gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

ゲーム・アニメ・ライトノベルの感想サイトを目指します。Twitterでもつぶやいてみたり。

進撃の巨人12巻の感想レビュー(コミック)

2013年12月07日 11時54分37秒 | コミック・雑誌
講談社のコミック『進撃の巨人』(諫山創先生原作)の12巻が発売中です。
表紙は、映画化告知の帯で隠れていますが、エレン&ミカサと巨人化した◯◯◯の背に乗るクリスタ。
エレンの両拳から立ち昇るオーラのようなものの正体が気になりますね。
※ネタバレが嫌な方は先に本編を読まれるのをオススメ。
ゆくゆくはアニメ2期の可能性も高いと思いますし、アニメのみ視聴の方もご注意を。

お話的には、ライナー&ベルトルトによって拉致られたエレンを救うべく、エルヴィン団長指導のもと調査兵団が猛追撃!
クリスタを一緒に連れて行く事にこだわりを見せるユミルが巨人と調査兵団のどちらに着くか頭を悩ませる中、大量の巨人&人間を巻き込んだ決死の大混戦へと突入していく展開です。

ライナーやベルトルト、ユミルが巨人化している時の記憶がどうなっているのかについて更に掘り下げられ、彼らが決して私利私欲のために好き好んで人間を殺す&食べるしているわけではなかったことがわかったり、彼らの行動目標が少しずつ明かされて行ったりと、シリーズ全体に関わる謎にメスが入っていくのが興味深かったです。
同じ巨人化出来ると言ってもライナーたちとは違う勢力に所属しているユミルの行動が色々と鍵を握ってくる局面なわけですが、自分よりもクリスタの生存と幸せを願う彼女の徹底ぶりは、愛の深さを感じさせてくれますね。
というか、ユミルからクリスタに対する執着が圧倒的、ぐらいの関係バランスかと思っていたのですが、クリスタの方も想像以上にユミルと一蓮托生!と覚悟を決めていたことがわかって(・∀・)ニヤニヤだった件。
ある意味、本作で一番の相思相愛っぷりと言えるかもしれませんね。
…ライナー涙目だなぁw

巨人の正体を知ったアルミンやジャン、コニー達がライナーとベルトルトを囲んで必死に叫び続ける姿も切なかったですね。
彼らのしてきた仕打ちに憤りつつも、同じ釜の飯を食った仲間として完全には憎みきれず、行き場のない怒りとやるせなさを感じながら何とかしてエレンを取り戻そうとする様子がとても痛々しかったです。
おそらくは、ライナー達が真実を打ち明けてもすぐには納得してもらえないような秘密があるのだとは思いますが、共に学んだ者同士が敵と味方に分かれて戦うというのはやはりつらいものですね。

今回も相変わらず人類の被害が甚大なわけですが、ライナーとベルトルトの抵抗のせいというわけではなく、ライナー達にも攻撃の矛先を向けてくる大量の巨人たちによる部分が大きかったのが印象的でした。
何らかの方法で従えているのかと思っていたのですが、どうやら、この巨人を操作する能力というのが今後の展開的に一番の鍵となって来そうな雰囲気&エレンの身にそれっぽい兆候が!?と、新事実が多くて驚かされてしまいますね。
多数の犠牲者を出した調査兵団のエレン救出劇だっただけに、エレンが新たに強力な力に目覚めつつあるのは喜ばしいことだと思いたいのですが、それがどうやらライナー達にとっては避けるべき事態であるようにも描かれているのが気にかかります。

バトル的には、エレンを奪われ完全にご立腹モードのミカサが鬼神の如き猛攻を見せていて怖かったwですが、そんなミカサすら絶望してしまいそうな状況に追い込まれてしまう罠。
戦闘中のダメージでもはや打つ手なし!となった彼女が、最期を覚悟してエレンに愛のこもった感謝を告げるシーンは感動的でした(*´∀`*)ポワワ
まるでプロポーズのようなセリフで返すエレンと、そこからの新能力発現&大逆転劇は、本作の大きなターニングポイントなる名場面だと思うので必見です。

因縁の巨人との再戦や、まさかの重要キャラ負傷といった先の読めない展開が続きましたが、今回の経緯を経て次巻ではまた大きな動き&新展開が見られそうで楽しみ。
アニメが終わってもまだまだ快進撃は続きそうですね。
しかし、クリスタがここまで重要キャラになるとは…流石は天使ですのう(;゜∀゜)=3ムッハー


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。


講談社コミックプラス公式サイトはこちらから


ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村

blogram投票ボタン


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。