gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

ゲーム・アニメ・ライトノベルの感想サイトを目指します。Twitterでもつぶやいてみたり。

CtG ─ゼロから育てる電脳少女2巻の感想レビュー(ライトノベル)

2015年02月04日 02時30分07秒 | ライトノベル・小説
角川スニーカー文庫のラノベ、『CtG ─ゼロから育てる電脳少女─2』(玩具堂先生原作、bun150先生イラスト)が発売中です。

表紙は、ミーファと冬風のヒロインコンビ。
ネトゲ嫁VS幼馴染とか、普通に考えれば実体がある方を選びたくなるところですが、ミーファの中の人は実在確定&美少女で同居中ということでこれは甲乙つけ難い、むしろひとり寄越せwという感じですね。
まあ、男子高校生が女の子と毎日同衾とか、他に本命の女の子が居たとしても色々我慢できなくなってしまいそうですが(;゜∀゜)=3ムッハー

お話的には、娘となったハルハとの生活も順調、美遙もクラスメイトとして転校してきて賑やかな生活を送る遊でしたが、今度は魔法をモチーフにした世界でハダリーズ事件が発生。
ハルハがリアルで友人になった女の子・桜も事件に巻き込まれていると知った遊は、スカラベのクランプとして事件解決に動き出すことに…という展開です。

今回は、はじめから喋りまくりのハルハがひたすらかわええ!のひとことに尽きますね。(*´∀`*)ポワワ
子はかすがいの言葉通り、彼女を中心にした温かな人間関係を築いていく遊の様子は、母親を無くして孤独な生活を送っていた頃の面影をほとんど感じさせないものになっていて心温まりました。
何気に遊に惹かれ始めている美遙の描写も加わり、嘘から出た真的にカップル成立も近そうかなと思えて(・∀・)ニヤニヤでしたね。

ただ、遊本人としては、冬風との関係をなあなあにしてしまっている事が常に頭から離れない状態なので、美遙と身体的な距離が近付いても一線は越えない様に振舞っている分、思い切った進展が無いのが実情といったところかと。
安易にラッキースケベイベントに頼らず、お互いがお互いをどう感じているのかという心理描写を交えながら少しずつ相互理解を深めていく流れが丁寧で、家族愛方面での良きパートナーになっていく様子がしっかりと伝わってきたのは好印象でした。
ハルハの未来は安泰やね(*´∀`*)ポワワ

個人的には美遙を応援したい気持ちが強いのですが、過去の掘り下げといい、あのタイミングでの登場といい、いろいろな意味で美味しかったのは冬風だったかと。
てっきり、桜が今回のお当番ヒロインで、助けられて遊に惚れる系のまとめ方になるのかと思いながら読んでいたので、そういう意味では驚かされてしまいましたが、よく考えたら娘の友人に粉をかけるとか、父親としてアウト過ぎるのでこのぐらいの距離感のほうが丸く収まる感じかもしれませんねw
今後もハルハ達の事情を知るレギュラーキャラとして、ちょくちょく顔を出してくれることに期待(;゜∀゜)=3ムッハー

黒幕サイドの掘り下げも着々と進んでいく一方で、他のハダリーズと戦う事をハルハ任せにせず、遊自ら最前線で戦うスタイルなのは一家の大黒柱的でとても良かったかと。
散々ハルハの可愛い側面をアピールした後の、あの非情のOKG無双っぷりには心臓飛び出しそうになりましたが、最愛の娘にあんな顔をさせてしまうのは遊の本意ではないでしょうし、がっちり守ってあげて欲しいですね。
今回のバグ技については、たくさんプレイヤーが居れば意図的にせよ偶発的にせよ発見できそうな感じに思えたのでちょっと説得力が弱かった気もしますが、クライマックスのまさかの援軍+4ページぶち抜き演出からのトドメ!という流れは、とてもインパクトがあってテンション上がりました!
特にあの人が出てくるのはよく読むと伏線らしい事も書いてあったみたいですが、読んでいる時に全く気が付いてなかったので衝撃的でしたね。
というか、ゲームサイドでは圧倒的だったミーファの優位性が大きくぐらついてしまいそうで心配かもw
宣戦布告はばっちり終わっているので、あとは実力行使!なわけですが、こりゃ遊の異が痛くなりそうな場面も増えそうかしらw


気になった方は、是非、チェックなさってみてくださいませ。


[スニーカー文庫公式サイト]ザ・スニーカーWEBへはこちらから

web KADOKAWA公式サイトへはこちらから

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。