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革命機ヴァルヴレイヴ第24話(2期最終回)『未来への革命』の感想レビュー

2013年12月27日 11時21分24秒 | 現在放映中のアニメ
ロボットバトルアクションとしてはめちゃくちゃ盛り上がって良かったですが、ストーリーの落とし所としてはまずいというより、盛り上げるだけ盛り上げてうやむやのまま終わったので消化不良だったような気がする最終回でした。
結局、最後生き残った人々のその後も断片的に描かれただけですし、多分ショーコがハルトのヴヴヴを受け継いでカミツキになったんだろうなぁとは思うのですが、ハルトは最後にぼそぼそ喋った後絶命エンドで確定なんかな(´・ω・`)

あのエルエルフが取り乱しながらお前は俺の友達だ!(´;ω;`)ブワッとなっていたのが切なかったですし、ハルトとエルエルフの物語のラストを飾るシーンとして相応しいのは判るのですが、体を貸して戦闘技術を見切ってカインを倒す!という荒業を演じたのに代償はハルトの記憶のみ吸われるといったあたりのギミックがよく判らなかった件。
このあと、ブーケを受け取った真のヒロインであるアードライさんと結ばれるという大役を演じなければならないwのもわかりますが、マギウスと人間の関係をなんとかしたいと思っていたはずのリーゼロッテの遺志はあまり関係なしに、評議会メンバーは見つけ次第皆殺し!みたいな展開になっているのも、なんというか違和感ありまくりでした。
まあ、もともと和解とかするつもりも無かったのでしょうが、かといってヴヴヴパイロット達の不老不死が一般市民に受け入れられるのにも時間がかかったはずですし、結婚式よりはそのあたりの事情こそをもう少し細かく描いて欲しかったですね。
いや、クリムヒルト女史のドレス姿が拝めただけでも十分意味はあったわけですがw
というか、サトミ、結局タカヒとくっつくのかw
以前タカヒがハルトに気があったそぶりやら、サトミに片思いだったあの娘は無かったことになったのw

クーフィア死亡フラグは回避されたのかと思いきや、まさかのアードライとのバトルで死亡とか、中途半端に爽やかに死んでいくとか、流れにあんまり納得行かなかったでござるの巻。
イクスアインは、最後に一矢報いてカイン討伐までの布石を多少なりとも残せたので無駄死では無かったと思いますが、最後脱出ポッドで助かっていてもそんなに問題はなかったような(あれ、実は見落としてたとか?)。
というかクーフィアは、ようやく好きに戦えるようになったのなら、タガが外れて狂気一色!みたいになったほうが見ていて面白買ったかもしれませんね。

また、カインは自分の意志で戦ったからいいとして、プルーは結局ピノと一緒になれて満足したからオッケー!という具合で問題無し?
自分を閉じ込めた人間たちに対する憎しみやらでもっとモメるのかと思いましたが、ピノが人間に理解を示していたから許してやろう的な気持ちになったのかしら。
ショーコが乗る時はピノとプルーの二人分のルーン消費が掛かりそうで記憶もヤバそうに思えましたが、そのあたりのフォローもないので、勝手に想像するしか無いのが現状かと。

ラブコメ的には、メインヒロインには面と向かって告白出来ず、セカンドヒロインにはレ◯プの後に責任取らずに記憶喪失→死亡と、これはある意味、この作品で一番革命的な結末やでぇw
結局、200年後のあの子どもが誰と関係があるのかということも判らずじまいでしたし、髪の色がエルエルフっぽいから彼の子孫なんかなぁ…ぐらいの予測しか出来ないのですが、なにやら高貴な身分っぽかったですし、王族であるアードライと結ばれた説が益々濃厚かw
結婚式はカイン討伐から数年後だったのだろうと思いますが、200年後の世界にはヴヴヴパイロットやサトミといった劇中で描かれている人物以外がどれぐらい生き残っているのか気になりますね。
黄金の七人?だかの設定も結局誰だったのかわかりませんし、始まりの騎士?の石像も、ハルト達はともかく、何やら見知らぬキャラが後ろにもう少し居たような?
そういえば、何気に男パイロット全員死亡とか、ハードな状況になりましたね…。

