電撃文庫のラノベ、『新約 とある魔術の禁書目録(15)』（鎌池和馬先生原作、はいむらきよたか先生イラスト）が発売中です。
表紙は、新ヒロインの去鳴（サロメ）と明日香。
かたや素肌にレインコートのみの義妹、かたやビクビクウサギのアダ名を持つ先輩生徒会長と、オタク心をくすぐる設定が（・∀・）ニヤニヤですね。
お話的には、僧正が暴れた煽りで学校が物理的に崩壊し、急遽近隣の学校に間借りすることになった上条さんたち。
しかし、その学校には先客としてあの上里翔流が転入していて……という、呉越同舟展開です。
なんだかんだで一緒に戦う方向で進むのかな？と思いきや、去鳴の暴走で色々とややこしい状況に追い込まれてしまう上条さんに同情せざるを得ませんでしたね。
様々な思惑が絡み合って、誰が敵なのかが判りにくい状況のままいきなり突き落とされるフリーフォール的展開が心臓に悪かったですｗ
特に、上里のひととなりが掘り下がると同時に、去鳴のヤバさがわかる前座バトルが描かれたことで、こういう展開になるのかな？と予想が組み上がったあとに状況が一転する流れが鳥肌モノでしたね。
十分に伏線でヒントを与えつつも、直前までそうとは気付かせないシナリオ運びはお見事♪
日常シーンでは、ひさしぶりにクラスメイト達と絡む上条さんにほっこりさせられると同時に、某南くんの恋人状態となったオティヌスとのヾ(*´∀｀*)ノキャッキャ(´∀｀*)ウフフ、更にはロリ生徒会長いじりまで加わって終始和やかムードなのが(・∀・)イイネ!!
命懸けの戦いばかりの上条さんが、ひさしぶりにどこにでもいる普通の高校生っぽく過ごしているのが貴重ですし、宿敵である上里とも一時休戦とばかりに会話する姿は、将来的な和解の可能性を強く感じさせてくれて良かったかと。
その一方、着々と去鳴が近付いて来たり、復讐鬼と化した木原唯一が暗躍する様子が挿入されるので、破滅へのカウントダウン感もうなぎのぼりなわけですがｗ
この序盤の明るい雰囲気が、ある時点を境にどう豹変していくのかも大きな見所かと。
バトル的には、お当番回である去鳴の文字通り体を張った戦い方が狂気じみていましたが、彼女の場合、お兄ちゃんが好き過ぎて行くところまで行ってしまったわけで、ある意味では純粋そのものといった感じですね。
というか、上里勢力自体がそんな女の子ばかりを集めた集団ですから、なるべくなら衝突せずに妥協点を見つけて欲しいところかも。
幻想殺しのその先のヒミツについても色々と考えさせられるところがありましたし、単純に手で触るだけでゴリ押し解決！とはいかないことが増えてきましたが、上条さんらしい説教付きのバトルも見られたので個人的には満足。
むしろ、それを聞き入れない相手側のほうにこそいろいろ問題がある気がしますが、この戦いのあとで少しは感じるところもあったみたいですし、味方を巻き込む覚悟が出来たの分だけ、次回はより強力な敵となって立ち向かって来そうな予感が。
この辺り、頑なにヒロインズを巻き込まないように立ち回り続ける上条さんとはまた違った信頼関係を見いだせたようで何より。
しかし、今回１番戦闘力があがった人物については、致命的に道を踏み外すフラグまでたってしまったのが気がかりなところですね。
ド派手で格好良い新スタイルには、思わずデンドロビウムじゃねーか！と突っ込んでしまいましたが、精神的に新たなステージにたどり着いたというか、完全に引き返せないところまで行ってしまった感が。
これには例のアステカの人も激おこなんじゃないのとｗ
全体的には、どいつもこいつも自分の人生を贄として捧げ過ぎ！(´；ω；｀)ブワッというイメージが強まってしまいましたが、善悪の概念すら超越して最先端の木原になりつつある唯一の存在感が半端無く増したのが印象的でしたね。
理想送りまわりの展開については完全に予測の外側でしたが、今までの事件で出てきた要素も見境なくぶち込んで自分の目的を遂げようとする姿はとても木原らしく、いっそ清々しかったです。
いよいよ、アレイスターも本気で出張って来そうな雰囲気ですし、上里勢力も黙ってはいないと思いますが、科学も魔術も関係なく利用する彼女がどこまで突っ走っていけるのかは気になるところ。
来月のバーチャロンとのコラボ小説はコメディ要素多めになりそうな気配ですが、本編はガチシリアスになっていきそうで楽しみ♪
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
電撃文庫＆電撃文庫MAGAZINE公式サイトはこちらから
