罠で……という、黒い陰謀展開です。

イミナによるバトル無双だけではなく、仲間たちとの連携プレイや、ミリフィカによる政治的駆け引き合戦といった見どころがきっちりと押さえられているので展開が単調にならず、キャラも掘り下がって面白かったです。
特に、ライミィの軍師兼魔法使い的な才能の開花によって、ミリフィカの指揮の元、多人数での合戦が繰り広げられるシーンが増えたのが良かったですね。
それぞれがそれぞれの役割をしっかりと果たし、着々と戦果を重ねていく事で周囲の信頼を獲得し、頭角を現していく流れが王道的で、わかりやすい悪党であるダリ将軍との対比も効果的だったと思います。

子ども相手にも容赦無い悪い大人が描かれる一方、ジアドレヌ&フィーネという頼もしい理解者との交流によって得られたものも大きかったのは救いでしたね。
彼らとの出会いが無ければ、ここまでスムーズに状況を変える事は出来なかったでしょうし、その過去をイミナ&エリスの境遇とシンクロさせる演出がドラマチックで、何故協力してくれたのか?という部分に対しての説得力がとても高かったです。
いや~、愛の力強ぇわ!フィーネさんの笑顔マジステキ過ぎるわ!(*´∀`*)ポワワ

ラブコメ的には、エリスの覚悟が更に強まり、イミナも最初からそれを受け入れる気満々なので、本妻ルート一直戦という感じですね。
というか、ミリフィカが忙しすぎてヾ(*´∀`*)ノキャッキャ(´∀`*)ウフフしているシーン自体が無かったのは残念ですが、とある伏線が違う形でイミナと関係してきそうな気配で楽しみ。
縁は異なもの味なものを地で行く展開が見どころの今回のクライマックスですが、まさか間接的にそういう繋がりが浮き上がってくるとは……(゜A゜;)ゴクリ

バトル的には、中盤までは比較的和やかに進んでるなぁと油断したところへ、安定の血みどろ!更に倒せそうにない強敵上乗せ!と相変わらずの藤原先生節炸裂なハードモードぶりが(・∀・)ニヤニヤでした。
いわゆるイベント戦闘的な負け戦になるんじゃね?やっぱり何人か死んじゃうんじゃね?と無駄にドキドキさせられてしまったのは内緒w
敵味方ともにエルフの唯技の反則ぶりがしっかり強調されましたし、中盤の腹黒陰謀展開とは違った形で窮地に追いやられるイミナ達の焦りと絶望、そこからの大逆転という流れがカタルシスたっぷりで(・∀・)イイネ!!

エルフサイドのヤバそうな双子新キャラも登場、諸悪の根源の情報も少し追加されましたし、なにより既に引き返せないところまで来てしまったシルジスにも新たな動きが……と、今後が気になります。


気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。


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