結局、個人的に気になっていた部分は明かされないまま終わってしまったので、むしろ劇場版なりOVAなりで保管してもらえたらなぁという感じですね。
いや、そうなったらそうなったで投げっぱなしかよ!みたいな反応が多くなるからするべきじゃないだろうな~とは思っていたのですが、テレビ放映内で全部説明しきれていないのはやっぱり不満かと。
全体的に嫌いではないのですが、インパクトのある展開のみ重視されて、下地の部分は結構雑というか、視聴者のご想像にお任せします( ー`дー´)キリッ的な流れになってしまったのは残念。
映像には何の不満も無かったのですが、シナリオ的に何を一番見せたかったのかが良くわからなかった(いや、ノリ的には判るのですがモヤッとするw)ので、次回作はそのあたりにしっかりと力を入れて頂きたいところです。



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2 コメント

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永遠にして逝く華 (火仮)
2013-12-30 22:50:51
 ロボットアニメでは(とりわけ、いわゆる“リアル系”と呼ばれるものの場合)、最後ギリギリまでアクションシーンで盛り上げて、その分エピローグはざっくりあっさりというのが多いので、個人的には納得してます。もちろん色々と、もう少し説明を…と思う点もありますが。

 マリエやリーゼロッテの最期が描かれた時点でハルトのルーン出し尽くしエンドは確信してましたが、最後にエルエルフの身体で戦う、というのはこの物語の最終決戦を描く上で良い演出だったと思います。エルエルフの「お前は…俺の、友達だ…っ!」という台詞も、ベタですが胸に込み上げて来るものがありましたし。
 確かに、ハルトに自らを餌として与えていたエルエルフに記憶障害が見られないのは疑問ではありますが、他のヴァルヴレイヴパイロットには記憶の喪失が起きていないですし、まぁそういう事なんだろうと。

 個人的に残念だったのは、ヴァルヴレイヴがキルシュバオムを撃破する、という展開が結局一度も描かれなかった事ですね。話の展開上、大部隊を相手に防戦もしくは退避に徹するというパターンが多かったので仕方ないとは思いますが。
 だからこそ、クーフィアはサキかアキラに倒してほしかったところです。サキにとってはアイナの、アキラにとっては山田の仇討になりますからね。

 リーゼロッテ以外のマギウスは人間との共存を全否定していましたから、所在が発覚してしまうと対立・排除となってしまうのもやむなしかと。
 それより、ARUSの大統領が漁夫の利的な逃げ得をした感じが癪に障るというか、ちょっと腑に落ちないところですね。まぁそれも、リアルといえばリアルですが。

 会長とタカヒの結婚式に来てたくらいですから、ドルシアの中でも王党派を中心とした革命グループは神憑きに理解を示し、第三銀河帝国の存在を認め、あるいは友好関係にあるのかも知れませんね。
 逆にARUSと、ドルシアの一部はマギウスの完全排除を掲げているという感じでしょうか。
 アキラが教母を務める第三銀河帝国の“教え”というのは最後のショーコの場面から考えて、「相手がどんな種族・生命体であろうと、対話による共存を求める」といったところでしょうか。ただ、相手が戦争を仕掛けて来た場合はそれなりの対処はするよ、と。とはいえⅠ号機を動かすとあっという間にルーンが枯渇しますし、アキラは教母という立場がある…結果サキとⅣ号機が主な国防担当である、という事でしょうね。