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表紙は、新ヒロインの去鳴（サロメ）と明日香。
かたや素肌にレインコートのみの義妹、かたやビクビクウサギのアダ名を持つ先輩生徒会長と、オタク心をくすぐる設定が（・∀・）ニヤニヤですね。
お話的には、僧正が暴れた煽りで学校が物理的に崩壊し、急遽近隣の学校に間借りすることになった上条さんたち。
しかし、その学校には先客としてあの上里翔流が転入していて……という、呉越同舟展開です。
なんだかんだで一緒に戦う方向で進むのかな？と思いきや、去鳴の暴走で色々とややこしい状況に追い込まれてしまう上条さんに同情せざるを得ませんでしたね。
様々な思惑が絡み合って、誰が敵なのかが判りにくい状況のままいきなり突き落とされるフリーフォール的展開が心臓に悪かったですｗ
特に、上里のひととなりが掘り下がると同時に、去鳴のヤバさがわかる前座バトルが描かれたことで、こういう展開になるのかな？と予想が組み上がったあとに状況が一転する流れが鳥肌モノでしたね。
十分に伏線でヒントを与えつつも、直前までそうとは気付かせないシナリオ運びはお見事♪
日常シーンでは、ひさしぶりにクラスメイト達と絡む上条さんにほっこりさせられると同時に、某南くんの恋人状態となったオティヌスとのヾ(*´∀｀*)ノキャッキャ(´∀｀*)ウフフ、更にはロリ生徒会長いじりまで加わって終始和やかムードなのが(・∀・)イイネ!!
命懸けの戦いばかりの上条さんが、ひさしぶりにどこにでもいる普通の高校生っぽく過ごしているのが貴重ですし、宿敵である上里とも一時休戦とばかりに会話する姿は、将来的な和解の可能性を強く感じさせてくれて良かったかと。
その一方、着々と去鳴が近付いて来たり、復讐鬼と化した木原唯一が暗躍する様子が挿入されるので、破滅へのカウントダウン感もうなぎのぼりなわけですがｗ
この序盤の明るい雰囲気が、ある時点を境にどう豹変していくのかも大きな見所かと。
バトル的には、お当番回である去鳴の文字通り体を張った戦い方が狂気じみていましたが、彼女の場合、お兄ちゃんが好き過ぎて行くところまで行ってしまったわけで、ある意味では純粋そのものといった感じですね。
というか、上里勢力自体がそんな女の子ばかりを集めた集団ですから、なるべくなら衝突せずに妥協点を見つけて欲しいところかも。
幻想殺しのその先のヒミツについても色々と考えさせられるところがありましたし、単純に手で触るだけでゴリ押し解決！とはいかないことが増えてきましたが、上条さんらしい説教付きのバトルも見られたので個人的には満足。
むしろ、それを聞き入れない相手側のほうにこそいろいろ問題がある気がしますが、この戦いのあとで少しは感じるところもあったみたいですし、味方を巻き込む覚悟が出来たの分だけ、次回はより強力な敵となって立ち向かって来そうな予感が。
この辺り、頑なにヒロインズを巻き込まないように立ち回り続ける上条さんとはまた違った信頼関係を見いだせたようで何より。
しかし、今回１番戦闘力があがった人物については、致命的に道を踏み外すフラグまでたってしまったのが気がかりなところですね。
ド派手で格好良い新スタイルには、思わずデンドロビウムじゃねーか！と突っ込んでしまいましたが、精神的に新たなステージにたどり着いたというか、完全に引き返せないところまで行ってしまった感が。
これには例のアステカの人も激おこなんじゃないのとｗ
全体的には、どいつもこいつも自分の人生を贄として捧げ過ぎ！(´；ω；｀)ブワッというイメージが強まってしまいましたが、善悪の概念すら超越して最先端の木原になりつつある唯一の存在感が半端無く増したのが印象的でしたね。
理想送りまわりの展開については完全に予測の外側でしたが、今までの事件で出てきた要素も見境なくぶち込んで自分の目的を遂げようとする姿はとても木原らしく、いっそ清々しかったです。
いよいよ、アレイスターも本気で出張って来そうな雰囲気ですし、上里勢力も黙ってはいないと思いますが、科学も魔術も関係なく利用する彼女がどこまで突っ走っていけるのかは気になるところ。
来月のバーチャロンとのコラボ小説はコメディ要素多めになりそうな気配ですが、本編はガチシリアスになっていきそうで楽しみ♪
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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