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魔弾の王と戦姫9巻の感想レビュー(ライトノベル)

2014年05月24日 14時16分35秒 | ライトノベル・小説
MF文庫Jのラノベ、『魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉9』(川口士先生原作、片桐雛太先生イラスト、よし☆ヲ先生キャラクター原案)が発売中です。

表紙は、片桐雛太先生によるエレン。
もうすぐ10巻の大台&アニメ化目前というタイミングでイラストレーターさんが交代するということで、正直不安(というか勿体無い)だった部分もありましたが、可憐な乙女らしい部分も継承しつつ、より精悍で凛々しい雰囲気は、戦姫の強さを象徴するかのようで頼もしいですね。
まだ描かれていない戦姫のイラストにも期待できそうで楽しみ♪

お話的には、エリザヴェータの従者・ウルスとなったティグルと再会したエレンでしたが、未だ記憶の戻らないティグルの身の上を証明できるものがなく、ひとまず王位継承騒乱の解決に注力することに。
ビドゴーシュ公イルダーを追う、エレンとエリザヴェータの共同戦線の行方や如何に?という緊迫展開です。

戦姫同士が一触即発になってしまったのは、誰あろうティグルを想うふたりの愛の深さゆえなわけで、なんとも罪作りな展開ですのう(・∀・)ニヤニヤ
サーシャとも因縁のあったエリザヴェータだけに、今まではどちらかと言えば悪役っぽいイメージもあったわけですが、ウルスを相手にする時のなんとも幸せそうな様子を見ていると、このまま記憶が戻ってしまった後の別れが予感されて切なさ倍増ですわ(´;ω;`)ブワッ
ウルスを手放したくない一心で、何とか彼に手柄を立てさせ、他の家臣たちにも認めさせようと必死な姿や、時折見せる歳相応の女の子らしさにはグッと来るものがありましたし、それでも情に流されて戦姫としての役割を投げ出したりはせずに、きっちりとつとめを果たそうとするのが彼女らしく、好印象でした。
もうこのまま記憶喪失でエリザヴェータルートのトゥルーエンド目指しちゃっても良いんじゃないの!?と思わなくもないですが、どうせなら酒池肉林のハーレムエンドを目指す方向で頑張れティグル、超頑張れw

というか、上手く煽られて兵を起こしたとはいえ、イルダーが普通に実力者&良識の持ち主で、戦姫ふたりを相手にも怯まず、果敢に戦場で戦っていたのがカッコ良かったですね。
戦姫とサシで戦えるとか、黒騎士ロランぐらいの超武人じゃないと無理なんじゃね?と予想していたのですが、世界は広かったw
エリザヴェータとは元から交流がありましたし、エレンにしても事態の収拾を優先していて殺害目的では無かったわけですが、今後も脇役としてちょくちょく出て来てくれると面白くなりそうかも。

また、ウルス=ティグルについては、記憶は失っても体は覚えているのぜ!的に、何かにつけて非凡な才を発揮→手柄を立てて頭角を現してきてテンション上がりましたね。
弓の腕前はもちろん、領主としてもリム達の指導を受けながら成長を重ねてきた成果が感じられて何よりでした。
異例な出世スピードで反感を買ってしまうことを差し引いても、その身から溢れ出る英雄の資質については隠しようがない感じですね。
特に、実際に関わった相手から強い信頼を得ていくあたりが彼らしいかなと。
ティグルとしての記憶が戻ったとしても、ウルスであった時の記憶が完全に失われるわけでは無さそうですし、上手くヒロインズや両国の関係を取りまとめてくれると良いのですが…。

ラブコメ的には、エレンがメインでグイグイ行くのかと思っていたのですが、一番ティグルとの付き合いが長く、純真一途なティッタの出番が大きく用意されていてほっこりしました。
状況が大きく変わってしまったのでどう転ぶのかはわかりませんが、エレン相手に気丈な振る舞いを見せたエリザヴェータが、ティッタと出会った時にどんな反応を示すのか滅茶苦茶気になりますのうw
正妻戦争マダーw

当面の敵としてはヴァレンティナの暗躍が気になるところですが、そろそろ動きを見せ始めた某人物達と、人外サイドの勢力達がどう絡んでくるのか不明ですし、ラストの引きも予想外過ぎてまだまだ落ち着ける日は遠そうですね。
ぶっちゃけ、クライマックスのバトルシーンはシリーズ序盤の大一番を彷彿とさせるものがありましたし、いよいよか!!(;゜∀゜)=3ムッハーと思っていたところにまた一難で悔しい!…でも感じちゃう(*´∀`*)ポワワ
同時多発的に国難レベルの混乱が巻き起こってしまいそうですが、ティグルが上手く覚醒して、離れ離れの戦姫達やレギン王女を次々と救っていく展開に期待したいですね。


気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。

【PV】魔弾の王と戦姫 TVアニメ化記念 プロモーション映像


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