 最終回という事で、Ⅰ号機とⅡ号機の最終対決は非常に見応えがあり楽しめましたし、冒頭に書いた通り、エピローグにも一応、納得はしてます。
 これから何らかの形で補足されるなら、神憑きと咲森学園一般生徒との和解(とくにアキラとショーコ)、アードライやクリムヒルトの「革命」、エルエルフのその後の人生、アキラが「教母」と呼ばれるようになった経緯…あたりでしょうか。それと、200年後に「王子」と呼ばれている人物の出自。
 ヴァルヴレイヴ関連でいえばピノとプルーのその後はもちろん、Ⅳ号機他、機体の改修や後継機開発など。現状Ⅰ号機のフルインパクトを除いて、単機だとキルシュバオム相手では勝てないですからね。
 そんな感じで諸々と、もう少し説明プリーズと言いたいところもありますが、「ハルトとエルエルフの物語」としては納得のいく結末でした。メカアクションも見応えがあり、個人的にはじゅうぶん楽しめた作品です(さすがに手放しで「最高! オススメ!」とは言えませんが…)

 最後になりますが、私の拙いコメントに毎回返信頂き、ありがとうございました。
 失礼します、よいお年を。
返信する
>火仮様 (gurimoe)
2013-12-31 13:45:32
・いえいえ、こちらこそ度々コメント頂いてありがとうございましたm(__)m
自分が感想を書き終わったあとは、他のブロガーさんの意見を見て見落としに気付いたり認識が変わったりすることも多いのですが、それを記事に追加したりすることはほとんどしないので、火仮様へのコメレスにあわせて補足したり出来たのは自分的にも有意義だったと思います。

ブログやツイッターを巡回したところでは、アードライについてはサキとくっついて欲しいという意見があったり、彼の子孫とエルエルフの子孫がどこかで交わってあの王子に至る説なんかもあったりと、情報が少ないからといって思考停止せずに色々と想像を広げていく方が多かったのを見て目から鱗が落ちる思いでした。
それでも、個人的にはある程度謎のネタばらしはしてお話的にオチを付けて欲しい派なので、期待していたほどの満足感は得られなかったわけですが、キャラとかロボットアクションは十分魅力的に描かれていたと思うので、なんとか後からでも掘り下げて欲しいところかなという気持ちには変わりなかったり。

メカ的には、キルシュバオムという名前自体も今はじめて知ったレベルだったり、カインの乗ってた機体がダーインスレイヴだと公式を見てようやく気付いたりという感じだったので、もうちょっと劇中内で登場時に印象づけて欲しかった気がしますね。
キルシュバオムはロボットというより兵器としての印象が強かったですし、1体のみの専用機で強力なライバル機!みたいなイメージがつかなかったのが残念でした。
ダーインスレイヴのほうは逆にめちゃくちゃラスボスの風格でしたが、ほとんど出番がなかったのが勿体無いw

多分、各キャラ視点でショートストーリーが描かれたりすればもっと掘り下げ&説得力を出せると思いますが、パッと見てパッと判るカッコよさや内容でありつつ、マニアは劇中の歴史の流れや裏設定を調べて更に深い理解を得ることが出来るというのがロボットバトルものの醍醐味だと思うので、そういう部分に拘った作品が見たいところですね。
ちなみに、冬の新アニメだと、バディコンプレックスの先行1話を見て流石サンライズ&境ホラのスタッフさんだなぁ!と期待しているのですが、録画時間集中しててぐぬぬぇ…。
バンダイチャンネルで見るしか無いかなぁw
ロボじゃなくて戦闘機ものですが、「とある飛空士への恋歌の空戦シーン」にも注目したいところです。

ともあれ、1期2期とお付き合い頂きましてありがとうございました。
最近はあまりブログ巡回出来てなかったり、更新遅めで申し訳ないところなのですが、来年も地味に更新できるよう頑張りますので、またロボットアニメ等ご覧でしたら是非コメントお寄せくださいませ(`・ω・´)ゞ
それでは良いお年をお迎えくださいませ♪
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